雪の日 シロたちと
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このあいだは金網の向こうのシロをほんの数秒眺めただけでしたが、やっとゆっくり会える機会に恵まれました。 時間は早朝でした。 京都らしい爽やかな朝の空気と雪のなかに、かわいいシロは居ました。 こんなに寒いのに、もうシロたちのそばにある桜は芽を出してしました。 シロに近づいていくと、へこみがあることに気づきました。 この傷にどんな思い出があるのでしょうか… 補修されてほしいです。 いつもシロに会うときにはいろいろな近況報告をしたり、京都で起こっていることについて話すのですが、今回はみどりに塗られたマロン(117系)のことを報告しました。 するとシロは、「ぼくのまわりの木たちもみどりだよ。大丈夫だよ」と言ってくれました。 私はあらためてシロのうしろの木を見ましたが、とてもその木々の素敵な緑がマロンと同じ色には見えませんでした。それでもシロの気持ちがうれしくて、ただ黙っていつになく優しく親しげなシロを見ていました。 この日は厳しい寒さと雪、早朝ということで本当に人気がありませんでした。 誰もいない公園でかけがえのない名車たちと静かにすごすひとときは、確かに明日への希望が芽生えるものでした。 ありがとう
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