建築家小林英治のエッセイ

事情があり3週間ほど別府に帰っていました。

男と女

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「男と女の間には、ふかくて暗い河がある」黒の舟歌の冒頭である。

この河の存在の為に喜怒哀楽が絶えず、人生が豊なものになっているのかも知れません。

現在、職場では女性たちが独特の粘りを発揮し、優秀な多くの人達が活躍をしている。

街を歩くと若い男のサラリーマンが、まるで女性のようにお尻を振りながら歩いているのを見かける事が

ある。駅のホームでは男の子が内股で立っていて、その横を蟹股の若い女が通り過ぎて行く。

カラオケでは、ちょっと怖そうな若い男が顔の表情とは裏腹に澄んだ高音の唄を歌ってビックリさせる。

それらを尻目に歌う女性は、低音で歌って限りなく楽しんでいる者が多い事に気付く。

そこにはもう、男の低音の魅力は無い。

勿論全員がそうなのではなく、そう言う人が多いと言うだけなのだが

これらの事を「今そこにある男性の危機」として受け止めたい。

そんな事を考えながら、いつか男と女の違いを書いてみたいと思っていたので

新たに「男と女」と言う書庫を設けました。

読んだ感想を聞かせて頂けたら嬉しいです。
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一握のものは

今から7年前、とあるスナックのママさんとマンボを踊っていたときである、そのママさんから、私の握ったコブシの親指の位置が左右反対だから、どちらかに統一した方が良いと注意されたことがある。その時初めて気が付いたのだったが、私は右手の親指は外に、左手は内側にして握っていた。全くおかしなことがあるものだが、自然とそう握ってしまうのだった。不思議に思い、何度か試しに親指を外と内とを交互に繰り返しているうちに、その違いが分かるようになった。

結論を先に延ばして話を変えるが、ジャンケンをしてグーを出すときの握りかたが男と女では違うそうだ。男性は親指を外にして握るが、女性は反対に内側にして他の指で包むようにして握るそうだ。その話を15年近く前に何かで読んだ記憶がある。その理由について記載があったが、古い話なのでハッキリと覚えていないが、確か、男性は戦いなどでゲンコツで殴るとき、親指を内側にしていれば親指を骨折してしまうので、外側にして常に攻撃の姿勢に備えているそうだ。では女性が親指を内側にする理由は何か。おぼろげながらの記憶によると、生命を大事にするあまりに、全てを内側に包み込もうとする力が大きいために親指を内側にして握るのだとか、訳の分からない説明だったような気がするが、今では何となく分かる。

ここで皆さんも試してみて下さい。親指を内と外と交互に繰り返して握ってみてください。その違いが何となく分かりませんか。私は感じるのです。内側にして握ったときは、何か不思議な安心感があり、何かから命を防御していると感じるのです。

拇を内側にして握るようになった7年前、私の体は少し病み始めていたのです。やがてその兆候だったことが分かりました。拇を内側にして握ることで、少しでも自分の体を守ろうとしていたようです。大した病ではないのですが、人間の体とは不思議なものですね。まあこの話でいけば、女性はみんな病んでいることになってしまいますから、大して信憑性はないかもしれませんが、男性の方で道を歩いている時、拇を内側にして手を振っていたら、体の発している危険信号かもしれません。早めに病院に行って検査をしてもらいましょう。そして健康な人生を、より良い住まいとともに少しでも長く過ごそうではありませんか。

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