イギリスの味
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仕事が忙しかった間は、毎日の暮らしは楽しむというより、日々をこなすという感じ。 だから、仕事以外のやりたい事が自分の中で山積みになっていました。 そのひとつがチャツネ作り。 私にチャッツネの美味しさを教えてくれたのは他でもない、「イギリスの田舎から」のテルさんです。 もう何年前になる? 3年前になるかな、テルさんが初めてうちに遊びに来てくれた時、ホームメイドのチャッツネを持って来てくれたのです。 私は、それまでチャッツネといえば、カレーに入れるものだと思っていましたが、テルさんはいわゆるイギリスのチャッツネを教えてくれました。 チーズと一緒に食べたり、クラッカーと食べたり、肉料理にも相性抜群。ピクニックにも必需品。パンに塗って食べたり。 とにかく、私が今まで食べた事無い、お目にかかった事無い一品でした。 甘酸っぱい美味しさが、チーズと最高に相性がいいのです。 このテルさんのチャッツネが、最高に美味しくてそれから、実は私、チャッツネにハマったのです。 その頃となりに住んでいたお姉ちゃんが、これまたチャッツネのオリジナルレシピを開発していて、チャールズ皇太子からも表彰されると言うスゴい人で、そのお姉ちゃんがデリカテッセンをうちの村でオープンしたのです。 そのお店には、お姉ちゃんのオリジナルチャッツネが、ずらーっと並び、私、ほとんどのチャッツネを試しました。 ほぼ毎日、ダディのお弁当のサンドイッチには必ず、チャッツネを塗りたくり、レナもハルも食後にはクラッカーにチャッツネ塗って、ブリーチーズを乗せて食べると言うのが定番に。 消費のスピードもスゴくて、テルさんのように自分でチャッツネが作れない私は、お姉ちゃんの店で買いまくってました。 日本に帰るときも、カレッジに一緒に行っていた日本人のYちゃんが、プレゼントなにがいい?と聞いてくれて、迷わずチャッツネをリクエストした私です。 カレッジの仲間からお金を集めて、6瓶ものマークス&スペンサーのチャッツネをくれました。 帰国してからは大事に、大事にそのチャッツネをひとつずつ食べていたキノコファミリーですが、先週、とうとう、そのストックが切れたのです!!!! どうしても、どうしてもチャッツネが必要な私。 色々、輸入食材店を見て回りましたが、あの、チャッツネは無いのです。 売ってないのです。 おかしいですよね。無い物ねだり。 イギリスにいるときは、日本のものが食べたくて一生懸命、オリエンタルスーパー何かで買い物してたのに、日本に帰ってなんでも日本のものが手に入ると、イギリスのものが必要になるのです。 そこで、テルさんがチャッツネを作っていたのを参考に、私も作る事にしました。 レシピはBBCのサイトから。 すると、レシピがいっぱいあるのですよ。 タイトルを見るだけで、チェッツネフリークとしては唾液腺がブハって広がるようなレシピがいっぱい。 おおおお!なぜ早く、これを思いつかなかったのだ! イギリスで、豚まんを一生懸命作ったように、日本でイギリスのチャッツネが作れるではないか! しかも材料だったら、なんでもそろうし!!! そこで、Autum Tomato Chatneyにトライしました。 これでございます!!!! 画面でお味がお伝えできないのが残念!と唸りたくなるぐらい最高のチャッツネができました。 あー、テルさんが近くにいたら絶対、味見してもらうところだよ。 もう、めちゃめちゃ美味しくて、これだよこれ!私が欲しかったのは!という一品です。 一口食べると口いっぱいに甘酸っぱさが広がり、チーズの味を引き立てます。 材料は、トマト、リンゴ、タマネギ、レーズン、リンゴ酢、砂糖。 これをひたすら煮込むだけ。 家族全員、このチャッツネの虜になり、レナもハルも毎朝、このチャッツネをパンに塗りチーズを乗せてめちゃ食いしてます。 ポークソテーにも相性抜群。 ついでに、サンドライトマトブレッドも手作りしました。 これです! サンドライトマトブレッドもイギリスにいるときの私のお気に入りのひとつでした。 となりのお姉ちゃんの店でサンドイッチを注文するときは、必ずこのパンをえらびました。 パンの方は、それとは少し違いますが、美味しいのができて、これとチャッツネで一気にイギリスの食卓を思い出せるキノコ宅となったわけです。 時間ができて、こんなこと楽しんでる私です。
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