架空鉄道 ♯の空間

このブログの内容は空想世界の話。フィクションであります。

♯002の空間

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#002-001

栗色の電車が行き来する。
ここは大阪、正確には梅田駅。大阪なのに梅田。梅田なのに大阪?関東人の僕には謎めいた場所だ。
ここが東京駅ならば八重洲駅とか丸の内駅とか呼ばれるのかな?
それにしても何か用事があった訳では無いのだけど、大阪に来ると不思議とこの駅にたどり着く。
まあ後たどり着くとしたら、阪神梅田駅改札前のミックスジュースのお店ぐらいか。


広大な電車乗り場の真ん中に佇む栗色の電車に足が向く。
車内は日曜の夜なだけに空いて先頭車両は数名の乗客しかいない。
車内先端の3人掛けのカブリツキ特等席にはカップルが仲良さそうに座っていたのだが、僕は勇気を振り絞り「鉄は黙ってカブリツキ」という呪文を唱えた。
そして僕は3人目の客としてカブリツキ特等席を手に入れた。僕は勇者に成れたのだ!



やがて電車は走り出す。知らない2人はもういない。
電車は茶屋町アプローズを横目に車輪を大きく鳴らす。
遠くから刺さるような視線を感じるが、きっと気のせいだ。そんなことよりも3複線のダイナミックさが素晴らしくて、他の事まで考えることは出来なかった。


♯002の空間:阪急梅田駅



(この記事の内容はフィクションです)

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