きもの日記

きものよろず相談処。あんな事こんな事何でもおひきうけします。

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2012年1月5日

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新年のご挨拶を申し上げます。

 
 
新年のご挨拶を申し上げます
 
申し訳ございませんが9日までお休みいたします。
 
 
 
 
新しい年を迎え、皆様いかがお過ごしでしょうか?
昨年は言葉では言い表せないような出来事の連続でした。
おめでとうを言うには、あまりにも深い悲しみをあじわって
言葉に詰まってしまいそうです。
 
それでも今生き生かされている私たちは、前を向いて進まなくてはいけませんね。
それが多くの犠牲になった方々への、鎮魂であろうかと思います。
倒されても、まっさかさまには倒されない。
神様がその手を支えて下さっているから・・・・と聖書には書かれています。
どんな時でも神様が支えて下さっている事を信じ、希望を持ちたいです。
 
元日は日曜日でもあり、教会の礼拝に行って帰宅をすると、
お正月早々に、とてもうれしい電話がありました。
以前ブログにも載せた、息子の幼馴染のカトリック教会で結婚式を揚げた
青年、彼に待望の赤ちゃんが生まれたのです。
とてもうれしそうな弾む声で、「生まれました、とても嬉しい、可愛いんです」
嬉しい幸せな報告が、新年の初めに聞けたことは、今年が希望の年になるようで気持ちが豊かになりました。
 
 
 
2日はのんびりと久しぶりに何もない休日を過ごしました。
なんと、目が覚めたのがお昼前、11時半です!!
幸せなことに起きると食事の用意が・・・・・・!感謝!
主人が鼻をひくひくさせ、どうだ〜・・・・と言わんばかりです。
ありがた〜くお雑煮とお節をいただきましたが、ひょっとして・・・・
用意したのはお持ちを焼くのと、デザートのりんごを剥いただけでは?
でもご主人様の朝食をありがたく頂戴いし、幸せな朝でした!
 
 
3日目は店に行き、次の日に着せる振袖の用意をしました。
近くの大学に来ている、中国からの留学生3人に振袖を着せるのです。
たまたまうちの店を覗いていて声をかけた子達です。
うちのお客様でとても優しい方が、この子たちの話を聞いて
お正月も帰らないなら、家に招待しよう、そして娘の振袖を着せようと
言うことになったのです。
あとの二人分は、家にある振袖を貸すことにいたしました。
長襦袢に半衿を掛け、帯や小物を揃え半日がつぶれました。
 
 
4日目11時にお客様のお宅にお伺いし、もう一人プロの着付けの先生が着付けをして下さるとの事、力強い助っ人です。
てきぱきと着付けの準備をなさる、その順序のよさはさすがでした。
すっかり用意がととのった頃、留学生たちがやってきました。
 
ご用意いただいたお雑煮とちらし寿司をご馳走になり、
お茶とデザートまでをいただいてくつろいだ上で、いよいよ着付けに入ります。
三人とも長い髪をしていますので、まず結い上げることに。
にわか美容師にとって、さらさらの直毛をアップにするのは難しいです。
何とかまとめ上げている間に、プロの着付け師さんの手で、長襦袢までは皆支度が出来たところで、私は、やっと一人だけに着物を着せ帯を結べました。
その頃には他の二人もすっかり支度が整いさすがプロは違います!
私は着付けを習ったことのない素人着付け、その割にはちゃんと着せられていると、お褒めいただきました!
散々写真を撮った後、「さあ出かけてお出でなさい」と
いすに座る時の袂の処理、階段の上り下りの歩き方、トイレに行く時の着物の処理方法などを教え、彼女たちを町に送り出しました。
 
 
今日は、昨日お邪魔したお客様からの連絡で、着物を引き上げにうかがいました。
彼女たちは夕方とても嬉しそうに帰ってきたそうです。
着せていただいた着物を汚しては大変と気遣い、喫茶店にも食堂にも
入ることが出来なかったようです。
寒い中何も飲まず食わずで、おなかペコペコで返ってきた彼女たちは、
心づくしのお夕食をご馳走になり帰宅したそうです。
 
 
三人で振袖姿で歩いているとかなり目立ったのでしょう。
可愛いはねぇ〜と声を懸けられたそうです。
また日本語ではない会話に、「どこの国の方ですか?」と尋ねられ
「日本人より日本的で着物が似合っていると」何人もの方に声をかけられたと、とても嬉しそうでした。
それぞれの着物も帯や着方も、古典的なお嬢様風の様子で
年配の方々が好感を持って見て下さったようでした。
 
 
最近の場末のお商売の方かしら?という風な振袖姿には
私は到底好感が持てません。
伝統の姿は、やはりある程度節度を持って好感がもたれるような
そんなお嬢様らしい方が居ると、私でも声をかけたくなります。
これから成人式を迎えるお嬢さん、古臭いなんて思わず
年配者の意見は聞いてみると良いですよ。盛り上げ頭やビックリメークで、
はすっ葉にしか見えない様子は、写真に残すにはあまりにも無残と思います。
こんなことを言うと「古い」といわれるのでしょうが
やはり上品でお嬢様らしい写真は、一生の宝になると思います。
 
写真がないのが残念。
今度彼女たちのカメラの写真を転送してもらいましょう。

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