きもの日記

きものよろず相談処。あんな事こんな事何でもおひきうけします。

全体表示

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全44ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]

裏地のシミ、原因は何?

 
 
仕舞っている間にこんなシミが!
 
 
長く着ないで仕舞ってあった着物、取り出してみたら付けた覚えのないシミが出ていることはありませんか?
 
特に色の薄い着物の場合、表にまでそのシミが移ってしまった物があります。
これはそのような着物の一例です。
 
 
(二十年以上たんすで眠っていた着物です。)
イメージ 1
 
 
 
白地に黒・赤・金箔でドットが飛んでいる、とてもおしゃれな着物です。
金箔もアイロンでくっつくような樹脂の金ではなく、本金箔です。染み抜きに持ってこられた物ですが、上から何か付けたと言うようなものではありません。
同じような間隔で、何箇所かに同じシミが出ています。
 
(中綴じの糸が縫い目どうりに変色が見られます。)
 
イメージ 2
 
 
 
このようなシミの場合は、裏を見るとこのように、表よりひどいシミが見受けられます。縦に等間隔で黄変色が出ている場合の原因は、
 
① 縫い糸が変色を起こし、それが浮いてきている場合。
② 表または裏地の耳部分が変色を起こしてきている場合。
 
この着物の変色部分は、八掛部分のみに出ています。
上前オクミの裏には①の影響で出ている黄変色が見られます。
しかし、そのほかの箇所は②のようです。
 
(こちらのシミは縫い糸ではなく②の変色のようです。)
 
イメージ 3
 
 
 
イメージ 4
 
 
 
裏を解いてみると、八掛の耳部分が変色を起こしています。
 
(八掛けの耳の変色。)
 
イメージ 5
 
 
 
もう一つは、お母様が若い頃お召しになっていた、優しい柄の小紋です。
やはり同じように表に変色のシミが見られます。
 
(この着物も5年以上仕舞われていました。)
 
イメージ 6
 
 
(これも①の変色です。)
 
イメージ 7
 
 
イメージ 8
 
 
 
この着物の裏に出ているシミは、裏全体の縫い目に添って現れています。
 
(中の綴じ糸がこのように変色しています。)
 
イメージ 9
 
 
 
 
私どものように、多くの着物を扱っていると、さまざまな故障を見ることがあります。
その中で案外気付く方が少ないのが、この縫い糸の変色と、反物の耳の変色です。
着物総体の中から見れば、どのくらいの割合で見られるのかは判りませんが、
メンテナンスに出される中に案外多く見受けるのです。
 
 
何故縫い糸が黄変してしまうのか?
縫い糸の変色には、仕立ての方が糸をなめて仕立てることがあるのも、一つの原因だろうと思います。
唾液の中には、さまざまな変色原因が潜んでおり、また体質で違うと思います。
中綴じに使うシロモに変色の多くが見つかりますが、以前糸メーカーに
問い合わせたところ、糸が変色を起こすとは聞いたことがないといわれました。
 
しかし、実際にはシロモの変色は良く見受けます。
それらが全部糸をなめたから?と疑問に思います。
 
次に八掛の変色ですが、これは明らかに製造上の問題だと思います。
染め段階で何らかの残留物質が、布地に残ったとしか思えません。
 
これは八掛だけに現れるのではなく、稀に着物本体の耳に出てくる物があります。
染め工程に問題があるのではないかと思われます。
 
 
表の色が薄い色のお着物は、時々裏も良く観察いたしましょう。
もしこのような黄変シミが出ていた場合は、残念ながらその部分に染み抜きより
思い切って解いて、洗い張りをいたしましょう。
ただし、黄変色は洗い張りでは消えません、その部分は別に染み抜き(黄変抜き)
が必要になります。
染み抜き代が嵩まぬよう、早期発見で手当てすることをお勧めいたします。
 
もし今、洗い張りやお仕立に予算を掛けられない、そんな場合はとりあえず
裏地をはずしておくのが良いでしょう。
なぜなら、置いているうちに上記の様に表までシミが出てしまうからです。
 
 
思い入れや、思い出がいっぱい詰まった、大切なお着物を長く着ていただくために
目に付いた事例を載せていかなければいけませんね。
書きたいことは山ほどあるのに、なかなか手が回りません。
 
何故と言うご質問など、着物に関するご相談の窓口になりますよ。
疑問のことなど、ご遠慮なくご質問下さい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

閉じる コメント(2)

閉じる トラックバック(0)

手描き訪問着のお誂え

手描き本友禅訪問着
 
お客様からご依頼の、手描き本友禅訪問着が仕上がりました。
ご婚礼準備に夏冬の喪服、色無地、大島などお嬢様に持たせる一揃いを
ご準備するお手伝いをいたしました。
 
喪服は白生地から定紋を入れ、京都の黒染め工房の馬場さんに染めていただいております。
喪服は一生物ですから、しっかりした染と生地で作るのが良いです。
定紋とは、石持ちに抜いた染めに、後から家紋を入れるのではなく、
家紋を糊置きして黒染を施してゆきます。
このようにして染めると、あとから紋の周囲が色が違ってきたり、朧月夜のようになることがありません。
喪服は年齢なく一生着るものですからこそ、最高に良いものを作ることが一番です。
洋服の喪服と違い、流行のスタイルや体系が変わったからといっても、着られなくなることはありません。結局は経済的なものとなるでしょう。
 
色無地も紋意匠の白生地から可愛い朱鷺色に染め、縫いの一つ紋を入れました。
最近の若い方が地味系の着物が多い中、伝統的な若い方らしい色合いの
上品な色無地になり、帯合わせによって可愛らしくも、若奥様風のしっとりした装いにもなり、とても喜んでいただけました。
40代半ばを過ぎてから、一色地味に染め直すのが良いかと思います。
最初から地味にして長く着るのは、めったに着る事のない方には良いでしょう。
でも、よく着る方でしたらいつも同じより、途中で染め替えて新たな楽しみが
できることを、放棄するのはつまらないですし、よく着れば痛みや汚れも派生するでしょう。洗い張りや染め替えで新しいものに蘇る、着物ならではの楽しみを放棄してしまうのはもったいないことです
 
そして、予定外の大島。
奄美太郎さんご提供の泥大島の目を留められたお父様が、お嬢様のために今でないと出来ないからと、追加注文をいただきました。
なんと、仕立て迄すべて込みで20万円台でのご奉仕でしたから、このチャンスにとお父様が大奮発されたものでした。
地球印の手織り大島がこのようなお値段でご提供できるのは、ブログつながりでお付き合いのある『奄美太郎』さん(奄美の織元さん)からの産直販売だからなのです
 
 (麻の葉文様の大島)
イメージ 10
 
 
 
これらは一昨年ご婚礼前のご注文で、すでにお納めしたものです。
 
訪問着は手描きでお誂えとのご注文です。どのような柄行にするか、地色は等あれやこれやとご相談ををしながら決めて行き、下絵が決定したのは挙式が挙げられた後でした。
 
(白生地に青花で下絵をつけたところです)
イメージ 1
 
(上前の文様)
イメージ 11
 
 
 
イメージ 12
 
 
 
 
 
イメージ 13
 
 
 
 
まもなく懐妊されお喜びの中に、下絵が出来た仮絵羽をお見せしました。
配色や地色も決まりこれから、東京友禅の作家三辻氏の手によって、染めの作業が進められてゆきました。
この間にも、つわりがひどく外出も儘ならない時期が続いていらした中、途中経過をご覧になりたいとのご希望で、お見せしたりしながら時間はかかりましたが
大変素晴らしい薄いクリーム地色の格調のある優しい訪問着が出来上がりました。
風薫る5月にはお宮参りにお召しになるそうです。
 
 
 
(染め上がった訪問着を衣桁に並べて掛けてみました)
イメージ 14
 
 
 
 
 
イメージ 3
 
 
 
 
イメージ 4
 
 
 
 
イメージ 5
 
 
 
染め上がった後、赤ちゃん誕生をお祝いして、添えの刺繍をプレゼントすることにいたしました。
刺繍作家の吉田さんにお願いし、はんなりとした優しい刺繍が施された
とても上品な作品が仕上がりました。
 
 
(白の菊に金駒刺繍)
イメージ 6
 
 
 
(花びらと中心にも縫いを)
イメージ 2
 
 
イメージ 7
 
 
イメージ 8
 
 
 
(家紋を地色の濃淡暈しに縫いで入れました。仕立前の状態です)
イメージ 9
 
 
 
昨日、ご両親と新米ママに抱かれた可愛い赤ちゃんもご一緒に、
仕上がった訪問着を、お引取りにご来店なさいました。
可愛い赤ちゃんは女の子です。
来月にはお宮参りにこの訪問着で行かれるそうです。
お宮参りの産着は、ママが使われたもので、三歳のお祝いにも着られてあちこち
シミになっていましたが、綺麗に染み抜きをいたしました。
 
最近はこのように誂えで作られる方が少なくなりました。
誂えはとても高価なのではないかと思われているようです。
しかし、同じランクのものなら染め上がりを買われる方が高いと思います。
お値段を聞かれたらきっと驚かれると思います。
興味のある方はお問い合わせ下さればお教えいたしますよ。
ご注文主様に申し訳ないので、内緒コメにてお答えいたします。
 
 

閉じる コメント(6)

閉じる トラックバック(0)

卒業式の季節

 
卒業式そして考える
 
 
今年も卒業式の季節がやってきました。
街には袴姿で、晴れの式典に臨まれるお嬢さんたちが、目に付くようになって来ました。
一番初めの頃は、色無地に袴頭にはリボンが主流で「おはなはん」のようなスタイルが、しばらく続いていたように記憶しています。
何時の頃からか、着物の袖丈が長くなり袴にも暈しや刺繍が出て来ました。
 
レンタル屋さんに卸す問屋は、売るためには次々新作を考え出し
ファッション雑誌などに載せて、今年の流行を作り上げてゆきます。
商売ですのでそれがいけないとは思いませんが、
私の趣味では有りません。
当店にあるレンタル袴は無地オンリーです。
着物も正絹の無地や小紋・絞りなどですが、基本的に着物はお家にあるものを使うことを、お勧めしています。
 
普段着物をお召しにならないお宅でも、たいてい何枚かの着物はお持ちです。この着物たちをたんすに寝かせておくだけではもったいないとは思いませんか?
私はこのような着物をぜひ晴れの日に、着ていただきたいと思うのです。
しかも、自分の家の着物なら他の人と同じものにはぶつかりません。
レンタルは大量生産されたものですので、同じ学校でまったく同じスタイルに出会うこともしばしば見受けます。
 
本来着物は大量生産されるものではなかったので、同じものを着た人と遭遇することはありえませんでした。
ですが、既製服で育った世代には、あまり抵抗感がないのかもしれません。
 
 
片隅の小さな店で時流に乗り遅れたことをほざいているようですが、
やはり自分の趣味趣向に合わないものを、大事な門出のセレモニーである
卒業式にお勧めしたくないのです。
頭には満艦飾のスタイルで、化繊の派手なプリント着物、袴にも柄があり
おまけコサージュを付け着物の衿は抜き・・・・ため息が出てしまいます。
 
袴の時に着物の衿を抜くのはいつごろから始まったのでしょう?
そう言えば振袖の時も衿を抜きすぎの方が多くなりましたね!
衿を抜くのは色気を見せるためです。
奥様でも、堅気の奥様の着付けでは衿は抜きすぎません。
まして、お嬢さんの場合は衿は振袖で少しだけ、袴では衿をつめて着る
これが上品に見えるコツでした。
 
最近の着付けは、袴でも衿は抜き、お化粧は水商売風!
卒業式だか置屋さんの会合だかわからないような風情!
苦言を言わないと気づかない方もあるようなので、言わせて頂ます。
 
このような風潮に逆らって、当店では私好みの無地袴しか置いてありません。
ご相談に見えた方には、お家にある着物を着るように勧めますが
それで借りて下さる方は、たいていがご自身で着物に対する愛着や好みがきちんとある方です。
着付けも頼まれますが、袴は簡単ですからお家で着ることを進め
着方もお教えしています。
 
10日にもお二人の方が、お母様の着付けで行かれました。
一週間前には貸し出し、練習に時間をお持ちいただきます。
一人の方は、当のお嬢さんが忙しいため、ご主人を練習台になさり
当日朝お立ち寄り下さいましたが、少し手直しをしただけで綺麗にお召しでした。
お母様が卒業式に着られた思い出の無地の着物に緑の袴でした。
袴の返却に来られた時、お母様がおっしゃられたことは
「大勢の袴姿の中で同じような方が多かったので、かえって清楚で且つ上品に見えました。」と、大変喜んでいただけました。
 
もう一人は、保育園の卒園におばあちゃまが子供時代にお召しだった
四つ身の着物に袴だけお貸ししました。
この方もご自分で着せられました。
子供なので刺繍の入った可愛い袴です。
この子のお姉ちゃまが、昨年小学校の卒業式に袴を借りに来られ
お母様に着付け方を教えているうちに、自分で着ることを覚えられ
当日は自分で着て卒業式に出席されました。
 
このように自分で着る、お母様が着せる、そして着物に親しんでいただくことで、本当の着物人口を増やしてゆくことが大切に思えます。
一時の儲けより日本文化である着物を、もっと身近に感じていただければと思っています。
当店の貸し出し料金の平均は5〜6,000円です。
 
それでも流行に乗らないで自分好みを通しているせいか、ワン シーズンに4〜5枚しか貸し出しはありませんが、それで良いと思っています。
こんな頑固なやり方の店があってもいいですよね。

閉じる コメント(14)

閉じる トラックバック(0)

地方自治が今面白い!

 

市民と市長の討論

11日土曜日、公共施設の今後のあり方をテーマに、市民と市長の討論会がありました
なんと、その討論会にきもの工房は参加したのでございますよ!
 
私の住む東京郊外のこの市は、私が小学生だった頃には、遠足で来た思い出のあるような、ハイキングコースのある里山に囲まれた田舎だったんです。
高度成長の前くらいから、都市計画により開発され、住宅公団今の都市機構の
ニュータウン計画により開発された町なのです。
 
なので、人口が23,000人くらいの郊外の町は、以来急速に発展し人口が急増
学校は出来るは、公民館は出来るは、コンサートホールを備えた会館は出来るはで
一気に都市化して、市となり人口も14万人を数えるようになったのです。
 
それから30年余りが経過し、それぞれの施設が補修を必要となった現在
少子高齢化を迎えて、財政も降下をたどってきているのです。
それはどこも同じなわけですが、少し違うのは同じ頃に一気に出来た施設ばかりを抱え、一気に補修の予算がかかるということです。
 
そして多分にもれず、この市にも少子化の波が襲い、小中学校の何校かは
廃校になっているのです。
 
これらの施設を存続するのか、売却するのかまたは、良い利用方法を考え
有効活用してゆくのかを、市民に問い意見を聞きたいと言うことで
この討論会がもたれたのです。
もちろん打ち上げ花火のように、一回きりの物ではなく今後第二回目以降も
続くようです。
 
えっ〜・・・・・市政などにもかかわるほどの、見識を持った人だったんだ!
なんて早とちりはしないでくださいね。
じつは、わたしめ市役所からランダムで引き当てられた市民だっただけ。
普段ほんの少しの関心を持つ程度、なにをってただ選挙だけは欠かさず行くけどね
あとはお任せしま〜す。だったのです。
 
この会は、私のようなランダムくじ引きと、自己応募の方の出席なのです。
当然応募の方は、知識も見識もあり、発言内容も立派で関心しきりでした。
女性の出席者は、私を含めて二人だけ傍聴も女性は二人くらいだったように思います。
年齢は80代の方から高校生の男の子まで幅広く居ました。
朝9時からお昼までの討論会で、普段あまり考えなかった市の予算のことや財源のことがわかってきて、とても面白くまた真剣になりました。
 
新しく選ばれ二年目になる市長は、とても端切れの良いさわやかな方で、この市長なら市民の意見が言いやすくまた、真剣に耳を傾けてくれそうで、市民としても責任を感じました。
これを機会に私も市政をきっちり見て、意見があれば言わせていただきたいと思いました。
このようなことを考えた市長さんに、拍手を送りたいです。
 
だけど・・・・・選挙の時には市長に入れたかなぁ〜?
誰が出ていて、誰に投票したか・・・・・覚えていないんですぅ〜(_ _;)
 
だけれど、このような機会があると私のような、ノーテンキでノンポリの
おばさんにも政治に関心が向くことがよく解かりました。
他の市でもと言うか、都政こそ広く都民の声を聞いておくれぇ〜石原さん!
 
 
 
 
 

閉じる コメント(10)

閉じる トラックバック(0)

天国民アメリカ公演が現地TVに!

 
 
 
 
ゴスペルグループ天国民アメリカ公演
 
昨年10月末の記事にした石井マレさん率いる
ゴスペルグループ『天国民』が、アメリカのTVに
出演しました!
 
こちらのURLで動画をご覧になってください
  
 
 京王線仙川にある、ライブカフェ「キックバックカフェ」
ここを拠点に活躍している『天国民が』アメリカLAツアーで、大成功を収めました。
和太鼓の大音響ではじける客席。
津軽三味線の力強い音色。
 
 
アメリカの観客たちには、どれも驚きのリズムだったに違いありません。
昨年キックバックカフェのオーナーで天国民のリーダーで作家でもあり
恋愛カウンセラーそしてキリスト教の牧師という多彩な才能の持ち主の
石井希尚さんことマレさんからお電話を頂ました。
 
 
アメリカ公演の衣装にする着物素材でのご相談でした。
しかも11月には、ツアーに先駆けての渋谷でのライブもあるとのこと、
どのような内容で、どのような衣装をという要点を伺い、
あれこれと素材になりそうなものをかき集め、衣装製作デザイナーの
方との打ち合わせに駆けつけた事から始まりました。
 
 
使う材料が決まってゆき、そのほかの衣装デザインから判断して
材料入手のアドバイスなども少しさせていただきました。
 
 
このようなお話は、普段私が手がけている着物のリメイクとはまた違い
どのような舞台になるのか、どのように見えるのか、私までドキドキ
するような、とても面白く刺激的なものでした。
 
 
この衣装のことで、ハリウッドのメイクアップアーチストで
舞台演出も手がけられる、カオリ・ナラ・ターナーさんが私の店に
来て下さり、マレさんの奥様でボーカルのくみこさんの衣装の
担ぎを追加で急遽作ることになり、アメリカ公演に出発まで数日という
中で、仕立て士さんに無理をお願いして縫っていただきました。
 
 
後日このシーンの画像を見せていただきました。
暗転の舞台を尺八の音色にのって、手には提灯の灯りを頼りに
白の担ぎを頭にかむったくみこさんが登場してきます。
舞台中ほどに差し掛かり、提灯の火に息を吹きかけ消すと
いっせいに煌くライトの灯りと、炸裂する和太鼓の大音響!
客席がいっせいに「うを〜!」と、どよめきました。
 
 
私はゴスペルでこのような演出、また、このような旋律は体験したことがありません。
天国民の皆さんの素晴らしい構成と演奏、
さすがアメリカのエイミー賞受賞者カオリ・ナラ・ターナーさんの演出。
きっとアメリカの観客の方たちも、皆さん始めてみた和ゴスペルに
魅了されたことでしょう。
 
 
このアメリカツアーが、現地テレビで取材され放映されました。
 
また、天国民のホームページに掲載された、アメリカツアーの様子も
転載させていただきます。
 
 トーク

オープニングから、いっきに駆け抜けてきた前半が終わり、マレのトークタイムへ。

被震災害に見舞われた日本のために祈り、支援活動を展開してくれたアメリカへの感謝を述べると大きな拍手が巻き起こります。

そして、陸前高田出身のキックバックカフェスタッフ、カナの話から、そのご両親たちが体験した生々しいストーリーへと話が進むと、会場は静まりかえり、マレの話に耳を傾けていました。涙する人々の姿も多くあります。
そしてマレは陸前高田の人々に約束したことを果たしました。
彼は10月に行われた陸前高田の広田地区にある黒崎神社の例祭での奉納演奏の際に、会場に集まっていた多くの人々の前で約束したのです。

それは、震災の中で見た大和魂のことです。
このような大災害の中でも、神を呪わず、むしろ、生かされていることに感謝して、前に進もうとしている日本人の魂こそ、世界に誇れる大和魂だと。それを東北の人々の中に見たのだということを、アメリカの人々に伝えてくると。

 
彼はその言葉どおり、今回の7公演すべての会場でそれについて触れました。
「アメリカの人々はキリスト教徒だといいながら、自然災害の中で水を求めて銃で撃ち合う。
しかし日本人はキリストを知らなくても、そのようなことはしない。もし日本人がキリスト無しで神を称えることができるなら、みなさんはもっとそうでなければならないのではないか!」
プリーチャーマレからのアメリカ人に向けて手厳しいメッセージ。
果たして人々は受け容れてくれるのか・・・英語の分かるスタッフはハラハラしながらその場を見守っていました。
すると会場から大きな拍手が・・・。
 
 
 
 
終演後「アメリカ人の中には、あなたの話に反発する人もいるだろう。しかしアメリカ人は、こういうことを教えられなければならない。あなたの勇気に感謝する。これからも、言い続けて下さい」
そんな励ましの言葉をかけて下さる方々が大勢いました。

今回最も人気が高かったのがこの曲。
秦氏がシルクロードをわたって日本にやってきた旅をテーマに書かれたものですが、苦難を乗り越えて自由を得るという歌詞の内容が、
経済的な苦境に立たされているアメリカ人の心情にぴったりはまったのでしょうか。人々は、立ち上がり、両手を挙げ、また涙して、この曲に心を合わせていました。
 
 
 

 

閉じる コメント(8)

閉じる トラックバック(0)

全44ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]


.

kimono_koubou_2
人気度

ヘルプ

Yahoo Image

ブログバナー

  今日 全体
訪問者 6 55228
ブログリンク 0 120
コメント 0 4664
トラックバック 0 34
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

標準グループ

ケータイで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

URLをケータイに送信
(Yahoo! JAPAN IDでのログインが必要です)

検索 検索

開設日: 2005/12/7(水)


プライバシーポリシー -  利用規約 -  ガイドライン -  順守事項 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2012 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.