アジアカップ雑感
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今さらですがアジアカップの雑感を。
なかなか忙しくブログの更新はできないのですが、アジアカップは日本以外の試合もできるだけ観るようにしていました。今日はそのへんの話題を。
まずわれらが日本代表についていえばシーズンさなかの欧州組やオフ明けのJリーグ組、元旦まで試合をして疲労困憊の天皇杯組などコンディションにかなりのばらつきのある中、よく決勝まできたものだというのが正直な感想です。1,2月というのはJリーグのオフシーズンに当たることもあり、本来はもっともパフォーマンスが落ちる時期です。今回の代表のレギュラー組で国内組は遠藤と今野、前田くらいですが、欧州組の中でもロシアの本田、松井はJと同じオフシーズンです。そう考えると望外な結果を得ていると思います。
それでは内容はどうか。カタールのメツ監督が「日本はアジアのバルセロナだ」と言ったとか言われていますが、確かに長短のパスと3人目の動きを絡めたポゼッションスタイルはほかのアジア諸国にないものです。ですが韓国戦の後半以降のように、ハードな守備とロングボールで前線のハイタワー系FWに当てる戦術をとる相手には、どんどん守備ラインを後退させられ、前線との距離があくためにパスがつながらなくなるという傾向がはっきり見られています。
決勝のオーストラリアも高さのあるチームですから1点を争う場面では間違いなくこの戦法をとるはずです。日本としてはロングボールの供給元にできるだけ楽にボールを蹴らせないことが必須です。中盤と前線の守備の連動性が今まで以上にカギになるでしょう。この辺りの戦術的統一性は韓国戦でいいようにやられた分、事前に想定できるはずなので、2回も同じ状況になることはないと信じましょう。
ほかの国のサッカーについてですが、はっきりとアジアのサッカーは日本以外では韓国とオーストラリアが抜けていると感じさせられました。4強に残ったウズベキスタンもよいチームですが、攻め偏重で準決勝ではわざわざカウンターを受けるために攻めているような感じでした。個人的には好きなスタイルですが、あれでは安定した成績を残すのは難しいと思います。ただ、組織的守備の構築が一歩進めば非常に可能性のあるチームと思います。
韓国とオーストラリアはある意味非常に似たサッカーをします。相手がいやがることをチーム全体でできる「サッカー頭」の優れた国です。しかもフィジカルの強さはアジアでは抜けていて、そのことが接戦をものにする武器になっています。どちらも繊細さや創造性には欠けていますが、ゲームで一番必要な「蹴る、止める」という基本技術の高さに加え、韓国はスタミナ、オーストラリアは高さという強みを持っていると感じました。
地元開催なのに4強に残れなかった中東勢の中ではイランが筆頭でしょうか。韓国戦では前半に執拗なプレスを巧妙に避けながら後半にポゼッションとパスワークで韓国を追い詰めました。ただ、決定的な場面で集中力が欠けるのは国民性なのか相変わらず。決勝点を決められたシーンでも、自チームのケガ人に対する審判の処置にイライラしている一瞬のすきをつかれていました。
W杯の常連国だったサウジはすでに往年の面影はなく、タレントの技術力を全くチームとして反映できていませんでした。サッカーがチームプレーであることを悪い意味で実感させてくれる今回の代表チームだったと思います。同じことは中国にもいえます。高さ、速さといった運動能力の高い選手をそろえていますが、サッカー頭が足りない選手が多すぎます。チーム戦術以前にグループ戦術からたたき込む必要があるのではないでしょうか。
ウズベキスタンと同じかそれ以上に好印象を持ったのがイラクです。日本に似て非常にテクニカルで戦術的なサッカーをします。オーストラリアをあと一歩まで追い込んだ準々決勝はこの大会の現時点のベストゲームだと思います。戦火から復興途上の国にあってこれだけレベルの高いサッカーを展開できる選手、スタッフ、協会には尊敬の念を持ってしまいました。
最後に地元のカタールですが、帰化選手をそろえて結果を出そうと躍起なのはわかりますが、果たしてそれでよいのでしょうか?2,3人なら許容範囲かと思いますが、あまりに度が過ぎていると思います。やっているサッカーは中東、南米、アフリカのミックスといえば聞こえはいいですが、非常に中途半端で悪い意味で特長がないと感じました。それとカタール代表以外の試合の空席が多すぎます。こんなことで果たして2022年のW杯はうまくいくのでしょうか?先行きが心配です。
いずれにせよ明日深夜の決勝を楽しむことにします。日韓戦のゲーム内容にぶつぶつ文句を言っていたら妻にしかられました。いわく「あなたのようなサッカーおたくは不満でも、普段サッカーを見ない人には、ボールを持てないとか、パスがつながらないとかより、相手が韓国で押されながらも劇的なPKで勝ったというほうがよほどうれしいし気分がいいの!文句は言わないで」とのこと。確かにこれをきっかけに普段サッカーを見ない人の一部でもJリーグの試合に足を運んでほしいと切に願うところです。
さて、最近は愚痴ばかりで、ひさしぶりのまともな内容でブログ更新をしました。
長くなりました。最後に予想です。
川崎の10Rで。
8番のトーセンメロディーで確勝でしょう。
相手は差し馬勢と読んでまず馬単で
8→5,9,10,11,12を。
それと3連複で3着獲りの達人金子騎手が乗る1番と2頭軸で1−8−5,9,10,11,12の計10点で。
日曜はアジアカップ日本優勝で盛り上がりますように。
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