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2011年9月18日

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魔界転生(1981)

 
 
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深作欣二監督

キャスト
沢田研二
千葉真一
若山富三郎
佳那晃子
緒形拳
室田日出男
真田広之
丹波哲郎
神崎愛

この映画を鑑賞するのは二度目。
初めて観たのはだいぶ前の深夜放送で。そのときは、「なぁんだ。今日の映画は古臭い時代劇かぁ」とガッカリしながらただ流していたのですが、途中途中TVに目をやると、普通の時代劇っぽくないし、「なんだコレわぁ!」と、思わず見入ってしまったんですよね。
 
後で調べてみたら、私が大好きな深作監督の作品だった。
深作監督作品自体は、それほど鑑賞本数はこなしていないのだけど、久しぶりにこの映画が観たくなってレンタしちゃいました。(めっちゃマニアックかなw)
 
古いと言っても作品を漂う感性みたいなものはとても新しいと感じる作品で、個人的には深作監督作品の中でも傑作だと思っています。
 
 
 
角川映画というと私的にはあまり良いイメージが無いのですが(というか面白くないアイドル映画)、この漫画みたいな設定(というかRPGに近い)の作品を、有名な俳優陣が「ガチで」演じているところがまたポイント高め。
 
「ベタ」としても「ネタ」としても十分鑑賞に堪えうる作品だと思っています。
 
 
主演の柳生十兵衛役に千葉真一、そして敵役の天草四郎役に沢田研二という、私的にリアルタイムな俳優でもない為、あまり魅力的でもない配役も、世代を超えると全然印象が違ってくるんでしょう。
 
千葉真一はキル・ビルにも登場していたから少し調べてみたのだけど、ナント!日本のアクション界に革命をもたらした名優だったとか。真田広之なんかは現在ハリウッド進出を果たしている「大物」なのですが、真田さんがめっちゃ若いことを考慮すれば、「古き良き邦画」時代の名作なのかも知れません。
 
 
ストーリーは天草四郎による島原の乱という史実に基づいて構成されているのですが、その天草四郎が「デウス」から「ベルゼベブ」に転んで(信仰を変えて)徳川治世の破壊をもくろむという話(いわゆるファンタジー)を主軸に、当時実在した名だたる剣豪を「魔界転生」させ、柳生十兵衛と闘わせるという、これぞ古典アクションファンタジーまたはホラー(?)という「剣活劇」も加えた欲張りなものになっています。
 
 
「宮本武蔵vs柳生十兵衛光巌」とか「柳生但馬守宗矩vs宝蔵院胤舜」とか「柳生親子対決」とか、サブストーリーである剣豪同士の闘いは、殺陣の素晴らしさもさることながら、見せ場としても面白く、なんだかこの構成が私のマニアックな心をくすぐるというかざわつかせて、ヤバイくらい良かったです。ひとつひとつのセリフといい、お通の姪が笛を吹いて武蔵が退散したシーンといい、なんかむちゃくちゃツボりましたね。
 
 
特に「柳生但馬守宗矩」を演じた若山富三郎の殺陣は、私みたいな素人が見てもほれぼれする様な早さと気品と気迫に満ちていて、「柳生但馬守宗矩様ご乱心!」という部下のセリフにピッタリの狂乱ぶりで、「じぃさんスゲェ」「じぃさん飛んだ!」とか、思わず口に出るほど本当に凄かった。
 
 
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私が個人的に好きなのは、「天草四郎と伊賀の霧丸のチューシーン」でも「ちょっとエロい細川ガラシャ(おたま)」でも、「おつうの姪のつう」でも無く、柳生十兵衛が魔界の天草四郎や武蔵といった妖怪達と闘う為に必要な刀を作った「村正(丹波哲郎)」です。
 
確か、「村正」という銘の刀は徳川家(松平家)にとってあまり縁起の良い刀ではなかった為、徳川治世下で「妖刀」とされたとどこかで読んだ記憶があるのですが、それがまさかこの映画にこんな風に登場してくるなんて!
凄い発想というか、これにはもう感動しちゃいましたね。邪道好きな桜乃宮の心を深作作品はくすぐってくれます(笑)
 
で、この村正が実にいい演技してるんです。今、こういう演技が出来る俳優って日本にいるんだろうかと思わず考えてしまいます。
 
「神に逢うては神を斬り〜」というセリフとか、くうぅ〜たまらんw
 
 
ラストは燃え盛る江戸城を舞台しているのですが、あの撮影はCGではなく、実際セットを燃やしている様に見えたのですが、あの炎の中で実際に撮影したんでしょうか?なんか合成にも見えるような見えないような、、、やたらリアリティを感じたのですが。。そのせいか、炎の中の柳生親子対決は迫真でしたけどね。天草四郎との対決は、悪くは無かったのですが、漫画みたいな印象を受けました。
 
 
この作品を見ると、「型破りな映画」という感じを強く受けるし、「日本映画もがんばっていたんだ」と思うと共に、なんでこんなに今の日本映画は面白くないの?と。
深作監督だけが「型破り」な人だったのかな、とも思ったりします。
 
 
またまた「正当な映画ファン」からすれば「ゴミカス」呼ばわりされそうな映画ですが(笑)、私は大好きです。オススメですよ。ちなみに、窪塚主演の「魔界転生」は観ていません。趣旨やテーマが同じでも、イマイチ食指がわかないんですよね。
 
 
 
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政権交代/改革なきその看板

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日本の政治を見てみると、長年「劇場型」政治を続けていると考える。これは、民主政権になってからも踏襲されている、所謂「悪しき」日本の政治風習であるのだけど、そもそも政党政治というものの存在がある限り、「劇場型政治」は常に政治に付きまとう現象であり、日本人の政治に対する参加意識の希薄さが、「観客たること」の自明性を護持することと合わせて考察すれば、今後もこの様な「政治の劇場化」に対する有効な解決法を導くのは非常に困難であると思う。
 
民主党政権の政権交代劇を、「国民の政治参加への期待」と位置づけた民主党やリベラルの主張が、わずか半年足らずで現実との不整合性を露呈してしまった様に、国民意識の「自明性」による束縛は、何の外圧も無しに解かれることはない。当時散々「悪」と罵られた「官僚」も、今では民主政権に無くてはならない機能として位置づけられてしまった。政権交代を明治維新と比べて並べたリベラルの理想をあざ笑うかの如き「日本の自明性護持」は、実際今でも磐石なのだと考えている。
 
そもそもその「官僚体制」とは、民主主義を支える民意の高揚を待つ上では、非常に有効な手段であり、国民の不足を補う為の事務業務だけではない官僚の仕事とは、「国民の代理」を意味していた。その為、日本では帝政の頃より官僚たる優秀な人材を育成させる為に、欧州とは異なり「国が」大学を設立し、エリートによる政治の補助を見込む一方、普通選挙を実施し、国民意識の高揚を待っていたと考えられる。
 
現在、この時とられた構造は慣習化し、寧ろ「官僚」がいるおかげで、日本国民は、政治というものにコミットしなくても良い状態が自明化することで、現状の意識のまま満足してしまった。つまり、日本の民主主義というものは(おそらくどの論者もそれと認める程明確に)膠着してしまったのだと考えている。この点では民主党の言っていることに異論はない。
 
しかし、これが官僚の責任かと言えばそうではないわけで、今の民主党が先の衆院選で唱えていたように、「官僚は悪」と規定することで「官僚体制」に歯止めをかけようともくろむやり方には、デマゴギーすら感じる。
 
一部官僚が、国家や国税を私物化することに関して「悪」と断ずることは可能だけど、それは「政治家」であっても同様であり、法律のみならず、倫理上、あるいは道義上、それを行う者に対し、国民は怒っていいし、怒るべき。これに関しては首相も民主党幹事長も自らのことはキレイに無視出来る神経の持ち主なんだろう。
 
 
話がだいぶズレてしまったので元に戻すと、日本は今迄も、そしてこれからも、「劇場型政治」と付き合うことになる。それを無くす為には根本的な構造上の改革と、民意高揚が必要であるのだから、少なくとも数十年単位の時間が必要だと予想出来る。民主党政権の様に、後先なしのガラガラポン(あ、これ亀井氏か)などとぶち上げてしまえば、結果的にもともと限界のある「政治」の国民個々人に与える影響を増大させ、国民不満を助長させるだけなのに。日本という国はルース米駐日大使が看破したように、「変化が非常に緩やかに訪れる」国であり、目的に合理的且つ迅速に邁進することなど、その性質において不可能だと私は考えている。
(2010/4/26エントリー)
 
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パクール・ジャパン

  アニメやファッションなど日本発の文化産業を海外に売り込む政府の「クールジャパン」戦略の一環で、 知的財産戦略推進事務局が発表したロゴマークが、日本オリンピック委員会 (JOC)のエンブレムとの類似性を指摘されていることが17日、分かった。

 ロゴマークはユニクロのロゴマークなどを手掛けたアートディレクター、佐藤可士和さんのデザイン。
公募で集まった99案から絞り込み、野田佳彦首相が最終判断した。
 
 ところがロゴを発表した13日以降、同事務局に「JOCのエンブレムに酷似している」との指摘が寄せられた。
似ているとされたのはコシノジュンコさんがデザインしたもので、JOCは対策を協議するという。

 一方、同事務局は「JOCのマークは把握していたが、類似商標にはあたらないという専門家の判断だった。 すでに商標申請をしているので、手続きを進める」とコメントしている。 

http://sankei.jp.msn.com/life/news/110918/trd11091810260004-n1.htm
 
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うん、そっくりw

というか、「日の丸をモチーフ」にして「直線的影をつけて躍動感を演出するコンセプト」が同じなら、どうしても似ちゃいます。しかも日の丸が流れる方向まで同じとか、他者に与える印象はほとんど変わらないと言えるでしょう。本来法的に問題無くとも後出しは採用を見合わせるのが、判断としては有るべきですね。

しかも「知的財産戦略推進事務局」とかいう部署って、パクリとかを禁止する機関なわけで、その意味から言っても、デザインの類似性が当初から指摘されている物を使うのはマズいんじゃないの?

JOCの対応待ちってことにはなりますが、「クールジャパン」も最初からケチがついた感じですね。

「劣化コピー」っていうのは民主党政権のお家芸だったはずw
 
 
 
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