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アジア情勢

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田母神航空幕僚長の更迭とその問題点(雑感)

田母神航空幕僚長の更迭とその問題点(雑感)

1、 10月31日、浜田防衛大臣は田母神航空幕僚長を解任した。理由は同幕僚長が懸賞論文に
応募し、「日本は侵略国家であったのか」との題の論文を発表、そのなかで日本を侵略国家とするのは濡れ衣であるとの見解を述べたが、この論文の内容が村山談話などで政府が明らかにしている歴史認識に反し、不適切であるということである。
 浜田防衛大臣の航空幕僚長解任の決定は、当然自衛隊法上の規定に根拠をもつものであろう。私自身それを十分に検討していないので、その点の是非については触れない。

2、 ボナパルトというブログに転載されたこの論文を読んでみた。その歴史認識については、
私は全面的には賛同しない。また、たとえば創氏改名のうち、創氏は強制であったということを理解していないなど、正確さを欠くところがある。
しかし私の賛同や批判は別にして、田母神氏がかかる見解を表明する自由はあるのではないかと考える。

3、 この問題は航空幕僚長の地位にある人が懸賞論文に応募することが適切か否かの問題のほ
か、いくつかの重要な問題を提起している。後者の問題について私のコメント、ご参考まで。

 第1:私は日本政府が「正しい歴史認識」を打ち出すことに基本的に反対である。そういうことをする国は自由民主主義国ではない。
 私はソ連で勤務したことがあるが、ソ連では「正しい歴史」があり、それに反する認識は排除され、抑圧された。歴史認識の問題は各人の思想信条と深くかかわるので、これは必然的に思想・信条の抑圧につながる。
私がソ連に最初に赴任した頃は、フルシチョフが解任され、ブレジネフ政権が成立した時期であった。当時ソ連政府はフルシチョフ時代の「正しい歴史」(そこではフルシチョフが大祖国戦争で大活躍したことになっていた)を書き換えるために歴史学者が総動員されていた。
ソ連共産党には「正史」があり、何度も改定された。それをテーマとした「歴史はいかに作られるか」というウルフと言う人の書いた本がある。
戦前の日本にも、「正しい歴史」があった。足利尊氏は排斥されるべき人物であり、楠正成が模範とされるべき人物であった。
現在の日本には、皇国史観、唯物史観、自由主義史観など、いろいろな史観がある。これは日本が自由民主主義国である重要な特徴である。政府が「正史」を制定することには自由を尊重する人々は警戒心をもたなければならない。これは思想統制につながる危険がある。
そもそも自由民主主義的な近代国家は、価値中立性を存立の基盤としている。
村山談話は、戦後50周年の機会に主として外交上の考慮から出されたものである。これが発出に至った状況を私は私なりに理解しているが、上記の原則論に立てば、それを必要以上に強調する言説には強い疑念をもたざるを得ない。

第2:公務員には、言論の自由は認められないのか。私は認められるべきであると考える。国会議員は特別職公務員であるが、これに言論の自由を認めないなど、ありえない。
問題は一般職公務員や自衛官(特別職公務員とされる)である。機密の保護や政治的中立性の維持のために、一般公務員や自衛官に一定の不自由を課すべきことは当然である。国家公務員法第7節(96条―第106条)には服務に関する規定があり、この中には機密の保持や政治的中立性の保持に関する規定がある。自衛隊法にも同じような規定がある。しかしそれを例外として、一般公務員も自衛官も言論の自由は有すると解釈すべきであろう。
そうしないと、報道関係者が行っている取材など、オープンな政府のためのシステムが動かなくなる。これは好ましいことではない。
今回の田母神氏の懸賞論文応募は、職務外のことであり、規制されるべきものとは思われない。私は外交官であったが、公務員の側には秘密指定を過剰に行う傾向がある。そういうことも、本件を考える際に考慮されるべきであろう。田母神氏以外の自衛官の応募者もあったことをNHKなど大問題のように報道しているが、いかなる考えに基づくのか、理解しがたい。

第3:この問題を文民統制の問題とするのはピント外れである。文民統制とは、軍事力の使用について軍が政治指導者の命令に従うという原則である。実力組織である軍が暴走することを排除し、かつ必要な時に軍を出動させるための命令権であって、こういう細かい問題のことではない。こういう問題をも文民統制の問題とするのは文民統制の本質を不明確にしてしまう弊害をともなう。
(文責:茂田 宏)

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2008/11/2(日) 午後 9:49 ボナパルト

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田母神俊雄航空幕僚長の論文全文を読みました。
内容が新規性があるとか独創的だとは思わなかった。
最優秀の論文がこれかっていう感じでした。
今まで誰かが言っている内容と同じことを書いているだけ。
薬にもならなければ毒にもならないとうレベル。
報道されているイメージとはだいぶ違うと感じた。
もっと「右より」の内容かと思っていたのでほっとした。
誰かに添削してもらってから応募すればよかったのにと思う。
一兵といえども兵を外国に進めたなら侵略だと感じる人もいるし、実際にその国の人が大勢(1000人なのか数十万人なのかまでは知らないが)日本兵のために亡くなっているのは間違いないのだから他国の感情を察する心の余裕がほしかった。
応募した自衛官全員の論文を公表してもらいたい。
きっと、もっとすごいのがあると思う。平成の石原莞爾がいるカも知れない。
自衛隊を強くするために比較的穏健な思想の持ち主である田母神俊雄航空幕僚長は邪魔になり、はめられたのだと思う。
次に航空幕僚長になる人やその周辺の人はもっと用心深く性急に日本国自衛隊を強くするためにがんばるのだろう。

2008/11/9(日) 午前 3:28 [ rza12jh5 ]

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田母神氏が首になったの、当然じゃないの。政府の重要ポストにいて、政府の立場とぜんぜん違うことを公言したんだから。
会社だって、重役が会社の方針とぜんぜん違うことを客にむかって公言したら、あいつ頭がおかしいんじゃないの、って即首だもんね。 自分が属してる組織の方針や立場と違うこといいたけりゃ、辞めて言えばいい。そこから給料もらいながら、勝手なこと言うの、すこしムシがいいよ。 削除

2009/1/14(水) 午後 5:54 [ ぶりさん ]

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コメント、有難う。しかし議論が雑で、間違っています。どういう場合に首にしていいかは自衛隊法で決まっていてそれに該当しない限り免職には出来ません。会社においてもどんな理由が解雇理由になるかは決まっています。今回のような言論で、首にしうるようになっているかを法に照らして判断するべきです。日本は法治国家ですから。空幕長の職を解くのはともかく、首にすることは出来なかったと思います。裁判になれば、国が敗訴します。

2009/1/15(木) 午後 6:05 [ kokusaijoho_center ]

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雑な議論ですんません。それじゃ、雑でない議論によって次のこと、教えてくださいますか。分かんないもんですから。
1.田母神さんは、たしか空幕長を首になって航空幕僚監付とかに格下げになって、それから辞職を勧告されたけど彼はそれを断った、と思うんですけど。最後に彼は定年退職させられて、退職金もしっかりもらいましたけどね。
2.空幕長を辞めさせられて別のポストに行かされるのって、どこにでもある人事異動のひとつじゃないのかな。防衛大臣にはそれくらいの人事権あるはず。
3.それじゃ、そのあと辞職を「勧告」されたのって、違法かな。強制的に首切ったわけでなく、それに彼はそれに応じなかったし。
4.それで防衛省は、(仕方なく)定年退職の手続きをとった。これは定年に達していた人がいずれは辿る道。ここでも防衛省が違法行為したようにも見えない。
(そこで・・・) 以上の1〜4の過程のどれが、自衛隊法(または他の法律)の第何条に違反してるんですか。裁判でも国が敗訴するって言われましたけど、似たような判例でもあるんですか。 削除

2009/1/16(金) 午後 5:09 [ ぶりさん ]

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首にした場合、田母神さんがそれを違法として裁判を起こせば、国が敗訴するだろうということです。
防衛省は法を考え、首にせず、定年退職にしたわけですから、そこに違法性はありません。退職金もきちんと法に基づいてでています。

2009/1/16(金) 午後 8:01 [ kokusaijoho_center ]

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なんか誤解されちゃったみたいですね。「田母神氏が首になったのは当然」と書いたのは、彼が事実上、首にされたことを言ったので(その点はほとんどの人がそう考えてると思う)、法律論の議論をしたつもりはなかったんだけど。法律論では、おっしゃる通りで最初から誤解してません。 削除

2009/1/16(金) 午後 10:39 [ ぶりさん ]

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