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映画感想≪クライマーズ・ハイ≫

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映画は時間とお金がかかるものなので、百聞は一見にしかずとわかっていても、全て観ることは当然出来ません。

雑誌やネットで収集する情報や、自らの経験を考慮して、鑑賞予定映画を決めます。

今回の映画は、鑑賞予定から外れていました。この映画の監督には、≪伝染歌≫と≪魍魎の匣≫の2作品連続して裏切られたので、観に行こうという気が起きなかったんです。

しかし、いつも鑑賞予定映画を選定する上で、参考とさせていただいているブログで、高評価を得ていたので、観に行くことにしました。


今日は、少し時間が無く、最後まで書き切れませんが、是非とも観に行ってほしいので、作品の概要と星取り表だけ書きます。続きは早いうちに書きます。(7月8日完成)

≪クライマーズ・ハイ≫★★★★
監督:原田眞人
脚本:加藤正人、成島出、原田眞人
出演:堤真一、堺雅人、尾野真千子、高嶋政宏、山崎努、遠藤憲一


ちなみに原作者の横山秀夫は、日航機事故の時、群馬の地方新聞に勤めており、その時の体験を元に「クライマーズ・ハイ」を書いたそうです。素晴らしい作品なので、もし機会があれば、読んでもらいたい一冊です。


話を映画の方に戻します。一言でいえば、素晴らしい作品です。年に一本とまでは言いませんが、そうそう観れる映画ではありません。是非とも鑑賞をお勧めしたい作品です。監督のこだわりのバランスが悪いところを要因とする欠点を抱えていますが、充分に満足できる作品でした。


原田監督というと、作品よりもどちらかというと、彼のホームページ等でみられるビッグマウスの方が、個人的には興味がいってしまいます。最近ではダラボン監督の≪ミスト≫を酷評していたので、私などは「お前の作品を楽しみにしてるぜ」(笑みたいなノリで今作品を観にいったんですけれど、正直見直しました。今作品はなかなか素晴らしいですよ。特に、ジェイソン・ボーンシリーズのポール・グリーングラスを意識したような、細かいカットを繋いでいく撮り方は、作品にも相性も良かったのかかなり効いています。スクリーンに映し出される映像は緊迫感を有し、それがたまにみせる穏やかな時を浮かび上らせるという相乗効果も生んで、見ごたえのある映画にしています。


役者たちも素晴らしい演技を披露しています。主人公悠木和雄役の堤真一は安定した演技にくわえ、実際に谷川岳を4日がかりで登頂するという離れ業をしています。彼の体当たり演技で、一歩間違うと現実離れしてしまうシーンを一気に説得力のあるシーンにしています。これはかなり凄い(さすがに宙づりシーンはスタント何でしょうけれど)。
脇を固める人も素晴らしい演技!というかへたくそな役者が一人もいない。尾野真千子、山崎努、遠藤憲一等強力な役者達が素晴らしい演技をしていて、ほとんど隙がない演技合戦が繰り広げられています。
その強力な役者たちの中でも、堺雅人は特に秀でて素晴らしかったです。序盤の体を張って得た記事を落とされて悠木に反発するところから、終盤のネタどりまで、佐山達哉という人物を全編において的を得た適切な表現で演じていました。全く持って素晴らしい俳優です。ちなみにどうでもいい話何ですが、私の母親は、この素晴らしい俳優を大河ドラマで見る度、「あっ、オカマちゃんだ!」と言うのですが、その発言の度に、私はなんて見識のない母親だろうと思い、情けなさで涙があふれてきます。我が家のレベルが・・・。


物語の面白さは、脚本の出来より、原作から来ている思いますが、映画オリジナル(原作の二人のキャラを一つにまとめた)の玉置千鶴子の存在が、かなり映画を面白くしている事を考えると、脚本家3人も素晴らしい仕事をしていると言えるでしょう。


ただどうにも惜しい点が一つあります。それは、映画の中で、編集局と販売局との対立が描かれているのですが、販売部側の局長があまりにもステレオタイプの悪役キャラになっているんですよ。うーん、これはちょっといただけない・・・。社会派的な側面を持つこのような映画の場合には、致命的なミスだと思いますね。一気に白けてしまう。あらゆる部分のディテールにこだわりが感じられた作品なのですが、この点だけは安易だったように思います。映画の完成度を大きく下げてしまっていて、残念でした。



【総合的な感想と評価】←この部分をいつも入れるか入れないかまよう。
上映時間は145分と長めですが、スリリングな物語と演出・役者の演技は素晴らしく、長さをまったく感じません。星の数は4つにしましたが、4つ半でもいいぐらいの満足感を鑑賞後に得られる作品です。

お金を払って鑑賞する事をお勧めできる映画です!

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こんばんは。
原田監督の映画はハイ&ローが激しくて、中間が無いですね。
私としては「KAMIKAZE TAXE」「バウンス ko GALS」「金融腐食列島 呪縛」がお勧めです。
この人の骨太なところが上手く出ていると思います。 削除

2008/7/8(火) 午後 11:58 [ ノラネコ ]

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>ノラネコさん
大傑作か大駄作かっていう感じですもんね(笑

普通の作品が出来ないから、娯楽性を求められると、ちょっとまずい方向性に向かってしまうのかなって思ったりします。

2008/7/9(水) 午前 2:27 [ koj*re*t ]

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kojireitさん こんにちは♪
先日は『インディー・ジョーンズ』へもTB頂いてありがとうございました。
こちらからのTBが弾かれてしまうんです。
こちらのレビューへもやはりTBが未送信になってしまいました。
申し訳ないです・・・コメントだけ残させていただきます。

この作品は私も今年の邦画では個人的にかなり上位にランクしそうなほど良かったです!

そうですかぁ〜原田監督は『ミスト』を酷評してましたかぁ。
私はこの監督の作品をこれを含めて3作しか観てないんですが、いずれも好みと合ったので満足はしていましたが、当たり外れが極端な方のようですね(笑)

なるほど〜言われてみれば販売局の局長はいかにもというような悪役キャラではありましたねぇ〜。

2008/7/9(水) 午後 3:26 [ sum*re*ro7 ]

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TBとコメント、ありがとうございます!
私も、前より映画鑑賞の数を少し減らしました。お金と手間がかかりますもの。

原田監督のHPが気になりました(笑)
『ミスト』を酷評されていたんですか。はっきりした方なんでしょうね。

あと『篤姫』に出て来る家定に対するお母様の評のくだりに、笑ってしまいました。
いや〜、堺雅人さん、妙な役をこなすもんですよね(笑)

ホント、そうそう観れる映画ではない、と私も思います。
全員、役者さんたち、良かったです!! 削除

2008/7/9(水) 午後 11:58 [ あん ]

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>sumireiro7さん

>こちらからのTBが弾かれてしまうんです。

どうもサーバーの相性みたいなものもあるみたいです。特にyahooは他社のサーバーと相性が悪いみたいです。
うーん、ちょっと解決方法が私もわからず、歯がゆい思いをしています。

原田監督は、当たり外れが大きいですよ。というか外れが多すぎです(笑。なので、この作品も鑑賞をかなりためらったんですが、横山秀夫作品が大好きなので観に行きました。観に行って良かったと思える作品でした。

2008/7/10(木) 午後 11:22 [ koj*re*t ]

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>あんさん

>原田監督のHPが気になりました(笑)

ちなみに彼のHPはこちらです→http://www.haradafilms.com/
ダイアリーのページで数々のビッグマウスが読めるんですが、過去ログが何故か3月までしか読め無くなっているみたいです。「魍魎の匣」が公開されていたころが、一番面白かったのに・・・。この映画がヒットしなければ、日本の映画界は死滅するみたいなことを言ってたんですよ。彼の圧倒的なまでの自画自賛は特筆に値するところです。

堺雅人はほんと素晴らしい!いい役者です。「家定」も最高にいい感じ。役の振り幅がでか過ぎます(笑

>全員、役者さんたち、良かったです!!

役者がいいと、安心して鑑賞出来ますしね!

2008/7/10(木) 午後 11:33 [ koj*re*t ]

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行こうと思って行けなかった映画です。

昔、NHKで佐藤浩市が演じたクライマーズ・ハイが有りました。
それも、感動的でした。

P.S.
三本木農業高校 馬術部 も如何ですか?
これはノンフィクションです。
TVで見ましたが、実録した番組がありました。

感動的でした。
主人公本人は、浅田舞に似て美人です。 削除

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