Anの歯列矯正日記〜40歳からの挑戦−受け口にさようなら

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Anの戦う不妊治療

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K病院へ、、、、

私が本の影響から選んだ病院は、不妊本なんかではかならず載っているK病院。

本を読んだ限りだと、かなり厳しくいわれるらしい。

一応、頭の中で、今までの経過をおさらいする。

結婚してから、3年。妊娠を望んでから2年。一回の流産(超初期だけど)。

ちゃんと、計った、基礎体温表を持ち、来院。

9時にいったのだが、もうすでに人はいっぱい。


受付で初診表を書き、しばらく待つ。

もしかしたら、かなり待ったのかもしれない。記憶がかすんでる。

受付の横に、ついたてをたてただけのようなスペースがあり、

そこで、初診の人は話をしているようである。

話はほとんど、外に聞こえ、筒抜けだ。プライバシーもなんもあったもんじゃない。

本の中では、そこで、コワイ婦長さんのような人と話をするらしい。

果たして、私もそこに呼ばれた。

中にはめがねをかけた、かなり年配のしわがれた声の看護婦さん。

ある意味つっけんどうともとれる、質問が飛ぶ。

必死で失礼のないように、怒らせないうように答える私。

今考えると、なんでこっちがそんなにへりくだらなきゃいけないんだと思えるけど、

その頃は、妊娠させてくれる神様のように思えたのか、怒らせてはいけないと思ってしまった。

出される質問に必死で答えていたのだが、タイミングを外して、

妊娠歴があることを言えず、他の質問に関連して、

「このとき、妊娠反応が合ったんですけど、、、、だめで、、、」

「どうして、はやくそれをいわないの!(`ヘ´#)」

「すみません、、、、。」

怒られました、、、。なんでおこられなきゃいけなかったんかなぁ。

それから、基礎体温のその病院オリジナルの付け方を教えられました。

確か、おりものの量を棒グラフみたいに、書き込むんだったと思う。

書かないとなんとかって言われた気がする。

書かない人は、診ないよ!みたいなこと。こわかったのよ。ホント。


この病院では、自分でカルテを持って歩く。

受付で自分のカルテを渡される。

私は初日なので、ぺらぺらのカルテだ。

人によっては、辞書のようなカルテを持って歩いている。

それは、それだけ、この病院に通っていると言うこと。

厚いファイルを持ってると、敗北者のような気分になった。

カルテのページが増えるたびに、心が重くなった。

それはまだ先の話だけれでも。

カルテを渡されるので、その間、自分のカルテをじっくり見ることができる。

それはいいことだと思う。自分の身体、受けている、治療のことをちゃんと知ることはいいことだ。



それから、エコー室で、経膣エコーで、卵胞の大きさ、子宮内膜を計る。

ここでは、先生ではなく、いつも検査師が見る。

その後、内診室へ。初めての時は入ったような気がする。ここも記憶は不確か。

次は問診室。ここで院長先生とお話し、まずはタイミング妊娠法から試すことになる。


この問診室にも、プライバシーはない。

院長先生の前に、もう一つ机があり、別の先生が座っている。

その先生の机の上に、どんどんカルテが置かれていく。

それを一つとり、それぞれの先生が名前を呼ぶ。

診察の番が近くなると、診察室の前で待つ。

でも診察室の扉は開けっ放しだ。

その上、次の番の人は、その人のすぐ後ろに丸椅子があり、(話をする人も丸椅子だけど)

そこで順番を待つのだ。

もちろん、前の人の話は丸聞こえだ。それどころか、二人の先生がいるのだから、

もう一人の話も聞こえてしまう。

夫婦生活や、自分の身体のこと、ふつうなら、隠しておきたいこともさらけ出される。

その上、基礎体温表の書き方が悪いとか、おこられたりするわけだ。


基本的に、院長先生はやさしいひとだったと思うけど、

相手も人間だ。忙しくて、ずらーっと患者が待っているといらいらしているのが

よくわかってしまう。ますます、こちらはびくびくする。

今思えば、よく通ってたなぁ。



そして、お会計をすませる。

ここまでで、昼くらいになっていた様な気がする。

この病院は、予約制ではないので、診察はひたすら待つのみ。


本当なら、気分をゆったりさせ、病院がよいをするつもりだったが、

急に派遣の仕事が入った。どうしてもという依頼で、仕方が無く受けることに。

K病院が夕方診療もあるということで、通えると判断したからだ。

とりあえず、一歩踏み出した。


次に来るときは妊娠してるかもしれない。

最悪でも、子宮内膜そうはをうければ、何の問題もない私だもの。

すぐに妊娠できる!

そのときは、未来が開けたような気がしていた。

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とうとう、不妊治療有名病院へ、、、、。

図書館で、いろいろな不妊本を借りて読みました。

その中で心を引かれた1冊の本がありました。

『こんにちは、赤ちゃん』

こんな題名だったかな?

作者は同県の人で、自分の不妊治療と妊娠について書いてあった。

その作者の通ったK病院もちょっと電車にのり、都会にでれば通えるところ。

その人は通い始めて3ヶ月くらいで妊娠に至りました。


妊娠しにくい人は子宮内膜が薄くなっていることがある。

そこで、'''『内膜そうは』'''という処置を受けて、

妊娠に至った、、、。

そんな話でした。



『子宮内膜そうは』は内膜を一度はがし、きれいにしてあげる手術です。

通常は流産や中絶のときに行う処置です。(たぶん、、、)

ふかふかの内膜ができるようになり、妊娠しやすくなる。

わたしの場合も、不妊の原因は不明。

しかし、高温期が短いので、内膜がきちんと厚くなってないのかもしれない。

私も、この処置をうければ、早く妊娠できるかも?


そんな期待で胸がふくらみました。

そうして、その病院のことをいろいろ調べました。

まだ、インターネットも普及していなくて、自宅にもPCが無い状態。

調べられることもしれていたけど。


それでも、重い腰があがらず、一ヶ月、もう一ヶ月とのばしていた。

ちょうど、11月から勤務していた、派遣の仕事が3月末で期間満了になった。

これを機会に不妊治療に専念し、がんばろう!と決めた。

4月に入り、すぐに、有名なK病院の門をたたいた。

もちろん、3ヶ月後の妊娠を目指して、、、。

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唾液で排卵日がわかる? 彡★

いろいろと、アンテナをのばして、

妊娠につながることを模索していた。

あるとき、唾液で排卵日がわかるという器具があることをしった。

当時、いくらだったのだろう?

結構高かったようなきがする。

5千円くらいかな?

それは、器具に、唾液をつけて乾かし、見ると、シダ状の結晶がみられたら、

排卵日が近いと、判断できるという器具でした。

経管粘液と同じで、唾液も生理周期で変わるというのだ。


そのころ知識では、排卵日あたりに、経管粘液が増え、たまごの白身のようなおりものがあったら

排卵日あたり、、。そんなことは頭に入ってた。


でも、女の人も身体はそんなに単純ではないのだろう。

わたしの生理周期は、カレンダーのように正確で28日周期。

ふつうに考えれば、生理から14日目あたりが、排卵日だ。

そのあたりをねらって、子作りに励むものの、なかなか妊娠にはいたらなかった。


経管粘液の増え方は、14日あたりがMAXと思うとそうではなかった。

7日から8日間の生理が終わると、すぐに粘液が増えてくる。

今思えば、わたしの排卵ははやめだったのもしれない。


いろいろなタイミングでチャレンジしたけど、実らず、

わらにもすがるつもりで、器具の購入を決めた。

わらにすがってもしかたがないので、器具にすがったのだ。

排卵日さえわかれば妊娠できる、、、一度は妊娠したのだから、、、。


その器具をどうやって手にいれたんだっけ?

通販かな?きっと、、、。



届いたモノは意外にちゃちなモノ。色は赤。

リップステッィクのような形で、中にはレンズのようなものがはまっている。

万華鏡の様にのぞき込むと拡大される、そんなものだった。


排卵日あたりで試してみた。

おおっ、確かに結晶はシダ状だ!

、、、と、感動したけど、、、。

毎日やってみると、いつでもシダ状結晶は見えてしまうのだ。

どーいうこと??


結局、排卵日を特定するにいたらなかった。

くそぉ、お金返せ!

ますます、フラストレーションをたまらせるだけに終わってしまった。

今でも、あれ、、、売ってるのだろうか??


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待つだけの日々

卵管造影のあとは、妊娠しやすくなると言う。
卵管の通りがよくなるからだそうだ。

それを期待して、妊娠を待つ日々。

図書館へいけば、真っ先に、妊娠のコーナーへ。
もちろん探すのは不妊の本。
回数を重ねれば、目新しい本もなくなってきた。

女性誌が不妊の特集であれば、つい買ってしまったり、
健康雑誌で(ゆほびかとか、、、)『不妊に効いた』なんて見ると
つい立ち読みしたり、、、。

とうとう最後には、新聞の中つり広告があると、
目を皿のようにして『妊娠』『不妊』の文字を探すようになってしまった。

雑誌の占い欄をみて、妊娠の可能性がとあれば、喜んだり、、、、。

もう、頭の中は知識でいっぱいだった。

(あんまり、思い詰めるのがかえってストレスがたまって良くないんだよね)
(2年過ぎないと、不妊とはいわないんだから、、、)

と気持ちは揺れ動いていた。

「はやく子供作れば」「なんで作らないの?」
だんだんそういう言葉に、過剰に反応してしまうようになった
自分にいらついた、、、。

仲間うちではつぎつぎと妊娠が報告されていく。

そのとき、一人だけ、私と同じように
「なかなか、できないんだよね」という子がいた。
会うと、新しく入れた情報を提供し合い、励まし合った。
その子と妊娠について、話をするのが一番気を許せる瞬間だったのかもしれない。
当時は、、、。

30歳までには、子供がほしい

それが最低でもかなえたい希望だった。
まだ、時間がある。30までには、、、。

こんなカウントダウンがさらに自分にプレッシャーをかけていたのかもしれない。

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卵管造影

妊娠反応の結果に喜んだものの、出血が続き、市民病院へ。
診察の結果、赤ちゃんは確認できず、1週間の様子をみることに。

出血が少なくなったら、「ああ、やっぱり、妊娠性の出血だったんだよね?」と喜び、
出血が多くなったら、「やっぱりだめだ・・・・。」と落ち込む。

体温を測り、37度近いのを見て、まだ大丈夫と自分に言い聞かせたりして、
1週間が過ぎていった。

そのとき、月に1週間程度の入力の仕事をしていたのだけど、
早めに仕事を終えさせてもらい、なるべく安静を心がけた。けど、、、、。

結局、生理のような出血に変化し、、、「やっぱりだめかな・・・」

1週間後、市民病院へ。

「おなかの中、、、きれいになっていますよ。
残念ながら、赤ちゃんはもういません。
おなかの中、きれいですから、処置の必要はありませんよ」

「1度妊娠できたのだから、またすぐできますよ」
そう、励ましてもらい、自分もこの妊娠で、
「妊娠できるんだ」と自信がついた。
だから、悲しかったけれど、そこまで、落ち込まずにすんでいた。

先生は、あまり心配することはないといってくれたけど、
今まで妊娠できなかった経過もあるので、
卵管造影をすることになった。

予約の日、レントゲン室に行くように言われた。
総合病院なので、科でレントゲンをとらない。

ただ、レントゲン自体は、産婦人科の先生がとるという話だった。

前あわせの、レントゲン服に着替える。
下半身は何もつけない。
堅いベットみたいな台に寝ころぶ。

なんと言っても、10年以上前の話で
記憶が確かではないかもしれない。

レントゲン前に、医師から検査の説明を受けたと思う。

まず、造営剤を子宮に入れる。
その後、膣に栓をして、子宮から、卵管の通り、
おなかの中に造影剤が抜けていく様子をレントゲンで撮影した。

膣に栓をしている状態はすごく違和感があって気持ち悪い。
おなかが重い感じがするが、思ったほどの痛さではない。

これも、卵管が通っていない人はもっとつらいのかもしれない。

「あとで気分が悪くなることが多いから、無理しないで、休憩していってね」
先生にやさしく声をかけていただいた。

ぜんぜん大丈夫、へっちゃらです!

そう思っていたら、、、

起き上がってしばらくすると、
あれぇ、なんか気持ち悪い。
重い生理痛のような感じ。

レントゲン室の横にある長いすで少し休む。
まだ、気分が悪いが、我慢できない痛みではない。

造影の結果は『◎』
よく通っているということだった。
造影剤をいれることで、
卵管の通りが良くなり、妊娠しやすくなると言う。

「一度妊娠したんだから、、、心配いらない。大丈夫だよ。
今度、妊娠したら、またおいでね」
そう励ましてもらい、次の妊娠を待つことになった。

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