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出産記事は影武者ダディが私のフリをして、巧みに文体もまねて書きましたが、これは正真正銘、キノコママの記事です。
帝王切開で出産後4日で退院してきました。
傷はまだまだ痛みますが、なんてことなさそうです。
産むまでは、イギリスの医療事情にもの申す!って気分でしたが、意外や意外。
入院生活は私にとっては、けっこう快適だったのです。
ま、麻酔が途中で切れるというハプニングは別にして。
でも、途中で切れた時、冷静に頭の中で
「痛い!ってのは、hurt,pain,soreどれどれどれ?を使えばいいの????」
って思っているうちに、どうにも痛くなって立ち会ってるダディに
「あかん!」
って言ったあとはもう言葉が出ませんでした。
直ちに、追加に薬を入れてもらって先生が
「頑張れ!すぐ効くよ!」
って言ってくれるんだけど、無意識に自分で自分の体をつねって苦痛にたえたのでした。
その後
「こんなことになるなんて何でか説明がつかないんだよね。sorry!」
って言われたときは、もう、無事産まれたことやし、もうええわ!って感じ。
で、たった4日の入院生活。
何をするにもナースコールを押す私。
初日は動けないから、電気一つ、水一つとってもらうのもナースコール。
私、押しまくり。
我がベビー命名「ハル」は、おっぱいを全然飲まず、初日は一回の授乳で12時間の爆眠。
何たる親孝行!と思ったのはほんの一瞬。
レナは全然寝ないベビーでおっぱいしゃぶってばっかりだったから、12時間も寝るのはおかしいんとちゃうかと夜中に心配になりだした、心配性の私。
ナースコールして
「生きてます?どっか具合悪いンとちがいます?」
ナースコールをして会話をかわすたびPOST NATAL HEALTH RECORDという第2の母子手帳のようなものに詳細に内容が記載されて行く。
私の心配ネタも詳細に書かれてる。
どうしてもちゃんと初乳をあげたいと言うと、搾乳してそれを一滴一滴シリンジで受けてたかだか0.5ccの母乳でもシリンジでハルに与えてくれはった。
次の日も一回きりの授乳で寝っぱなし。
もう頭の中は
「寝過ぎ!おかしい!オッパイ飲んで!」
一色。
夜中にやっとオッパイをほしがるようになったけど、今度はちゃんと吸えない。
もう、欲しいのに吸えないのが不憫で不憫で。
で、ナースコール。
つらつらその気持ちを伝えると
「あなたはどうしたい?あなたのオッパイのあげ方は完璧よ。飲めないのはベビーの問題だから」
って、夜中にやさしく慰めてもらい、とにかくオッパイをあげたいけど何も飲んでないので、粉ミルクでもシリンジであげてほしいと言うと、時間をかけてちょっとづつ与えてくれる。
なにを相談しても
「あなたの気持ちはわかった。で、あなたはどうしたい?」
という姿勢。
私の姿勢はとってもクリアー。
母乳をあげれたらそれでいい。
そしたら次の日Brest Feedingの神様登場!
オッパイコンサルタントが現れ、マンツーマン指導。
その神様、ハルの口に指を入れた瞬間
「OK!問題は、ベビーの舌の位置と口蓋の高さにあるわ!」
舌が奥に入りすぎていておっぱいを吸うのがとっても困難。
舌を前に出すエクササイズを指導してもらう。
で、授乳の度にそれをして、もちろんその度ナースコール。
なんとか、片方のオッパイだけでも飲めるようになる。
私のオッパイお悩み情報は3交代のナースや助産婦みんなに細かに行き渡り、ベットの前を通る度、飲めてる?いつでもブザー押してね、と一声。
飲めるようになったけど一難去って又一難。
今度は右のオッパイ専門。左は飲めない。
そんな情報も全部Post Natal Health Recordに記載。
ページがなくなって、別紙を追加されてた。
退院の日も、神様が登場し、なんとか左も飲めるようにとトライしてくれる。
「考えられることは全て実行すべし」とオッパイ神様から全てのスタッフに連絡伝わり、たびたびベットをのぞいては色々指導してもらう。
片輪走行のまま退院してきたけど、なんとかいけそう。
私のオッパイのために色々手を変え品を変え親切にしてくれた病院のスタッフにほんとに感謝。
帰って家でPost Natal Health Record を見ると、凄まじい勢いでナースコールを押してることが分かった。
そこには、私の気持ちの内容も全部書かれていて、スゴいの一言。
夜中にブルーな気持ちを下手な英語でつらつら訴えても、ずーっと聞いてくれたことでどれだけ気持ちが楽になったことか。
いやー、麻酔は切れたけど、スタッフは素晴しかったです。
イギリスに来て初めて、ここのシステムええかもって思いました。私。
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