インドの多様性:デリーとムンバイ
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先週1週間インドに行ってきた。これまでインドはデリーを中心とした北部(タージマハールのあるアグラやジャイプールなど)とバンガロールにしか行ったことがなかったが、今回はムンバイ(ボンベイ)にも初めて訪問するチャンスがあった。
ムンバイはもともと7つの島でできていたのが、埋め立てでつながった南北に伸びる細い半島でできている。限られた土地に商業地や住宅地が密集しているので、大変な混雑ぶりである。空港の近くサンタクルーズ地区にあるハイアットリージェンシーに泊まったが、1日夕方まで時間があったので、街を散策することとした。インフラビジネスについて研究をしているので、鉄道に乗ってみようとおもって、ホテルの前でリキシャーをひろってサンタクルーズ駅から終点のチャーチゲートまで電車に乗った。朝遅い時間だったので殺人的なラッシュにはあわず、座ることができた。走行中の窓は開けっ放しで、電車がゆるゆる動いているのに人が出入りしたりし、電車はボロボロであるが、線路はずっと複々線で広軌なので、車内は広く、ベーシックなインフラとしてはきちっとできていると感じた。信号や運行システムなどを整備するともっと電車の頻度を上げて、効率的な運営ができるのではないかと思った。ただ、電車賃が安く(7ルピー)、日本企業が入っていってビジネスになるかというと難しいと思うが。
終点の駅からはぶらぶら30分ほど歩くとインド門があるムンバイ随一の観光スポットにでる。途中のきれいそうなレストランでお昼を食べて、インド門の下からでる船にのってエレファンタ島に行った。ここは世界遺産にもなっている石窟寺院があり、シバ神などの石像が並んでいる。保存状態はあまりよくないが、都会から近い観光スポットということもあり、観光客であふれていた。インド人もみんなきちっとした格好をしており、旅行を楽しむ中産階級の人が増えてきたのであろう。
ただ、ここからの帰りが大変だった。インド門から少し駅の方にもどってスーパーマーケットで少し買い物をして、タクシーで帰ろうとしたらなかなかタクシーが拾えない。やっと拾ったと思ったら、どんでもないボロ車でグランドハイアットが分からないという。しょうがないので、サンタクルーズ駅まで行ってもらい、そこで改めてリキシャーを拾いなおすこととした。だが、これが間違いで、渋滞の中1時間半ほどかけてやっと駅までたどりついたが、そこは車と人の海。夕方のラッシュ時になりものすごい人の波をかき分けてリキシャーを拾おうとしたが、なかなか空車がみつからず、かつ場所が悪いのか乗車拒否にあう。しょうがないので、店の人に聞きながら歩いてホテルの方に向かいかけてやっとのことで商売化のあるリキシャ(通常10ルピーくらいのところを100ルピーといってくる)を見つけてホテルにたどり着いた。
ムンバイというのは、タタやリライアンスなどインドで有数の財閥の本拠地があり、リライアンスの社長はとんでもない豪邸に住んでいる。その一方で町の半分くらいはスラムになっているといわれている。この後デリーに行ったが、デリーが整然としている町に見えた。
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