藤岡あかねのYahoo!ブログ

本名で検索するとこのブログが1位に出てしまうので、開き直って身元バレして更新していきたいと思います!
夏なので、怖い話をします。
私がまだ小学生だった時の話です。
夏休みに、香川県高松市にある母方の祖父母の家に遊びに行っていました。
祖父母と私と兄は朝から一緒に出かけて、母は家で一人で留守番をしていました。
庭があって、納屋があって、さらに離れまであるような、広い家でたった一人です。
母にとっては生まれ育った家。
かなり気が緩んでいたんでしょう。
ガタン!
昼すぎに、玄関で物音がしました。
田舎なので、基本的に鍵をかけないんですね。
それで、母は「近所の人が誰か来たのかも」とリビングから顔を出しました。
わりと頻繁に、近所の人がおすそわけに来る家だからです。
玄関には、仏頂面の中年男性が手ぶらで立っていました。
この時、お互い無言でしばらく見つめ合っていたそうです。
男性は、母の知らない人でした。
結婚して家を出ていても、近所の人ぐらいわかります。
見つめてくるだけで、「ごめんください」の一言もありません。
やがてその男性は狼狽した様子で「トイレ貸してください」と言いました。
母は動揺しながら、「この奥です」と案内しました。
しばらく経って、男性は「ありがとうございました」と帰っていったそうです。
ただトイレを借りたかっただけ…?
いえいえ、他にも借りれそうな家はいっぱいあります。
近くに和菓子屋もあるので、むしろそっちの方が借りやすいでしょう。
それから、夕方になり、私達がのんきに「ただいま〜!」と帰ってきました。
その時、母は祖父母の前でワッと泣き崩れました。
いきなり母が泣き出したので、私達は何事かとビックリしました。
大人の涙なんて、そうそう見ることないですからね。
恐らく、話の途中でピンときた人もいるのではないでしょうか。
そう、あの中年男性は泥棒だったのです。
仏頂面だったのは、何か盗むつもりで家に入ったから。
狼狽したのは、家の中に人がいると思っていなかったから。
男性はトイレからなかなか出てきませんでした。
それで、母は相当ビビっていたそうです。
知らない男性と二人っきり。
しかも、泥棒だろうということは何となくその場の空気で気付いていました。
かよわい女性にとっては恐怖でしかありません。
この男性に貸したトイレの網戸は、煙草ですっかり焼かれていました。
男性が帰った後にトイレを覗いたら網戸がそんなことになっていて、怖くてたまらなくなったそうです。
「あの男性が戻ってくるんじゃないか」と考えてたら、体が動けなくなったと涙ながらに語っていました。
私も家で泥棒と二人っきりだったら、震えが止まらないでしょう。
大学時代に、一人暮らしのマンションのベランダの向こう側にカーテン越しで人影が見えて怖い思いをしましたが、比べ物にならないと思います。
幽霊の話ではないけど、私的にはめちゃくちゃ怖い話です。
ただ、細くて存在感が乏しい母の方がよっぽど幽霊っぽい、というのはここだけの話です。

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たまに、何もないところで膝をついてしまいます。
まだ祖父に二度と会えなくなったことをちゃんと受け入れられてないようです。
「これからやっと恩返しができる」と思っていた矢先だったので、自分が何をしたらいいのかたまにわからなくなります。
もう、会いに行っても「よく来たね、あかねさん」と言ってくれないんだなぁ、と思うと無性にやるせないです。
自分の一部を失ってしまったような気がします。
眼球が溶けて頭蓋骨からこぼれ落ちるんじゃないかと思うくらい涙が出ましたが、いくら泣いても過去にタイムスリップできるわけじゃないんですよね。
嗚咽のしすぎで、まだ少し声が変になっています。
いつかは寿命が来るってわかっていても、いざ直面するとこうゆうのは耐えられないですね。
私のことを大事にしてくれた分、大事にしてあげたかったんですけどね。
余計なことを考え始めると、ちゃんと立てなくなります。
年をとったらこんなに嫌なことを乗り越えないといけないなんて、人生は過酷ですね。

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