三頌亭日乗

読書好日であれかしと・・・、何を読みましょうか?

全体表示

[ リスト ]

棟方志功装丁本

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

こんばんは、皆様、三頌亭店長です。牛乳ビンの底みたいな眼鏡をかけて、舐めるようにぐいぐい版を彫り付ける棟方志功の姿をNHKで見たのはもう大分前のことになります。棟方志功の装丁になる本というのは結構たくさんあって、装丁家としての志功は優に一家を成すでしょう。

その中でもとりわけ中央公論社よりでた、谷崎潤一郎の「鍵」と「瘋癲老人日記」は代表作といってもよいでしょう。ほとんど5頁毎くらいに棟方志功の挿絵が収められていて、大変楽しいです。谷崎潤一郎と棟方志功の関係はどちらかというと志功の「谷崎先生」という関係でした。この2冊はたいへん谷崎も気に入っている本で、「挿絵と装丁に勇気づけられた」と棟方志功の「板極道(ばんごくどう)」の序文に書いております。

出版されて約50年が経ちますがこれらの本はまだたくさんあって、しかも安いです。初版、重版は全く同じですのでほとんど問題になりません。三島の「豊饒の海」と並んで三頌亭店長オススメの古書です。箱が汚れやすいのが難点ですので出来るだけ保存の良いものをお探しください。

谷崎潤一郎の「鍵」は読むより先に京マチ子&市川崑監督の映画をテレビで見たことがあります(中学生のとき)。なんとも妖しい魅力の映画でよく思い出すことがありますね(笑)。当時は「なんかマズイものをみちゃった!」みたいに思ってました(爆)。カンヌで賞をもらった、今は無き大映の有名な映画です。

追記:探偵小説がお好きな方には「過酸化マンガン水の夢」があります。

この記事に

「雑談休憩室」書庫の記事一覧

閉じる コメント(4)

顔アイコン

そうそう、私にとって版画といえばこれですよ!(笑)この土臭い感じ。この人の版画を見ると、自分は青森の人間だなあと思うんですよね(気のせいかもしれませんが)。「板極道」は持っているけど、未読でした。読んでみようと思います。

2006/11/18(土) 午前 9:39 mepo 返信する

顔アイコン

こんばんは、mepoさん。「版画と言えばやはり棟方志功」でしょうか(笑)。この人の彫っているところテレビなんかでご覧になったことがありますか?。すごいですよ〜。一度、特集とかあったらご覧になってみてください。「板極道」・・文章がヘンです(天才語(爆))

2006/11/18(土) 午後 10:20 kms*30 返信する

顔アイコン

もねさん、こんばんは。棟方志功が版画を彫っている姿、見たことありますよ〜。青森市にある棟方志功館には、様々な志功の写真が貼ってあります。板に目を近づけて、憑かれたように彫ってますよね。青森を離れて、故郷を恋する気持ちがとても共感できます。私に表現方法はないけれど(笑)

2006/11/21(火) 午後 11:53 mepo 返信する

顔アイコン

こんばんは、mepoさん。棟方志功は郷土のにおいが分かち難くついている方なので地元の方にはやっぱりよくそれがわかるのでしょう。私にとっては洗練と全く対極にある人物で、円空の仏像のようなイメージがあります。おかしいでしょ(笑)。フィルムでみる棟方志功は本当にエネルギッシュに板を刻んでいます。

2006/11/22(水) 午後 11:57 kms*30 返信する

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

.
kms*30
kms*30
男性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
 今日全体
訪問者3243667
ブログリンク044
コメント08168
トラックバック0293
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

最新の画像つき記事一覧

20,000ポイントが当たる

みんなの更新記事