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「自縄自縛の私」(日本映画):厚ぼったい下着の上から自縛では迫力に欠ける

 朝のTVから「バウムガートナー」と言う名前が聞こえた。落ちたとも言っているのでFCCJ会長ジョージ・バウムガートナーが。(これ以下の記事はFCCJ代理人・横木雅俊弁護士に法的措置をとると言われ削除)

 「高度39km、最高速度時速1110kmのスカイダイビングが、オーストリアのフェリックス・バウムガートナー氏によって成功した。この速度は達した高度における音速の1.2倍に相当し、推進材を使わず音速を超えた世界初の記録。」と。同じ名前でも凄いことをする人がいるんだ。(これ以下の記事はFCCJ代理人・横木雅俊弁護士に法的措置をとると言われ削除)

 直木賞作家、村山由佳48歳。09年に発表された「ダブルファンタジー」のあからさまな性表現を驚きながら読んだ。半自伝小説「放蕩記」(集英社:2011年11月刊)も赤裸々な性への拘りを描いている。離婚し7歳年下の大介と同棲中の作家、夏帆。自分の中に流れる淫蕩で放蕩の血は母から受け継いだとするは幼い時から成人し小説家として大成した現在までも続く母との葛藤を赤裸々に描いている。殆どを関東で育ちながら関西弁で捲し立てる母、美紀子。「夏帆はうちの子やのうて、お父ちゃんの子ォや」と都合が悪くなると怒鳴る。どうして母は、兄や妹ではなく自分にばかり厳しいのだろう。とくに性的なことへの潔癖ぶりときたら異常なほど。「母が禁じた(あのこと)は、私の軀に昏い悦びの火をともす。」10代の半ばは女子高の中で男っぽい夏帆に憧れる夕子や香奈恵とレズの関係。大学二年で弓道部の先輩相原と初セックスを経験し、グイグイと押し切る同級生杉山、アルバイトの出版社編集長片桐に教えて貰った大人のテクニック。寂しくて誰かをすぐに好きになり、「母親を見返すかのように目の届かないところで放蕩を重ねる」小さな会社の社長の愛人、ケチなくせにしつこい大学教授、老妻を亡くしてからの女遊びを覚えた男のものを立たせるのに四苦八苦。体中に注射の跡のある男に無理強いされて足腰立たなくなったこと。君のような人がこんなことをしちゃいけないと説教をする男。別の知り合い方をしたかったと言う男。名前をろくに知らない相手と暗い部屋でふたりだけのことをして再び外へ出ると「今そこでいっぺん死んできたかのような捨て鉢な気分になった」
 「放蕩記」のタイトル通り村山由佳の凄まじい自伝だ。

 この映画の描くSM世界が最近青森市で起こっている。31歳の女性が同居の男性に犬用首輪で繋がれ監禁され死亡した。女性の遺体には目立った外傷はなくやせるなど衰弱した様子もない。女性は衣服を身に何も着けていない全裸だった。 逮捕監禁容疑で逮捕された同居のトラック運転手、桑野貴志容疑者(38)は調べに「仕事に出た時には女性は生きていたが午後7時半ごろ帰ると死んでいた」と供述。女性に首輪を付けワイヤで台所の金属部分にくくりつけて拘束したことは認めているが死亡との因果関係は否定している。

 平凡な家庭で育った立花百合亜(平田薫)は大学時代ネットで自縛の世界を知り興味を覚えた。だがある日自縛を楽しんでいると恋人の持田祐太(綾部祐二)が突如部屋を訪れ趣味がバレてしまう。祐太とはそれ切りになったことを悔いて自縛を封印する。
 それから5年後広告代理店に就職した百合亜の部下に新入社員の桜井達也(米原幸佑)と途中入社で年上の弘前恵美(馬渕英俚可)が部下になるとストレスは最高に達する。わがままな上司,矢村修司(安藤政信)は全く頼りにならない。馬場商会へのビッグなプレゼンを目前に控え緊張感から逃れるために再び縄を手にしていた。

 映画の冒頭から縄で複雑だが美しい自縛のオンパレード。主役、百合亜を演じる平田薫が唇を尖がらせて可愛い顔に満足な笑みを浮かべてスレンダーな身体に綺麗な幾何模様で自縛を披露する。しかしチョッと待って、何か違うよ。青森犬鎖事件でも原則として全裸に縄をかけるのだろうが。厚ぼったいカミソールに派手な毛糸のパンツみたいなものを穿いて縄で縛ったってエロでも耽美でもありゃしない。自縛のシーンは毎度このアツギの上で行われる。プレスを読んで分かったのが監督の竹中直人は平田をアミューズと崇めているようだ。自分の想いが込められている平田を全裸にして苛むなんて怖れ多いのだろう。だからセックスシーンも平田の上半身(こちらは裸で胸が見えるが)だけの描写で圧し掛かる男との絡みの全体像は披露していない。チラッとヘアは見えるがそれだけ。つまり毒素を抜き耽美を除外した「自縄自縛」なんてものは完全消毒済みの漂白体に過ぎない。原作は蛭田亜沙子の同名の小説。だからスト―リ―はしっかりしていて面白く、竹中監督のいつもの突拍子さや不条理が無い作品なので期待していたが、主演女優を大切にする余り毒を盛り損なった映画は迫力が無い。
精々平田薫を大切にして棚に飾っておいてください。

 新春ヒューマントラスト・シネマ渋谷他で公開予定。

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悪辣・卑劣・因業・傲慢・不遜・吝嗇・猿顔・強姦魔のバルムガルトナアというやからがいる一方、まっとうなバルムガルトナア氏もいるのですね。たった一匹極悪のバルムガルトナアがいるだけで他の同姓の方々はご迷惑でしょう。同情申し上げます。 削除

2012/10/15(月) 午後 2:52 [ 西 法太郎 ]

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来日して25年間、スイスに住む場所が無く終の棲家を東京に求めた老いた不良外人。哀れと思うがこうも危害を加えられたら燃える火の粉は防がなければならない。日本国憲法を盾にとり「言論の自由」でバウムガートナーを退治しましょう。

2012/10/15(月) 午後 3:34 [ kj3*96*12 ]

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