きもの日記

きものよろず相談処。あんな事こんな事何でもおひきうけします。

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2010年1月18日

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トーク&ライブショーは、無事終わりました。

    

1月9日の『トーク&ライブショー』は、無事終了いたしました!


私にとって、初の試みでした『トーク&ライブショー』は、多くの方のご協力により、
無事終了する事が出来ました。

そもそも、このお話を戴いた『キックバック・カフェ』のオーナーに、きものについての
お話をしたことがきっかけで「ぜひ、ここでその話をしてください。」と、
いっていただいた事から、端を発しました。

オーナーのマレさん事、石井希尚さんは『この人と結婚してもいいのですか』『明けない夜はない』
など、多くのベストセラーを出している作家でもあり、
恋愛カウンセラーでミュージシャンで牧師と言う、ユニークな経歴の方です。

そしてこの、カフェはライブが出来ますが、そのライブコンサートのジャンルが幅広く、
ゴスペル・クラシック・ジャズ・童謡・奄美の島唄・邦楽・トークと、
マレさんの人柄とお店の雰囲気のよさに惹かれて集まる、お客様、出演者でいつも
驚くような、プログラムが展開されています。

中には、アメリカのグラミー賞受賞アーチストが、キックバックに出演のため来日するなど、
ビッグな方たちが沢山出演された、実績ある舞台なのです。
このような方々が出られた舞台に、立たせていただきお話の機会を戴いたことに感謝でいっぱいでした。

お話が決まってから、どのような物をお見せして、どのように話をすればよいかを
夢中で考え、準備を進めていきました。
でも・・・・私のような無名のおばさんが、果たしてお客様を呼ぶ事が出来るのかと、
直前になってくると、不安でいっぱいになってきます。

そしていつもの、のろまな性格が出てきてなかなか準備が進みません。
すべての準備が整い荷物を運ぶだけになったのは、当日早朝です。
前日は、3時間の睡眠でした!

当日は眠そうな顔ではどうしようと、朝風呂にゆっくり浸かり身支度をして出かけました。
主人に荷物運びを頼み、私は電車で出かけましたが、眠くて乗り過ごしそうになること2度・・・!
何とか目的地に着きました。

早速お昼を戴き、お手伝いくださる江戸友禅作家の三辻夫人とプロデューサーの方との
打ち合わせ、バタバタと準備をしている間に、共演のギタリスト『いちむじん』のお二人が登場。

ライブを担当される『いちむじん』のお二人とは初対面です。
このお二人は、NHKの大河ドラマ「龍馬伝」で音楽担当をされています。
最後の場面でギターの演奏をされているのが、この二人です。
とてもハンサムなお二人は、高校時代からギターをされ桐朋音大に学ばれ、デュオを組まれたそうです。

そうこうしている内に、モデルをしてくださる方たちが来て下さり、着付けを始めます。
成人式にアンティークの黒留袖を!
これを着ていただいたモデルの方は、前々日の邦楽奏者のお嬢さんです。
青森出身で桐朋音大出身の、色白で着慣れたきもの美人さんです。
邦楽コンサートの日には、お母様が着付けた素敵なお振り袖姿でした。
一目ぼれの私が、早速口説いてモデルになっていただいたものなんです。

この黒留袖は、2尺袖で豪華な刺繍と染めの、昭和初期のアンティークです。
留袖と言うより花嫁衣裳のような豪華な文様です。

高齢者モデルもお出でになりましたが、なんとお若くてご高齢とはいえない60代の方、
80代以上の方を見つけるのは難しいですね!
この方には、薄着のお洋服で登場していただき、舞台上で色留袖をご自分で着ていただきます。
身丈は最初に身上げをし、紐をつけて子供のように簡単に着られるようしてあります。
帯はナシで上に被布を着ていただきました。
このまま結婚式にもお出かけいただけます。

七五三の子供たちにも登場してもらいましたが、
子供たちには、普段着のきものを着て登場してもらい、舞台でママたちに晴れ着に着替えさせてもらうと言う趣向に致しました。
ママたちも晴れ着の着付けは初体験。リハーサルなしのぶっつけ本番で
子供たちに着せることに挑戦してもらいました。

子供たちは、このお店の常連さんの子供たちです。
三歳の子の普段きものは、ママの手作りです。
まだこの子が赤ちゃんだった頃、子供のきものの事で話していた事を覚えていてくださり、
着せたいとの思いを持っていただいたようです。
子供の着物のパターンを売っているのだそうです。
これを求めての手作りです。洋服地でミシン仕立てで仕立てられました。
ピンクの兵児帯で、着物を着るのが大好きな女の子です。

5歳の男の子は、見るからにやんちゃな子です。
いたずらっ子のような目が、好奇心いっぱいと言う感じで、これから何が始まるのかなぁ〜?と、
この子には息子が小さい頃に、母が縫ってくれた紬の着物に、骨董市で買ってきた古ハギレの
は裏地のような生地を兵児帯代わりに結びました。

7歳の女の子には、備後絣の着物に絞りの着物を解いたハギレを結びました。
藍に赤の入った柄の絣きものは、身長150cm以上になっても着られるくらいの
本裁ち四つ身で、身丈が157cmあります。
これを身上げを二重の親子上げにして着せました。

この三人に登場してもらい、舞台上でママたちの手でお着替えをしてもらいます。
それぞれに身上げ、付紐を施してありますので、長襦袢・着物を着せるまでは
何も言わずに3人とも出来ました。
三歳の被布も簡単ですから、ママの手で準備は済みました。
お色直しで白い着物に赤い被布のN子ちゃんは、とても嬉しそうでした。

やんちゃ盛りのH君も、着物まではママがちゃんと着せられました。
袴の紐ははじめてです。手を貸して結びましたよ。
羽織も着てすっかりりりしく仕上がったH君、パパも嬉しそうにカメラを向けていました。
羽織は大人の絵羽織を縫い直したもの、袴は丸帯から作りました。

7歳のAちゃんも、着物はママの手で着せてもらい、帯結びは私が致しました。
古代紫に朱赤の絞り模様、金駒刺繍が施された、重めの正統派本裁ち四つ身です。
帯揚げ・しごき・箱迫の飾りもつけて赤いかのこの頭も可愛く出来ました。

Åちゃんに着せている間に、絣の着物の身上げを解いていただきました。
実際にどのくらいの大きい着物を縫い上げて、着せていたのかを見ていただくためです。

解き終わった着物の大きさを見て「へぇ〜〜!」と、驚きの声が返ってきました。
昔はこのようにして、長い間着られるように工夫していた物なのです。
ですから、着物は実用的且つ経済的でエコな物なんだと言う事を、実感していただけたようです。

このお話は、まだ沢山のエピソードも有りますので、写真を取り込んで後日載せようと思います。
乞う、ご期待を・・・・・??

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