日教組頭への防衛相丸投げ人事は利敵行為
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「自衛官の倅」であることは野田首相にとり無形の重要資産たり得るが、それは全く生かされていないという。2月8日、産経の正論、佐瀬昌盛・防衛大名誉教授の「3人目の防衛相をどうする」を要約して紹介しコメントする。
「野田首相は就任5カ月弱にして一川、田中と2代の防衛相を製造、その都度、自分の貴重な資産をガタ減りさせた。先代防衛相は自他ともに認める素人。当代はそもそも並みの素人の域にも達していない。絶対的不適材。
初の答弁舞台となった衆参予算委では無知丸出し。連日報じられた田中防衛相の信じがたい言動には、目を掩いたくなる。いわんや現職の自衛官においておや、だ。
首相となった“自衛官の倅”に親近感を抱いた分、その首相の任命した防衛相の醜態は、彼らの気を滅入らせる。野田首相は結果として“不適材配置”をやったことを、悔いているはずなのに、“適材適所”と言い張るから、なお悪い。
原因はどこにあるか。首相自身が人選に当たらず、輿石東・民主党幹事長作成の参院枠“入閣適齢期”人材名簿に義理立てしたところにある。
“不適材”防衛相は防衛相で、世の嘲笑を浴びても切腹など思い至らない。屈辱にひたすら耐え、御役御免の日を待つのだろう。その日は間違いなく近い。2度あることは3度ある。だが、3度目の防衛相人選の失敗は致命傷になる。
素人、素人以下と2代の防衛相が続いたが、“素人だからダメ”と決めつけるのは間違いだ。問題はその素人がどういう人材かである。任命権者たる首相は、人材テストを省いてはならない。
三木内閣の坂田道太長官も就任時には防衛安保のズブの素人だった。だが、長官就任後の研鑽努力は尋常ではなかった。歴代最長不倒の2年余の任期中に庁務を完全掌握し、日米安保体制にかけがえのない功績を残した。
シュレシンジャー米国防長官との協議で、後の“日米防衛協力のための指針(ガイドライン)”のレールを敷き、“基盤的防衛力構想”を推進した。防衛白書の各年刊行化を含め、全て坂田の足跡である。それがすべてではない。
表に出ない坂田が重要だ。長官時代の坂田私文書を点検して驚いた。坂田長官は頻繁に各地の部隊を訪ね、若い隊員に語りかけ、訓練場で地べたに腰を下ろして酒を酌み交わした。“この長官のためなら”と隊員が思ったことだろう。
首相よ、3人目の防衛相が素人でもよろしい。だが、素人にもいろいろある。人柄、能力のチェックだけは怠るな。それが“自衛官の倅”を生かす道なのだ。」
考えてみると、野田首相は興石東という日教組出身の幹事長に防衛相人事を丸投げした。いかにも相手が悪い。悪過ぎる。国家の防衛を否定してきた人物に防衛相の人事を丸投げするなど狂気の沙汰だ。当ブログによく意見を寄せてくれるheveylanceさんなら、きっと意図的な利敵行為というだろう。
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