枝野行刷相の歴史認識/リベラル見参
非常にリベラル的な視点ですね。この枝野大臣に関しては以前記事でも紹介したのですが、この上記引用記事で彼が言いたいのは、「中国や朝鮮半島の植民地化は歴史の必然である」ということではないので、喜ばないように(笑)
それは「考察の継続性」上の一環でしかなく、彼の歴史認識に対する歴史観上の共通性からこの発言を支持すれば、リベラルロジックの餌食になります。 まず第一に、「中国や朝鮮半島の植民地化は歴史の必然である」けれども日本は西洋型植民地を作ったわけではありません。つまり侵略し植民地化したという列強の行為と日本の朝鮮併合や満州国建設は性質的に異なるのですから、「中国や朝鮮半島の植民地化は歴史の必然である」の中に潜む、「日本が植民地化した」という部分に留意する必要があるのです。 ただ、一閣僚が、今までほとんどタブーであった「中国や朝鮮半島の植民地化は歴史の必然である」という発言をしたこと「だけ」は評価の対象になり得ると私は考えていて、この発言に対する波紋がどこまで大きくなるかは興味深いですね。自民政権閣僚であるならマスメディア大騒ぎ且つ中韓との関係悪化クラスですが、果たして民主政権ではどうでしょうね。ほぼスルーされるんじゃないでしょうか。 彼が一番言いたいのは「昨年9月の政権交代の意義」であり、それが明治維新と同様に「必要必然である」ということなのです。これはリベラル論者が良く言っていることなのですが、民主党の政権交代などは歴史的に「明治維新」と比較することなどおこがましい。寧ろ「明治維新」という日本の重要な歴史事実を論理的に手元に引き寄せることで、「政権後退」とすら位置付けられる素人的な鳩山政権の擁護をしたいのだとしか思われないのですよ。
それでも閣内からの擁護でしかなくそこに説得力はないのですが、そもそも政治的な要求として、政治改革はあってもリベラルな社会保障を中心とした社会設計主義への要求など、日本国内にはほぼ存在してはいない。この部分が彼らリベラルの最も強引な主張なんですね。 あたかも日本国民がそれを要求したかのような前提を自ら作り、「だから」政権交代が達成されたと嘯くのは、致命的な論理上の不誠実だと考えます。 日本国民は「そんなもの」を求めてはいない。
日本社会も「そんなもの」を求めてはいない。 これが事実なのです。また将来的な話として、「社会保障を中心とした社会設計主義」を近代化と位置付ける根拠も、この事実からは導きだせません。
しかもそのリベラル期待の鳩山政権がこの半年やってきたことというのは、「国民の失望」さえもたらしました。既にリベラルの鳩山政権擁護、民主党擁護は「国民」を失ったことで致命傷を受けているのです。 鳩山首相やリベラルが何を言おうが自由ですが、政治とは現実的整合性をもたらさなければ空虚な理想論に成り下がるのです。 今、日本の政治は近代史始まって以来の低品質であり、過去の自民政権以上に腐敗しています。 馬鹿な妄想を垂れ流していないで、現実と真摯に向き合うことこそ、民主政権には求められていると思いますよ。 |
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2010/3/29(月) 午前 9:23 [ 松尾光太郎 de 海馬之玄関BLOG ]
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自分で何を言ってるのかわかってるか理解できていない連中はこれだから・・・。
明治維新の大事業(近代国家の創業)と政権後退が一緒であるという虚構理論で正当性を示す一方で、そのためなら今まで自分たちが自民党政権での手法を散々批判しながら、それのさらに斜め上をいくやりかたを行うその矛盾・・・。
国民の失望がさらに深刻になればなるほど政治腐敗は進む。そして、彼ら自体は政治腐敗が進んでいるという自覚は全くない。改革者であるという自負から来る自惚れで自らの改革(=政治腐敗と混乱)の痛みは当然と公言する。
やってることが過去に失敗した政治手法と政治体制そのものであることの自覚がない彼らが長続きしないと断言できますが、その期間を短縮するも延長するも愚かなる有権者次第・・・。
2010/3/28(日) 午前 2:49
おはようございます。
幸か不幸か、こうした「歴史の必然」と言う言葉を聞くと反射的に共産主義者の唯物史観、階級闘争史観を思い出してしまいます。
日本が明治維新を迎えて近代化できたことと、中国・朝鮮の植民地化は全く無関係であり、そもそも日本は中国をも朝鮮をも植民地にしたことはなく、する意思を持ったこともありません。
植民地と言う言葉を安易に使うことは大変に危険なことです。この言葉を使うことによって、全ての非が日本に覆いかぶさって来ます。
一国の大臣がこうした言葉を軽々にしかも反日教育を施して国民感情を反日に煽る国を日本が植民地化したのは当然で、お前たちが未開だからだなど言うことは火に油を注ぐようなものです。もっと歴史的事実を正確に捉えて論じるべきです。
2010/3/28(日) 午前 7:27 [ mana ]
>鉄道大臣さん
こんにちは^^
コメントありがとうございます。
期間の短縮というのは国民側にとっても非常に困難なんですよね。でも仰ることはその通りだと思います。この半年間、あの政府と民主党がやっていたことというのは、「改革者の地位を得た」ことによっていただけであり、既にその論理を支えた「国民」は離れていっています。加えて権力に対するおごりと万能感が、各方面において露出しており、とても醜い末期症状をこれだけの短時間で量産しているんですね。信用されなくなったら「終わり」なんですけどね。
2010/3/28(日) 午後 0:19
>manaさん
こんにちは^^
コメントありがとうございます。
「歴史の必然性」とか、彼らは大好きですからね。彼はその論理に「植民地化」をしのばせることで、暗に日本の侵略戦争肯定をしていると考えています。別にそれを大臣が口にするのは構いませんが、どうやらマスメディアはこの大事をスルーしたようですよ。本来、閣僚クラスのこういった歴史認識は大事件になるのですけどね。
2010/3/28(日) 午後 0:22
逃避以外の道は残されていないと思いますが・・・
もう、参院選までこの状態は継続されるでしょう・・・
2010/3/28(日) 午後 7:30 [ ぬくぬく ]
旧体制が制度疲労に陥っていたので、能力的には旧体制よりも劣るかもしれないが、旧制度のしがらみに縛られない指導体制が<歴史的必然>として望まれて、<政権交代>が生じたということ。
このアナロジーで言えば、明治維新に今般の政権交代をなぞらえることは満更間違いでもないと思います。けれど、それをいうのなら、中小企業の経営陣の交代も、巨人の監督の交代の仕方も、すべて明治維新であろう。ならば、民主党が明治維新とその政権交代をなぞらえる先には更なる<類似点>が、かつ、本質的な<類似点>がなければならないけれど。蓋し、アリス姫のおっしゃるとおり、いうならば、今般の政権交代は、明治政府から江戸時代に戻る。田沼意次政権から松平定信政権に移行したようなものであり、時代の逆行に等しい。
畢竟、今般の政権交代は強いて言えば「建武新政」と対比すべきであり、それは日本の保守主義に基づく近代化の始まりの終わりではなく、55年体制的な近代主義の終わりの始まりに他ならない、鴨。と、そう私は考えています。
2010/3/29(月) 午前 9:21
>内緒さん
はい。よろしくお願い致します。
ヽ(^o^)丿ヽ(・∀・)ノ ワチョーイ♪
2010/3/29(月) 午後 0:43
>ぬくさん
こんばんは^^
コメントありがとうございます。
全く同意です。自民党が今の立場を分析し切れないのと同様に、民主党もその分析は全く出来ていませんし、ただ「支持率が下がった」ことで右往左往しているだけ。基本的に政権発足時と、何も変わっていないんですよね。
2010/3/29(月) 午後 5:59
>KABU先生
こんばんは^^
コメント&TB ありがとうございます。
>中小企業の経営陣の交代も、巨人の監督の交代の仕方も、すべて明治維新であろう。
凄い。全く仰るとおりですね。この民主政権による「時代の逆行」にもいくつか理由はあるのでしょうけど、そもそも民主党が政治的ニューカマー集団では「ない」ということが最大の理由だと考えています。あのイデオロギー的には「鵺」の様な政党をまとめる幹部連中は「過去の遺物」であり、政策に働きかけられているものも「過去の遺物」。加えて、支持母体そのものが「過去の遺物」である中で、改革が上滑りになるのは予想出来るんですよね。「建武の新政」は慧眼だと私は思います。「日本人の要求」というのは、民主党の政治路線で満たされることはないでしょうね。
2010/3/29(月) 午後 6:12
自民大臣なら即辞任でしょう。
憲法解釈担当の高い深い頭脳しめしてくれて。
転載。
2010/3/29(月) 午後 6:29 [ justice2003tikyuusaisei ]
>justiceさん
こんばんは^^
コメント&拙記事の転載ありがとうございます。
北や中国は反応していませんが、韓国メディアはさっそく反応しましたね。
自民なら国内メディア全てが敵になるのですけど、やぱスルーです。
2010/3/29(月) 午後 6:44
遅ればせながら転載させていただきます。ぺこりんちょ。
2010/3/29(月) 午後 7:44
>KABU先生
拙記事の転載ありがとうございますm(_ _)m
2010/3/30(火) 午前 11:49