生まれて初めての夜の海
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今年のスツウプナカが近づき(6月1日)、我々北海人座の準備にも力が入ってきた。
昨夜は、今年3回目の電灯(伝統)潜り。
私は、以前から準備(心の準備も含めて)をしてきたのですが、昨夜、ついにそのときが来た。
夜の海を潜るのは、45年生きてきて始めての体験。期待と不安が錯綜する中、先輩方に注意を受けての潜りだった。
海に飛び込んで、5分間くらいは心臓がばくばく言って、それを落ち着かせるのに精一杯。そして、呼吸を整えてから、獲物探しに出かける。
初めての獲物は、10分もしないうちにやってきた。しかもでかい。取り逃がしてはまずいと思い、そばを泳いでいるベテランに手招き。しかし、相手には伝わらず。
そこで、思い切り潜ってねらいを定める。しかし、残念ながら、くるは獲物をかすめて岩に当たる。ビックリした獲物は、逃げてしまった。
これが、私のうまれて始めての獲物との遭遇&格闘でした。
気を取り直して次の獲物を狙う。2匹目も失敗、3匹目も、4匹目。そして、迎えた5匹目は、何と「私を獲って」とばかりに横たわっているではありませんか。
これを逃がしたら今日の初体験は「獲物0」になってしまう、と思い、今までよりも慎重に、時間を掛けてねらいを定める。そして一突き。くるが獲物を貫通した。
暴れる獲物を、くるの先ごと捕まえて水上に上がる。幸い、獲物はくるから離れない。それでも暴れる獲物を逃がすまいと、えらに指を突っ込んで息の根を止める。
よし、これで逃がすことは無い。
しかし、喜びもつかの間、ウブジョーを持っていない私は、誰か別の人を探さなければならない。回りを見渡すと、近くには電灯の姿はない。
仕方ない、『これだけ持って船に上がろう』と考えた私は、船の電灯へと向かうことに。しかし、いくら泳いでも電灯が近づかない。(近そうで遠いかも)
気を取り直して、もう一度別の人の電灯を探す。ちょっと遠いがそれに向かって泳ぐしかない。
呼吸を整えながら、ゆっくり、しかし確実に別の灯りに向かう。やっと追いついたのは、15分くらい泳いでからだろうか。
相手に、電灯で手招きをして獲物を見せる。相手がそれに気づき近づいてきた。やってきたのは、ひろアジャだった。
獲物をひろアジャに渡すと「ア〜ガヤ、最初からブータなあ」と喜んでくれた。私の喜びも絶頂に。
「よし、もう1匹」と考えた私は、ひろアジャと離れて、もう一度獲物探し。しかし、それが大きな間違いに。
実は、もう、船に上がる時間が間近になっていて、他のみんなは、船に向かって泳いでいたのだ。
それを知らずに泳いでいた私は、船の上から電灯の明かりが降られているのに気づく。
初めて、『上がれ』のサインだなと気づく。船に向かって泳いでいくと、大きな声も聞こえる。
船に乗った私は、先輩方から注意を受けた。『上がれのサインを見なかったのか!!』
私の気づくのが遅くなって、船の先輩方に迷惑を掛けてしまった。
『期待と不安』から、『ちょっとした自信』へ、しかし、『大きな反省』で終わった初めての電灯もぐりだった。
次に向けて、『道具をちゃんとそろえて』臨みたいと思う。そして、『周りに注意しながら無理をしない』ことが最も大事だということも。
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ふくらはぎが筋肉痛の日曜日です。 |

