大学教員の子育て・教育

大学教員による子育て(長女9才四年生、長男5才)ブログ。大学入学後にも伸びる子供を育てる試行錯誤中。気長に頑張りやす。

Well-trained people

アメリカから留学生が来ているので、いろいろ話を聞いていると面白いです。

へぇーと思ったのは、
・ワシントンの場所を知らないアメリカ人がいるというのは本当。勉強しないアメリカ人は多い。
・アメリカには塾はない。ただしアジア系の人たち向けのものはある。
・アメリカの高校生は夏休みなどには、地元の大学が開講する夏期授業に出たりもする。
(成績が良ければ、入学後に単位として認められる。)

まるでサムライが「考える前に見切る」かのように、反射的に問題を解こうとする日本人。
日本人の児童・生徒が長期休暇に塾の講習会で入試問題の演習ばかりしているのは、何だか変な感じすらしてきました。
ただ、漢字や英語は、日本人はきっちりトレーニング・記憶しないといけないので、文化的背景が異なるということは大いにあるでしょう。

でも、あまりにもトレーニングばかりやりすぎているように思える。

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2チャンネル

世の中には、聞くことよりも喋ることの方が大事だという仕事も多いはずである。
なのに、学校で教えることときたら、「静かにしなさい」。
「喋りたいのを我慢して、集中してよく聞けました!」とでも言いたいのだろうか??

大学の教員で教育の話題になると、「セミナーでも学生が質問しない」のオンパレード。
受け身でインプットに必死になっていて、話題に着いていくのに精一杯、という状態。

これは、「聞くこと」という1チャンネルしか解放していないからではないか?
2チャンネル目も解放して、「聞きながら、同時に質問やコメントを考える」ことが出来るようになれば、メシは食える。
「質問力」「発問力」とも言う。

「質問する力」こそが、人生やビジネスの最大の武器になる。(大前研一)

2チャンネル目こそが重要な理由がそこにある。
「質問力」(齋藤孝)によると、“沿いつつ、ずらす”こと。
受験勉強が、解き方の王道に“沿うこと”なのだとすれば、沿うチャンネルだけでは中々お金にならない。
自ら“ずらす”ことも練習していかなければならない。

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努力派の生きにくさ

大学で使う試験問題を作っていると、二つの思いが交錯する。

一つ目は、この問題、自分が大学生だったら、どのくらい解けるかなぁ?という思いである。
大学生の勉強と言えば、ひたすら暗記だった。
教科書の大事そうなところを覚えて試験に臨む。
解けても解けなくても、暗記した要点をベースにそれらしく書いておけば、何とか単位取得が見えてくる、という案配だった。
勉強した・していないは、暗記量で量ることが出来た。
ところが、である。
現代の試験は、ストレートな暗記では点数にならないような問題にしていることが多い。

覚えておいた方がよい部分なども問題文で与えてしまって、応用できるかどうかを問う問題が良い問題とされている。
したがって、私が感じる二つめの思いは、親切だか不親切だか分からない構造だよな、ということである。

暗記は奨励しない。本質が分かっていて機転が利けばかなりの高得点が望める。というのが現代的な大学試験である。
これではなかなか勉強しにくいだろうとも思う。
暗記を頑張っても点数になりにくいので達成感が低いし、どこまで勉強すればいいのか分かりにくいという訳である。

暗記よりも応用が重視される時代の要請とも言えるが、おそらく中学入試問題を作っている先生方も同じ思いなのではないだろうか?
暗記一辺倒でやってきた努力派には生きにくい時代である。

「深く考える」ということに価値がある訳だが、問題は「どうやって深く考える態度を身につけるか」である。
このあたりは中学受験にも通じる難しさで、演習問題をどんどん解く練習をすれば成績が上がるように見えるだろうが、何しろ本番では、見たこともないような問題が出て、ちゃんと能力に応じて差がつく仕組みが組み込まれている。
それにどう対応できるか?
学校側は、演習量ではなく、深く考える習慣に基づく機転や知能を見たいのだ。

「知能」というと大学生は、チンパンジーじゃあるまいし、と嫌うだろう。
でもやっぱり知能が試されている。

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ミシンが欲しい

長女9才がミシンが欲しいと言います。
以前からですが、家庭科というか図工など、物を作ることに興味があるみたいで、ミシンで夢のような縫い物作品が出来ると考えているようです。
10万円以上するような高いミシンはダメですが、まずまずのミシンなら確かに我が家にも必要かも、と思えます。

そうだね、漢検で満点でも取ったら考えようか、と言っています。
頑張ればミシン以上の価値があると思いますが、いかがでしょう。

ところで、本日朝の人間達の異常行動見ました?
みんなで変なメガネを掛けて、空を見上げていませんでした?
おまけに22年も前の曲を歌ったりして。
いやぁ、変な感じでした。
・・・と動物のほうは思っていませんかね。

次回eclipseは2030年頃だって。
どうしているだろう??

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楽しく努力を

薬指を骨折していた長女9才ですが、整形外科で診て貰って、完治ということになりました。
スイミング、テニスの習い事もお休みになっていましたが、ボチボチ再開で、まぁ良かったです。

先日、こちらにも書きましたが、大学初年度の学生の講義を受け持っていて、やはり初めの初めが大事ですので、責任を感じています。
後期だと少し気楽なのですが。
難しすぎず、楽しく努力を続けられる仕組みをどのように入れていくか、知恵を絞っています。

長女のことも同じで、難しすぎず、楽しく努力を続けられる仕組みを常に考えています。
塾というのは組織そのものがそのように出来ていますが、家庭で出来ることは一体何か?がずっとこのブログのテーマです。
大変ですけどね。

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