ある地方公務員の隠れ家

まちづくりと公共政策について考えます。

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※ イギリスでは、ゴミ回収箱(写真の緑色の長細い箱)を家の前に出しておけば、委託業者が回収に来ます。

 ゴミ集めは行政の仕事というより、個々の家が回収を業者と契約している、という感じです。

 オモシロイですね。なお、イギリスの家の地区ではゴミの分別はしていません。




 きょうは、母集団分布相対化のM理論と相対的分布規制法の辻理論について検討してみた。

 私の誤解がなければ、私の「課長に査定権限を付与する」という考え方を理論的に説明している論文(以下「辻理論」という。)をみつけた。これが辻理論である。
 ヘ( ̄▽ ̄*)ノ・ ・.♪ヒャッホーイ♪.・ ・ヾ(* ̄▽ ̄)ノ

 辻理論とは、辻琢也教授(一橋大学国際・公共政策大学院教授。浜松市行財政改革推進審議会委員など歴任)が以下の論文で発表された考え方を指す。

 辻琢也「超高齢・分権型社会における自治体の組織体制と人事管理」(2006年 Vol.75 アカデミア 第18頁)

(職場Xの職員構成)

○管理職 年齢 業績 能力
 部長A 58  3  2
 課長B 55  2  3
 主幹C 53  5  4

○ 監督職
 主査D 47  2  3
 主査E 45  4  3 

○ 一般職
 主任F 35  3  5
 主任G 28  4  4
上記のような母集団の中で、
(辻理論)「相対分布を前提とした絶対評価」

 評価水準に対して適度な母集団を設定して相対的な分布規制を導入する。

 これを導入しないほうが部・局・課単位のグループ全体としての努力を正当に評価しやすいが、そうすると、グループ単位の評価の歪みが大きくなるリスクがある。
 
 このリスク軽減を優先させようというのが、相対分布を前提とした絶対評価の狙いである。

 
 これは私が提唱しているの「課長に査定権限を付与する」(相対的分布規制法)というのと同じスタンスであると考えて良いだろう。

 そして、辻教授のおっしゃるところのグループ全体としての努力を正当に評価するために考えたのがM先輩の「M理論」(母集団分布相対化の3案)である。

 しかし、C査定が保障されている現在は良いが、今後はD・E査定をどのように規定するかが課題である。

 例えば、辻理論では「3.人事評価の役割機能」の中で、「良好:C査定=3号給」としており、斬新的で非常にclairvoyantであるが、人事当局者としては、「それは時代が決めること」として状況を見守ることになろう。
 
 4号昇給が「フツー」という権利意識を打開するのは、社会的な流れがなければかなり難しいのではないかと思うからだ。

 「フツーに仕事をする」レベルの働きぶりに「フツーの4号給」を保障しなくなった場合には、相対的にマイナス評価となる場合の査定基準をどのように定義するかは依然未解決である。

 個々の業務の評価の「絶対値」ではなく、マイナス査定と定義される制度として確立させるしかないと思う。

 なんとか評価点数をつけたとして、同一考課者による標本にはそのグループの中での相対的序列は付けられるが、付けられた評価点数のどの点数(どの順位)からマイナス査定となるかを決めることは非常に困難だからである。

 「マイナス」査定、という「マイナス」発想がオカシイのであろう。( ̄m ̄〃)ぷぷっ!


 査定昇給と賞与に関しては、辻理論にも触れられている。

 同理論では実務上の問題点は所与とされているので、母集団が少ない場合の問題は残る。

 M理論にもこの点に配慮された案があるが、私の結論はまだ出ていない。

 いずれにせよ、一流の学者がここまでの理論を構築してくれれば、後は我々実務家が考えることだろう。

 また、辻教授は、
余裕のない勤務体制のなかで失敗の許されない仕事に従事している人事課は、人事評価制度がもたらす混乱や遅滞を忌避する傾向がある。
 と人事課に対して観察をしていらっしゃる。

 これは、4号昇給未満を「フツー」にするよう積極的に仕掛けることなく、ただその日が来るのを消極的に待つ我々の姿勢に対する観察と相通じるものがある。

 こういう姿勢に対するアングロサクソンとの比較と私の考え方は、後日、記事にしたいと思う。。。


 もう朝の4時か。。。そろそろ寝よう。・・……(-。-) ボソッ

 明日は、ってか今日は期日前投票事務じゃん!( ̄□||||!!

 明後日は朝から深夜まで選挙じゃん!( ̄▽ ̄; !!ガーン


 実は、私は一橋大学公共政策大学院へ行って、大学院での勉強のほかに、この辻琢也教授の下で人事考課について研究をし、本市における人事考課制度を再構築したいと考えている。

 これは京都大学公共政策大学院へ行かれているかたからのアドバイスで、大学院で学ぶのならば、大学という知的資産を最大限活用し、自分の大学院での勉強に付加価値を付けたいと思うからである。

 しかし、私は行政管理論への関心や政策決定過程における意思決定論などにも興味があり、1年の限られた修士課程の中で何を研究するか迷うところではある。

 まぁ〜、まずは合格することだな。Σ(_□_;ii サカサガビーン!!

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