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レココレ、昔の号を眺めていたら、やっぱり素敵な特集が多いのでアップしました。
86年9月号「ガールグループス」特集(対談:長門芳郎×小西康陽)
Be my baby! そして、Give him a great big KISS! WAH!
山下達郎さんの曲で“Dreamin' Girl”というのがありますが、きっとイメージとして「ガールグループス」やコニー・スティーブンスやロビン・ワードたちが歌った「夢」のような曲たちを胸に秘めながら作ったのではないでしょうか?彼女たちが青春の日々を費やし、歌いつづった愛すべき曲たちは、いつ聴いてもEver Greenなのです!
50年代から白人のシスターズ系のコーラスグループはあったようですが、ロックンロールのムーブメントの頃にそれがロック寄りのサウンドになってきたそうです。代表的な曲は、
*The Chordettes/Loli-Pop*
ロ〜リポップロ〜リポップヘイロ〜リロリロリ♪そうです、ノベルティっぽいDooWop系ですね。
60年代にも引き継がれ、
*My Boyfriend's Back/The Angels* へ〜ラ〜ヘ〜ラ〜マボイフレンズバック♪
前述の古い感じの曲として
*The Paris Sisters/I love How You Love Me*(確かフィル・スペクタープロデュース)
*Teddy Bears/To Know Him Is To Love Him*(フィル・スペクター在籍)の名曲もありました。(デビュー前のThe Beatlesもカバーしてました)
かたや黒人のグループでは、チャーチ・クワイアつまりゴスペルのサウンドをベースにした女性版フランキー・ライモンを目指したサウンドの、
*The Chantels/Maybe, He's Gone*から始まり、
60年代に入り、その手のサウンドが売れることもあり、一気に黄金時代に!
*The Shirelles/Will You Still Love Me Tomorrow, Baby It's You, Boys*
*The Chiffons/He's So Fine, One Fine Day, Sweet Talking Guy*
*The Exciters/Tell Him, Do Wah Diddy Diddy*
それらの曲はほとんど、若き日のキャロル・キングやバート・バカラックほかの優れた作曲チームに支えられていました。洗練された曲作りとソウルフルなヴォーカル、華やかな女の子たちのビジュアル。シングル盤一枚にパッケージされた「夢」は時代を超えて青春のトキメキを感じます。
そして、プロデューサーが歌手、作曲、アレンジ、録音を統率して制作する優れた例としてフィル・スペクターが登場します。
*The Crystals/There's No Other,Uptpwn,Da Doo Ron Ron*
*The Ronettes/Be My Baby,Do I Love You,Baby I Love You,Walking In The Rain*I Wonder*
(このレココレの表紙を見事に飾っております!)
*Bob B.Soxx & The Bluejeans/Not too Young, Why Do Lovers Break Each Other Heart*
うっ、名曲だらけ!!!名唱だらけ!!!クリスタルズのダーレーン・ラブ、ロネッツのロニー・ヴェネットの歌にシビレます。ソウルフルで、かわいくて、温かくて、力強い。
70年代の終わりごろ写真のThe Ronettesのアルバムが復刻されたとき、
「今、どんなに努力してもこのアルバムを越えるものはつくれない」とフィル・スペクターは語ったそうです。ギターを十数台一緒に演奏させたり、ストリングスを多用したり、ドラムスのそれぞれにマイク立てたり(今は当たり前ですが)様々なパーカッションを重ねたりしながら、エコーを効かせた奥行きのある壮大なサウンドはまるで大きな「音の壁」。聴く者に迫ってきます。“Wall of Sound”と呼ばれるそれらは、The Beach Boysのブライアン・ウィルソンをはじめ、大瀧詠一師匠にいたるまで多くのフォロワーを生み出しました。また、星の数ほど多くの亜流ソングが生まれております。いまではそう気付かずに一つのパターンとして存在するのかもしれません。中島みゆきさんの「悪女」なんてのもそうですね。
デトロイトでは、あのモータウンから続々と
*The Marvelettes/Please Mr. Postman*を皮切りに
*The Supremes/Baby Love,Where Did Our Love Go,Come See About Me,Stop! In The Name Of Love,
I Hear A Symphony,You Can't Hurry Love,You Keep Me Hangin' On*
*Martha & The Vandellas/Come And Get These Memories,(Love Is Like A) Heat Wave,
Dancing In The Street,Nowhere To Run,Jimmy Mack*
珠玉のヒット曲のオンパレ。The Supremesのダイアナ・ロスとThe Vandellasのマーサ・リーヴスは2大巨頭です。で、それを支えていたのが、H-D-H(ホーランド=ドジャー=ホーランド)トリオほかの作詞作曲陣と、そうです、映画『永遠のモータウン』(必見)で初めてフィーチャーされた演奏陣「ファンク・ブラザーズ」なんですね。
フィレス、モータウンときたら、忘れられないのがレッド・バード/ブルー・キャットレーベルですね。
そう、あの伝説のシャングリラスはここに居ました。
*The Shangri-Las/ Remember (Walking in the Sand),Leader of the Pack,
Give Him a Great Big Kiss,I Can Never Go Home Anymore*
*The Dixie Cups/Iko Iko,Chapel of Love,People Say*
*The Ad Libs/Boy from New York City*
やはり、シャングリラスでしょう(3つめの写真)!「リーダー・オブ・ザ・パック」のバイク音と衝突音、「リメンバー」のカモメの鳴き声などの効果音、「家へは帰れない」の孤独な語り! "When I'm in love, you best believe I'm in love, LUV." で始まる“Give Him a Great Big Kiss”!ニューヨーク・ドールズもこのフレーズを借用してましたね。それらにスペクターサウンド系のドラマチックなサウンドが相まって・・。もうたまりません。プロデュースはシャドー・モートン(後にヴァニラ・ファッジなども手がけてます)。メンバー2姉妹の不良っぷりが、かっこよすぎです!
たかが「女の子のコーラスグループ」と侮るなかれ!ビートルズを含めブリティッシュ・ビートバンドに多大な影響を与え、(多くのバンドがガール・グループスの曲をカバーしてます。)フィレスやモータウン、レッド・バードのサウンドは多くのロックのサウンド作りに引き継がれています。
ガール・グループスはそんな「夢の工場」(長門芳郎さん×小西康陽さんの言葉)で作られた魔法の音楽なのです。
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お越しいただきありがとです。ウチは夫、私、娘の3人組。 夫に女装願望が芽生えればいつでも新ロネッツOKです!
2005/5/5(木) 午前 0:53 [ ebi ]
こちらこそありがとうございます!ユーモア溢れるブログの秘密は家族経営だからだったんですね!オズボーンズ・ファミリーならぬ新ロネッツですか!見てみたいですよ〜。
2005/5/5(木) 午前 1:16 [ Kのトランク ]
みつおです。わあ、こんな素敵な記事が!見逃してました。ボンバーぎみなヘアに水玉ワンピに締まった足首。最高にキュートな60年代スタイル!そりゃバックにハートを飛ばしたくもなりますね〜。達筆kohnoさんの要約も楽しみにしてます♪
2005/5/6(金) 午前 0:24 [ dea*b*ar19*0 ]
みつおさん、「達筆」だなんてプレッシャーかけないでね。でも、大好き好きです!ガールグループス!今日で僕のGWは終わりましたので、また暇見つけて書いてゆきます。ヨロシクネ!
2005/5/6(金) 午前 0:34 [ Kのトランク ]
ムードありますね。はじめまして。レジャと言います
2005/5/8(日) 午前 10:00
レジャさま、ようこそはじめまして!見ているだけで雰囲気ありますよね。60年代のガール・グループスはポップスというより、ソウルが基本にあったと思っています。その辺りも今後書き足して行くつもりですので、また、遊びに来てくださいね。
2005/5/8(日) 午前 11:39 [ Kのトランク ]
ちょっと書き足しました!初めて「ガールグループス」を聴こうと考えていらっしゃる方の参考程度になれば、と思います。
2005/5/12(木) 午前 0:54 [ Kのトランク ]
待ってました!私はキャロルファンからロネッツにたどりつき、ジャニスイアンファンからシャドー・モートンにいき、ちょうどkohnoさんの記事を下からさかのぼっていったかんじです。大好き・好き好きガールズグループ♪私はゴスペルをやってるんですが、みんながすぐ年末コーラス隊を想像するので「ガールズグループスの世界なのよ〜」ってよく言ってますがあまり通じません(泣)シャンテルちゃんのI love you soなりきり歌唱でやったりしてますよ。パリス・シスターズってフィルスペクター?!知らなかった。
2005/5/25(水) 午前 0:08 [ みつお ]
待ってました!みつおさん、嬉しいコメントです!そうですか、川を上ってより源流への旅ですね。そう僕も好き好き大好き!です。ゴスペルやってるんすか!カックイイ!そうですね、“I love you so”なりきり歌唱気持ち良さそう!そうなんです。ソウルなんですね!フィル・スペクターもフィレス・レーベルでは、ダーレーン・ラブはじめ黒人歌手しか起用しなかったのは、歌の上手いソウルフルな歌手を求めていたに違いないと思ってます。
2005/5/25(水) 午前 0:34 [ Kのトランク ]
そうそう、パリス・シスターズはフィレス設立前にスペクターがプロデュースしたんですね。作曲はバリー・マンだったと思います。そういえば大瀧師匠にプロデュースされる前にシリア・ポールが組んでいたモコ・ビーバー・オリーブも“I love how you love me”を歌ってましたね。『忘れたいのに』っていうタイトルで、ほんと胸キュン・ナンバーでした。
2005/5/25(水) 午前 0:39 [ Kのトランク ]
パリス・シスターズってちょっとプリシラのボーカルやハーモニーの感じが他と違ってソフトな印象で。でも確かにいかにもウォール・オブ・サウンド。シリルズの「Will You Still Love Me Tomorrow」はキャロル自身がタペストリーで歌ったのを先に聴きましたが、全然違う曲かと思いました(どちらも好きだけど♪)そして、私が一番好きな「SHOUT」シャングリラス!Give him a great big KISS!! に続くわけですね。続編も楽しみにしてます。
2005/5/31(火) 午前 0:37 [ みつお ]
あいあい〜!アンガールズじゃなくてガールグループスの続編ですね〜!すみません怠っております。なかなか仕事が遅くて「家へ帰れない」私です。ヂャストアモメントです。LOVEじゃなくてLUVのシャングリラスですね!
2005/5/31(火) 午前 1:07 [ Kのトランク ]
う〜ん!!!すばらしい!!kohnoさんの筆力に音楽愛を感じてやみません。そうそう。ロニーナイトレポでは書ききれなかったのですが、「ロニーが憧れた声」としてフランキー・ライモンの映像も流れました。また、例の「大山ロニー」映像ではやはり貫禄を増したThe Dixie Cupsが映っていたり、ロニーのグチ映像ではDarlene Loveも一緒にぐちってました(笑)
2005/6/20(月) 午前 0:56 [ みつお ]
シャングリラスは、本当にかっこよくて、ちょっとはすっぱな感じでいてかわいい!私も大好きです。Give Us Your Blessingsの雷音も、Walking In The Rainだったいして?とか思っちゃいました(これは違いますかね)。女の子の強さとかわいさと切なさがつまった、まさに「夢の工場」!ボーイ・ミーツ・ガール的な青春の香りは、日本のポップス(もちろんグッバイを含む)にも通じるところがあって、きっと、歌にこめられる永遠のテーマなのでしょうね。
2005/6/20(月) 午前 1:08 [ みつお ]
ありがとう、みつおさん!!筆力はありませんが、ほんとに好きなんです、ガールグループス♪フランキー・ライモンはいいですね。初めて聞いた人には女の子の声に聞こえるかもしれませんね。“Why do fools fall in love”とか多くのガールグループがカバーしてます。それにあこがれてデビューしたシャンテルズの“Maybe”も名曲です。これもまたシャングリラスがカバー。素敵です。
2005/6/20(月) 午前 2:36 [ Kのトランク ]
で、そのシャングリラスの雷鳴ですが、可能性はあるかもですね(未確認ですが)。エリー・グリーンウィッチやジェフ・バリーとかも関わってるし。☆そうですね、「ボーイ・ミーツ・ガールは永遠のテーマ」いい言葉です。ヘアカット100も大瀧師匠もThe Good-Byeもみんな素敵です!!(実は数週間前に“Ready!Steady!!THE GOOD-BYE!!!”買いましたヨ)
2005/6/20(月) 午前 3:06 [ Kのトランク ]
私はフランキー・ライモンとニーナ・シモンを同時期に聴いて、二人の声の高低に対して「これ逆だろうーーー!!!」とレコードにむかって一人つっこんでました(笑)ところで、グッバイ買ってくださったのですか!!こんなにひっそりと告白なんて水くさいですよ師匠!!EMIZOちゃん、こりゃ関西遠征しなきゃいけませんかね私たち。みんなで肉をほおばりながらグッバイを語る会♪東京からルースター君もkeisukeさんも連れて行こう。
2005/6/20(月) 午後 5:13 [ みつお ]
なんですかー、kohno師匠!言ってくださいよ(笑)。ある程度聴いていただいたら、ぜひ感想お聞かせくださいませ。
2005/6/20(月) 午後 10:54 [ dea*b*ar19*0 ]
みつおさん、EMIZOさん、ごめんなさーい。よっしゃ!語れるほど聴いて応戦しましょう!暫くーーーーーー。
2005/6/21(火) 午前 0:30 [ Kのトランク ]
↑↑こんなブログの片スミまで、ちゃっかり見てたりして。kohnoさん。DVDも面白かったですよ。私が言わずとも、お二人からおすすめされるでしょうが(笑)いやまじで面白いです。これはホント。
2005/6/23(木) 午前 0:49
著●権違法???ですがWAVファイルをUPしております。最近は「ロネッツ」を3曲ほど・・・
2005/6/23(木) 午後 6:15
teddyさん、こんな偏狭ブログの片すみまで追いかけていただき恐縮です(笑)。港湾のWarehouseの暗い片隅に隠れて、ひっそり聴こうとしてたところをハイビーム光線三方から当てられたようで(汗)。
2005/6/25(土) 午前 8:54 [ Kのトランク ]
自虐亭さん、おおー!英国盤仕様のフィレス・シリーズですね!このときの音が好きです。ほとんどリアルステレオです。「ママがサンタにキスをした」の冒頭など右からサンタが入ってきて・・・等楽しめますね。ああー、あのとき、思い切って英国盤BOX買っとけばよかったなあ。
2005/6/25(土) 午前 9:10 [ Kのトランク ]
kohnoさんーん!すごい記事ですねー♪なんて言ったらいいんだろう?ガールズズグループへの愛を感じました!私も若輩者ながらガールズグループ大好きです♪
2005/7/13(水) 午前 0:44 [ ]
Wednesdayさん、水曜日にコメントをありがとう!ガール・グループス、いつ聴いても胸キュン!青春できますね〜(笑)。もしよろしければ、どんな曲が好きですか?教えてくださ〜い♪
2005/7/13(水) 午前 6:47 [ Kのトランク ]
えーっとですねー。クリスタルズならThen He Kissed ME。これってビーチ・ボーイズもやってますよね?母の持ってたレコードに入ってました。確か・・・Then She Kissed Herってタイトルだったような気が・・・ロネッツならBaby,I Love Youが好きですねー♪
2005/7/13(水) 午後 1:10 [ ]
いいですよねえ!“Then He Kissed Me”ビーチ・ボーイズは確か“Then I Kissed Her”だったです。ロネッツの“Baby I Love You”“I Wonder”“Do I Love You”そして“Be My Baby”いつも手元に置いておきたい曲ばかりですよ〜!“So Young”もビーチ・ボーイズがカバーしてましたネ。
2005/7/14(木) 午前 1:01 [ Kのトランク ]
Wednesdayさんも「好き好き同盟」加入ですね♪私もThen He Kissed ME好きです〜。いいですよね!ロネッツならThe Best Part Of Breakin' Upも!
2005/7/14(木) 午前 2:19 [ みつお ]
あっ、決定決定。「ガール・グループス♪大好き好き好き同盟」加入が決定しましたよ!Wednesdayさん♪
2005/7/14(木) 午前 6:48 [ Kのトランク ]
O(≧▽≦)O ワーイ♪嬉しいですー♪若輩者ですがどうぞ夜露死苦ー♪
2005/7/15(金) 午後 6:34 [ ]