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山法師の花 (ゆふぎりと舟木一夫さんのそれぞれの旅と出会い)
舟木さんの55周年、できる限りの応援をしていきます。

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『舟木一夫 シアターコンサート in 南座』
 
                                  平成26年2月22日(土)・23日(日)   昼13時  夜17時
 
  第1部 舟木一夫ヒットパレード
 
                
     第2部 舟木一夫が贈る 遠藤実スペシャル 〜 七回忌に偲ぶ 〜
 
 
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         2月23日11時、久しぶりの南座へ四条大橋を渡る。開演まで2時間、南座の前では何人かの
        ファンの方たちが挨拶を交わしたり、写真を撮ったりされている。写し甲斐のある超巨大な舟木
        さんの写真パネルが玄関脇に立てられていた。その存在感に圧倒される。
  
 
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                   開場近くなって、南座前は通行に障害が起きている。
                 「おばさんばっかり・・・・」青年が一言残して行き過ぎた。
                 「菊水」さんの前から写真を撮り、横断歩道を南座の方へ
                 渡っていると「舟木一夫 ふ〜ん・・・」若い女性の声。
                   青年も若い女性も舟木さんをほとんど知らないのだろ
                 うなと思いつつ、でも、「 おばさんにはすごい人気だ 」と
                 思ったことは確かだから、許してあげる。
 
                 
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       開場まで近くの建仁寺へ。鴨川沿いを歩いていると喫茶店に舟木さんのポスターが。
 
       路地に入って、花街宮川町を散策。祇園や先斗町はよく耳にしていたが、宮川町を知ったのは
     だいぶ後年である。顔見世の初日などに舞妓さんや芸妓さんが桟敷席にずらりとならぶ「総見」
     と言われる日がある。ずいぶん前になるが、松嶋屋さんの伊藤さんという番頭さんがどなたかの質
     問に「今日は宮川町です」とこたえておられたのを耳にしたのが初めてである。今回初めて宮川町
     の雰囲気を味わうことができた。昼前だから、夜とは全く異なると思うが、粋で美しい町並みは清々
     しく、まばらに人が行き交うのもまた趣があった。
 
 
 建仁寺
     臨済宗建仁寺派の大本山。開山は栄西(寺伝ではようさいと読む)京都最古の禅寺。
     開基は源頼家。
 
 
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             建仁寺所蔵の俵屋宗達作「風神雷神図屏風」国宝
             展示されているのは高精細デジタルの複製。だから写真OK。
             二曲一双、右双に風神、左双に雷神、全面金箔。
 
             下は法堂の天井画「双龍図」
             創建800年を記念して平成14年に小泉淳作画伯が双龍が描かれた。
 
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         どこでも写真OKのおおらかな建仁寺さん。襖絵などみんな高精細デジタルの複製だから。
 
      
         建仁寺を辞して、南座横の松葉さんで、この日はにしんそばではなく天丼をいただく。
 
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                           アツアツで美味しかった。
   
 
 
 
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                さてコンサートの始まりだが、その前に幕外でプレゼントの受け取り。
                私は今回昼夜とも3階1列目ほぼ中央の席だから高見の見物だ。
                 「もう少し前へ来て下さると助かる」たくさんのプレゼントに腰の負担
                もさぞ多いことと思われるが、プレゼントは舞台にできるだけ近寄っ
                お渡しすると舟木さんは受け取りやすいようである。
 
 
 
                             「まずいの着てきた」
            その舟木さんの出立ちはクリーム地に赤や青の模様がプリントされたコットン風の
           シャツに、黒のジーンズ、ウグイス色のシューズ「70近い奴の着る服か」と自分に
           ツッコミ。 後ろの緞帳を振り返り「緞帳と同じようなシャツ、まあいいか」と言いつつも
           気になるのか「忍者みたい」と緞帳に張りついておどけて見せたりしながら、何かひ
           っかかっている感じ。その気になる緞帳はこれかな。
 
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            こんな由緒ある古典模様と同化 。
            もっとも3階からは舟木さんのシャツの柄は詳細には見えなかった。
            ステージ衣装でないとはいえ、引き立たないことになんだか吹っ切れていない
            舟木さんだったが「すぐに着替えてきますから1時間ほどお待ち下さい」と舟木
            さん流のジョークを放って上手へ消えた。     
 
 第一部
    「ああ青春の胸の血は」でオープニング。いつ聴いてもかっこよく、曲と詩が青春を謳歌している。
   舟木さんは、つい先ほどまでの風来坊スタイルから、成熟した大人に大変身されてすっくと立って
   いる。グレーのラメの入ったタキシード、蝶ネクタイ、白いばら、黒のベストにパンツ。
     T字に構えた足のラインと伸びた背筋のバランスが絶妙で立ち姿が美しい。特に斜めから見ると
   頭から足のつま先までわずかに弓なりに反ってスキがなく、一流のモデルのようである。
 
     「コートが好きでずいぶん持っているが、駅と会場とホテルの三角形を動いているだけだから、
   着る機会がほとんどない」と。仕事中心の生活に慣れて、コートを着てどこか遊びに行ってらっし
   ゃいなんて言われても困ってしまわれるのかも。 
 
     「花咲く乙女たち」「北国の街」と続いていく。「あの時分にしては小洒落た歌」確かにアレンジが
   都会的で軽快だ。
 
      「ひとりだけ美味しくてごめんなさい」ステージでいつも飲まれているものを紹介。普段は麦茶
   だけれども今日は「飴湯」。新歌舞伎座でも言われていたような記憶が。舟木さんの「マイブーム」は
   飴湯かな?なんて勝手に想像。
 
      「歌い手は飽きることはない」自分の声や気持ちも、お客さんも変化していくから、長く歌ってい
    ても飽きることはないそうである。
 
      「歌の方から注文してくる」これはちょっと難しくて、舟木さんくらいのキャリアがないとなかなか
    言えないだろうし、その域まで達したから発見されたことだと思う。その注文に応じて、毎回舟木さ
    んはその主張する歌たちを育てておられるようだ。
 
 
      青春歌謡に気持ちよく乗っている内に「銭形平次」となる。スタンディングはないが、ボールは
    飛んできた3階まで。例によって私の前には見えないバリアがあって向かってこない。ああ〜あ。
 
      「萬屋の先輩が1杯飲んでいる間に、橋蔵先輩は2杯半飲んでいるくらいピッチが速い」どう
    やらお酒に関しては錦之介さんより橋蔵さんの方に軍配があがるようだ。   
 
イメージ 12一升瓶を下げて計り売りのお酒を買いに行った子供の頃の話もよかった。
 
                 
                        「高校三年生」 「学園広場」で第一部終了
 
 
 
 
 
 
 第二部
    素敵なスーツで舞台中央に。昔荒船清十郎さんというおしゃれな代議士がおられた。たし
   か実家は呉服屋さんと聞いた記憶があるが、彼がいつも派手なストライプのスーツを着て予
   算委員会等で目立っていた。人間的にも愛される個性を持っておられたと思う。その荒船さん
   ほど派手ではないが、濃紺地に茶系のストライプの入った三つ揃いのスーツにノーネクタイ、
   白のシャツに白いバラをつけた舟木さん、最高におしゃれ。
 
     はじめに歌われた「十字路」は小林旭さんの歌とのこと。45周年コンサートDVDで初めて
   耳にした時、舟木さんに合っている曲だと直感、舟木さんも好きな曲だと言われた。
     「遠藤先生の曲は95%が演歌」と言われたが、次々と歌われる曲は演歌ばかり。それ
   演歌臭はない。だから、私も楽しめる。最近になってやっと舟木さんの歌われる「演歌」の良さ
   がわかってきた。でも、知らない曲がかなり並んだ。舟木さんの「15歳ころに引っかかった
   『初恋マドロス』」も初めて聴いた。
 
     「演歌にきれいなメロディーが隠れる」
     遠藤先生の曲は、舟木さんが言われるようにメロディーだけにすると本当にきれいだ。一曲
     インストロメンタルでせっかく聴かせて下さったのに何の曲だったか忘れてしまった・・・。
      「からたち日記」が難曲であることが今回舟木さんの丁寧な歌唱で良くわかった。島倉さん
     のあのか細い高音とかしげたかわいい首を思い出しながら聴いていた。
 
 
   他人船
      作詞・作曲 遠藤実
      歌   三船 和子
 
         この歌は耳にしたことがあるが、三船和子さんは思い出せない。驚いたのは作詞も
       遠藤先生がされていること。舟木さんが歌っているのを聴きながら、「女歌」のその女
       の人が語っているような錯覚に陥った。舟木さんの散文詩や歌詞には、女心がここ
       でなぜわかるんだろうと感心することはよくあることだが、歌そのものが女性に置き変
       わっていることに今回は驚嘆した。特に1番から3番までの次のフレーズだ。
 
           一  この黒髪の先までが あなたを愛しているものを
 
           二  この指切りの指までが あなたを愛しているものを
 
           三  この目の下のほくろまで あなたを愛しているものを
 
          それぞれのシーンが映像となって見えてくるだけでなく、確かに女性の存在を感じ
        させる。舟木さんはすごいステージまでご自分を持ってこられているんだと思った
              
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    舟木さんが楽しそうに歌われた「若い二人」、北原謙二さんのヒット曲で舟木さんが自分に
  合っている曲だと言われた。子供の頃私もわからないまま歌っていた。あの独特な歌い方は
  「ノンビブラート」だからだそうである。西田佐知子さんもこの歌い方だとマネをされていた。マネ
  と言えば、二部の最初に原盤を聴かせて下さった藤島桓夫さんの「お月さん今晩は」の物まね
  もされ「藤島先輩かわいいですね」。僕ならこんな歌い方になるとアカペラで少し、これがとても
  ステキに聞こえた。
 
 
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  いつまでも耳に残るソーランの響き ラスト曲      
  
  「ソーラン渡り鳥」 
     作詞 石本美由紀  作曲 遠藤実
     歌   こまどり姉妹
 
   ソーラン節は北海道渡島半島のニシンの漁場の仕事歌。ソーランはその囃子詞。
   その力強ささながらに歌う舟木さんの声の響き。夜の部の最後には、この日何曲目になるの
   だろうと考えるとその声量と歌の持つ力をどう表すればいいのだ。
    今でも「ヤーレン ソーラン ソーラン ・・・」とその力強い仕事歌の響きが耳に残っている。
 
「三日間で覚えた」
   持ち歌以外の曲の歌詞、3コーラスまでを三日間で覚えて披露して下さった舟木さん。
  老人特有の症状はまだ心配ないと胸を張られた。
 
 
 
 
 イメージ 14                   隣の席で
     私の席の横のお二人は舟木さんのコンサートは初めてだったらしく、
    プレゼントを持って並ぶ人に「並んでハル」と驚いたり感心したり、舟木
    さんのトークに素直に相槌を打ったりして楽しんでおられた。
    きっとまた舟木さんのコンサートがあれば駆けつけて下さるだろうと確
    信した。
 
 このコンサートは、外のコンサートを間に挟みながら名古屋・大阪・東京と続く。舟木さんは
お元気そうだったから、きっといいステージが今後も繰り広げられるだろう。
 
 
  

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    ゆふぎりさんこんばんは。
    南座の詳細なレポートです。
    素晴らしいコンサートの風景を思い出しております。
    路行く若い方々の会話に笑ってしまいます。
    近くに風情ある寺〔建仁寺〕があったのですね…知らなかったです。
    ありがとうございます。

    [ kaoruko ]

    2014/2/27(木) 午前 0:56

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    kaorukoさん 今日は
    建仁寺は南座から南へ5分くらいのところにあります。宮川町を抜けていくと風情があります。昼の部と夜の部の間の散策にちょうどいいのでまた機会があれば寄ってみて下さい。

    ゆふぎり

    2014/2/27(木) 午後 5:45

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    ゆふぎりさん、京都でのコンサートは街歩きも楽しめて二倍楽しめますね。私は一昨年の南座のコンサートの時はまだ京都を離れて実家に戻って間もない頃でしたから日帰りで一回だけしたステージを拝見しませんでしたが、それから徐々に熱が上がって今回は四ステージともクリアしました(笑)ホテルに二泊もしてちょっと贅沢をしましたが京都はそれだけの値打ちがある街ですね。舟木さんのタキシード姿はやっぱりキマッてますね。二部の極細のストライプは舟木さんらしい上品さがあって好ましく思いました。初日のお見送りでは私の出るのが遅くて手だけしか見えなかったのですが楽日はトークでもおっしゃっていたコート(カシミアのようでした)姿にサングラスの舟木さんをお見送りできて最後の最後まで舟木さんの魅力を堪能できた大満足の京都でした。一ケ月公演もあればいいのに・・と思っています。

    春日局

    2014/2/27(木) 午後 9:27

    返信する
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    春日局さん こんばんは。
    京都に2泊ですか、舟木さんの4ステージ+お見送り、贅沢三昧の旅でしたね。舟木さんのタキシード姿本当にキマッていましたね。ラメ入りをあんなに上品に着こなす方は外にいませんよね。二部のスーツもシックな中に大人の色気がありましたね。今までの中で一番組み合わせが良かったような(個人的嗜好)気がします。来月は堺から始めます。

    ゆふぎり

    2014/2/28(金) 午後 7:50

    返信する
  • はじめまして舟木さんが大好きで…南座シアターコンサートの書き込みを訪ね回っています(*^o^)/\(^-^*)
    偶然ですが何年か前に南座に行った時の菊水から建仁寺お蕎麦を食べてまで(笑)同じように時間を過ごしました。
    とても懐かしい画像に…嬉しくてコメントしています(^^ゞ
    お気に入りにさせていただきますね

    [ ここ ]

    2014/3/2(日) 午前 3:46

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    ここさん 初めまして。
    ご訪問下さりありがとうございます。南座で同じような行動をさせて頂いた訳ですね。建仁寺なら時間が計算できますし、迷うこともないので短い時間を有効利用できますね。小さいストーブを用意している部屋もあって親切なお寺です(笑)。
    舟木さん大好きというだけでブログを続けています。お気に入りにして下さるなんて光栄です。舟木さんと関係ない記事もよくありますのでその時はごめんなさいネ。舟木さんのファンの方とまたお一人お知りあいになれてうれしく思っています。今夜はBS放送で舟木さんが出演されますね。船村先生のギターで「夕笛」楽しみです。

    ゆふぎり

    2014/3/2(日) 午前 9:51

    返信する
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    ゆふぎりさん こんばんは
    舟木さんは、とっても幸せそうに嬉しそうに、遠藤先生の「決して散らない花々」を咲かせてくださいましたね。まだ「松葉」に入ったことがないので、こんどは「にしんそば」を頂いて来たいです。

    満天の星Lovely

    2014/3/3(月) 午後 10:46

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    満天の星さん
    今更ながらですが、あんなに幸せそうに歌われる歌い手さんは他にいないような気がします。見かけだけでなく、本当に美しい空気を醸し出される方ですね。歌い終わって素に戻る時のはにかんだような笑顔にいつも悩殺されています(笑)。エレキギターのたっちゃんが「飛び道具」と上手く表現されましたね。
    「松葉」は2回目でしたが、いずれも一人だったので「地下へどうぞ」と地下の席になり、混んでくると相席にもなります。昔の食堂のようで気安さはありますが、一度窓のある二階席へ行ってみたいものです。

    ゆふぎり

    2014/3/4(火) 午前 9:30

    返信する

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