雇もれびの会のブログ(働く精神障がい者 自助会@名古屋)

名古屋市東生涯学習センター・こもれびの会。精神障がい・発達障がい当事者が集まる会です。

8月13日、8月24日報告

8月13日の語る会は、
7名参加、
女性1名、初参加1名、

語る会で就労について語るとともに、
今後の助成金をどう受けるか、などを話しました。
後で議事録をアップします。

8月24日のたまり場は
8名参加、
女性3名、初参加2名、

精神保健福祉士になるための学校の相談、
ストレス発散などを話しました。

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告知 平成28年8月28日(日曜日)カウンセラー落合美沙先生のワークショップ

平成28年8月28日(日曜日)にカウンセラー落合美沙先生のワークショップが決定しました。
タイトル「もっと楽しく私らしく、コミュニケーション上達法」です


 
日時:8月28日(日曜日)午後2から4時
場所:名古屋東生涯学習センター(第4集会室)
会場代:200円
主催:雇もれびの会
 
落合先生ならではの明るく実になるワークショップになると思います。ぜひご参加ください。お待ちしています。
 
 
講師 落合美沙さん
(社)日本イーブンハート協会代表理事
イーブンハートスクール校長
カウンセラー・セラピスト養成講座講師

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助成金申請セミナーを開きたいと検討中。
講師はモリコロ基金で初期から展開期の実績のある雇もれびの代表が務めます。

ご意見番にはもっと大物をご招待したいと考えて準備中。

精神障がい者当事者会の小さな任意団体のための助成金申請セミナー。

やりたいことは、いろいろあるでしょうが、
以下にご賛同いただければ、書きやすいです。

やりたいことは、
1)月例会の広報
2)当事者会同士の訪問交通費
3)当事者会同士の交流会議の交通費と会場費
4)当事者会交流のイベントの会場費と有償ボランティア募集
5)愛精連(愛知県精神障がい者連絡会)の準備

って感じだと思ってます。

特に1)の当事者会の自立から2)3)横への繋がりへの時期に入っていると感じます。
1)から5)に当てはまらない事業でも
開始から5年以内ならモリコロの初期助成金が受けられる可能性があります。
モリコロ助成は残りわずかです。
ぜひ、活用したいとお考えの団体代表者・助成担当者様

当セミナーへ、お問合せ願います。
komorebi_no_kai@yaoo.co.jp



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24日水曜日夜18時から
東生涯学習センターで
たまり場カフェです。
引きこもり支援のオレンジの会の
梅田さんを司会にお招きして。
当事者交流会です。

参加費200円。

ピア活あいちの申し込み承ります。

こもれびマガジンの8月号をお配りします。
マガジン11月号の編集会議もやります。

協力いただけるボランティアも募集中。


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名古屋市 東生涯学習センターで
14-16時に語る会
開きます。
参加費 200円。

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 学生などで国民年金加入しているのに、支払う義務を知らなくて納付・免除・猶予していないうちに、傷病の初診日を迎えてしまうと原則無年金になります。納付していないということの責任を自分で負うものです。その後国民年金や厚生年金を10年以上納めて働いている障害者もいます。働いていても収入は多くなくて年金がないことで経済的困窮に陥る人もいます。10年間程度働けている障害者は「社会的治癒」という考え方で先の初診日の傷病が治癒したとみなす考え方があります。10数年後の傷病が悪化したある時点で別の初診日を申請することで障害年金を申請するための考え方です。これは5から10年以上医療行為を行う必要がない状態というような治癒した事実やその間、厚生年金を10年ほど納付しているという条件があるようです。経済的な理由で通院していなかったとか、通院はしていなかったが薬は服用していたという場合は社会的治癒とは認められないため、医療行為が行う必要がないことが必要です。
しかし、精神障害の場合、治癒はなく寛解しかなく、再発防止のために通院を続けているケースも多く、社会的治癒が証明しづらいのが問題です。
 一部に、65歳以降は、障害基礎年金がもらえないという誤解があります。実際は、65歳以降は障害基礎年金と老齢基礎年金は選択となるため、将来障害状態の変動がほとんどなく65歳以降の障害年金が支給停止になる可能性がまずない障害等の方は、障害年金が減ることはありません。一方で、精神障害者の場合、加齢とともに症状が軽くなり、就労により障害年金の認定が難しくなる方もいます。途中から障害年金が受給できなくなる方にとっては、将来、老齢基礎年金だけでは、その額が極端に少ないので老後に生活保護に陥る可能性が高くなってしまいます。そのため働く意欲にも影響を与えているという意見もあり、問題だと思っています。     
65歳以降も引き続き障害基礎年金を受けることができない方は、過去の免除によって老齢年金額が少なくなる問題があります。ここで、免除とは、障害年金を受給している障害者では、法定免除という国民年金の納付を免除されていた時期があります。それにより経済的にその場は助かりましたが、先述のような問題もあります。中途で障害年金が不支給になる可能性のある方は、現在では国民年金を納付することもできるので、老齢年金をもらうために納付することが勧められています。


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障害を持っていても働き幸せに地域で暮らすことの自由を勝ち取るために、「なにか」をすることが目標だ。

「連絡を取り合い交流すること」もその一つだ。

「企業に雇用される権利を求める」ことや
「障害者でも雇用されやすい企業を知らしめる」こともやるべきことだと信じている。
安定した仕事を得ることは幸せに近づく一歩だ。

「交流」から「情報発信」そして「企業を変える」力になるまで道を思い描いている。

まずは、愛知県内の当事者会の連絡網を作ること。
当事者会のイベントや月例会の告知を応援する郵送網だ。

イベントは、交流会とともに連絡網の構築にも役立てたい。

大規模なアンケートで「就労しているか?」「就労したいか?」「障害者就労情報の入手先」に関する項目が欲しい。
「当事者会の目的」についても意見をまとめたい。
「こんな情報が欲しい」例えば、「精神障がい者を雇用している実績がある大企業に関する情報」とかも
アンケートで数字や意見や情報を集めたい。

欲張りな案なので、今年のイベントでは実現できないだろう。

次に、連絡会専用のパソコンとメールを用意すること。

そして、大企業と組んで、障碍者雇用の実践セミナーを開くこと。
企業を障害者(特に精神)の雇用に対して積極的か、配慮があるかで、評価する仕組みを作る。
優、良、可、不可の4段階評価をする指標を作る。

障害者雇用を推進している企業の発信をすることで、
障害者と企業の双方にメリットがあるようにする。

そのためには、東京とも連絡を取って企業トップの動きをしる必要もある。
突破口はインターネットと新聞にあると予想しています。

イベントをやる目的が、「将来の当事者会連絡会」の準備という側面が強い。
そのためにも新聞に記事が載るといいなあ。

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精神障がい者とLGBTとのコラボができないか?と夢想中。
マイノリティーでつながって就労に対する配慮を勝ち取っていく活動には共感できる。
LGBTの方が日本IBMや国際人権組織と組んでいて展開が進んでいる。
精神障がい者も企業と組むことで社会的認知を目指すべきだと思う。

http://mainichi.jp/articles/20160808/org/00m/100/007000c




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work with Pride について(引用)


企業などの団体において、LGBT 、すなわちレズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーなどの性的マイノリティに関するダイバーシティ・マネジメントの促進と定着を支援する任意団体です。

2012年に日本アイ・ビー・エム株式会社が、国際NGOヒューマン・ライツ・ウォッチと共同で日本でのLGBT従業者支援に関するセミナーを企画したことから始まりました。後に、LGBT当事者が中心になって活動している認定特定非営利活動法人であるグッド・エイジング・エールズと特定非営利活動法人虹色ダイバーシティが加わりました。

http://www.workwithpride.jp/about.html (ワークウィズプライド)


https://www.hrw.org/ja (ヒューマンライツウォッチ)
ヒューマン・ライツ・ウォッチとは?

 ヒューマン・ライツ・ウォッチは、世界をリードする人権NGO(非政府組織)です。1978年の設立以来30年以上にわたって、世界の人びとの権利と尊厳を守ってきました。私たちは、声をあげられない被害者に代って、人権が踏みにじられている現実を世界に知らせます。そして、加害者の責任を追及する世界的な世論を作り出していきます。

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マガジンでは同封チラシを募集しています。
封入手数料を、当事者主体の会などでは
今年度は手数料を免除して募集します。

その結果、ピア活あいちと
きらりの集いのチラシを同封する運びとなりました。

それに加えて今回は、
有料チラシ同封のお客様からのご依頼がありました。
社会保険労務士の鈴木雅貴先生です。
前回、6月に大変好評いただいた年金セミナーの講師を務めていただいた先生です。

せっかくのご縁ですので、チラシを有料で同封させていただくことにしました。
雇もれびの会の収入として
マガジン発送代金の一部に
使います。
11月号に同封いたします。
お楽しみに。


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住友理工の学生小論文アワードへ応募したフィードバックをいただきました。


小論文は、障がい者雇用の在り方について考察されており、審査員からその点についての評価はありました。
インタビューや住友グループの障がい者雇用にも触れており、しっかりと論文を作成するうえで努力したことを感じながら、読ませていただきました。
今回のテーマが、「真のグローバル企業」でしたので、障がい者雇用と真のグローバル企業の結びつきについてもっと触れていれば、なお良かったという声がありました。



第一章 諸言 近年、中小企業も含めてすべての企業がグローバル化の波にさらされています。本稿では、大型グローバル企業に限定することなくグローバル時代を生き抜く企業のなかで、「働きたい」と思う会社像に焦点を当てて論じます。 筆者は、働きたいという意識を論ずる上で精神障碍者の雇用に注目しました。彼らは、雇用市場に新たに登場して、これまで雇用されていた一般人とは違う独特の特徴をもつことで雇用上の扱いが問題と不安をもって迎えられている群です。近年、働く障碍者数が増加しており、なかでも精神障碍者の就労の伸びが著しいことが報告されています。障碍を持ちながら働きたいという気持ちを非常に強く持っている障碍者の意識に注目して働きたい企業像を明確にしていく議論を進めます。精神に障碍をもつ方々は、健常者よりストレスに弱く職場環境をより一層快適にしていかないと適応できないタイプの集団であると推測されます。そうしたストレスフリーの職場環境は障碍者のためのみならず、健常者に対しても利点が大きな環境であり、経済活動を展開する上でもっとも能力を発揮できる環境になると思われます。 一般人を対象にしたアンケート調査の結果で、なんのために働くか?という問いに対して「家族を養う」「自立」といった経済的な面だけでなく、「社会に貢献するために働きたい」意識が強いことが分かっています。筆者らは精神障碍者の自助会を運営しています。その自助会において障碍者を対象にした意識調査を行いました。自助会利用者のなかで働く意識において社会貢献意識が高いことを明らかにしました。こうした社会とのつながりを求める障碍者を活用したダイバーシティ(多様性)実現することで、永続的な成長できる企業づくりが望まれています。さらに筆者らは、障碍者積極雇用企業の事例を独自調査しました。次いで住友グループの障碍者採用の現状を調査しました。それら多様性(ダイバーシティ)を経済の成長につなげる視点から考察しました。 第二章 調査および考察 第1節 働く意識調査 中小企業を含めてグローバル時代を生き抜く企業のなかで、「働きたい」と思う会社像に焦点を当てて論じます。筆者らは人材採用会社のユーザーの働く意識調査結果に注目しました。人材採用・入社後活躍のエン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)が運営する日本最大級の総合求人・転職支援サービス『エン転職』 上で、現在就業中のユーザー4,551名に「仕事」について調査を行っています。以下、概要を引用します。 ■調査結果概要 2015年4月の有効求人倍率は23年ぶりの高水準である1.17倍とますます企業の採用意欲は高まっており、求職者が仕事を探しやすい状況です。仕事を決める理由には、仕事内容、業界、給与、待遇などさまざまだが、今働いている方はどのような理由で仕事を決め、どのような想いを持って働いているか。今回は現在就業中の方に「働く理由」について伺いました。 ★働く理由、 第一位は「収入」。目的として、20代は「自立するため」。30代以上は「家族を支えるため」。 でした。 一般人の調査における働く理由は一位から順に、 「収入を得て家族を支えるため」53% 「収入を得て自立するため」45% 「自分自身の成長のため」44% 「人生経験を積むため」23% 「知識・スキルを得るため」23% 「社会の役に立ちたい」23% 「仕事にやりがいを感じるから」23% 「社会人としての責任」22% 「自分の力を試したい」16% 「社会とつながっていたい」15% 「夢を叶えるため」14% 「その他」6% という結果が出ています。 ここで、筆者らが注目したのは第6位、第8位、第10位に上がった「社会」というキーワードでくくられる社会貢献志向の働く理由です。現代社会において経済的理由だけでなく「社会貢献」を意識した働き方は一定の地位を占めていることが分かります。 緒言でも指摘したように筆者は、働きたいという意識を論ずる上で精神障碍者の雇用に注目しました。彼らは、障碍を持ちながら働きたいという気持ちを非常に強く持っています。しかしながら健常者よりストレスに弱く職場環境をより一層快適にしていかないと適応できないタイプの集団であると推測されます。そうした障碍者を職場に受け入れるように工夫されたストレスフリーの職場環境は障碍者のためのみならず、健常者に対しても利点が大きな環境であり、経済活動を展開する上でもっとも能力を発揮できる環境になると思われます。 そこで、一般人の働く意識調査を踏まえて、精神障碍者の意識調査を行いました。調査は精神障碍者の自助会である低空飛行netと筆者らの運営する雇もれびの会で行いました。 調査結果は、健常者と一致する点もあれば相違する点もあります。 「収入を得て家族を支えるため」6% 「収入を得て自立するため」56% 「自分自身の成長のため」19% 「人生経験を積むため」19% 「知識・スキルを得るため」0% 「社会の役に立ちたい」50% 「仕事にやりがいを感じるから」13% 「社会人としての責任」31% 「自分の力を試したい」13% 「社会とつながっていたい」43% 「夢を叶えるため」6% 「その他」6% 一致する点は「経済的に自立のため」が多い点です。これは障碍の有無と関係なさそうです。一方相違する点は、「家族を養うため」が自助会ユーザーでは非常に少ない。養うべき家族を抱えている方も少ないようです。 さらに筆者らは「社会と繋がりたい」や「社会人としての責任」という社会との関係で仕事をとらえる方が際立って多いことに注目しました。障碍者は社会との関係性を大事に思って仕事に取り組んでいる姿が浮かびます。 「社会と繋がりたい」や「社会人としての責任」という社会との関係で仕事をとらえる方が多いことが特徴的なのです。自助会ユーザーでは「スキルを身につける」という回答が少ないことも明らかになりました。単純作業的な仕事や仕事スキルに愛着がわかない仕事なのでしょうか?スキルアップを意識できるような仕事に就けていない現状が裏にあるようです。 以上のように、障碍者は家族を養うほど稼げていない苦境やスキルアップできる仕事に就けていない現実を浮き彫りにしています。その他の意見では、困窮して生活保護に陥りたくない、というような切羽詰まった状況もあるようです。ここで筆者らは、社会との関係性を大事に思って仕事に取り組んでいる精神障碍者の姿を特に指摘したいと思います。 第2節 障碍者雇用 本節では、前節で指摘した精神障碍者の働く姿をさらに深く調査していきます。筆者らの運営する自助会での意見をまとめた障碍者雇用マニュアルの中から「障碍者の良さ」を紹介します。 精神・発達障碍者の方々の良い部分の特性は、以下に挙げるようにたくさんあります。 1)真面目で仕事が丁寧 真面目に仕事に取り組みます。字が汚いという人もいますが、仕事は丁寧にすることを本気で考えています。 2)嘘やごまかしがない 嘘をつくことを知らないぐらい純真な人が多いです。ごまかすようなことがないです。失敗を叱責させて、苦し紛れにおかしなことを言う場合もありますが、基本的には正直です。 3)安心な環境があれば得意分野では人一倍能力を発揮できる 安心な職場環境では得意な仕事を人一倍集中して能力を発揮します。集中すれば、健常者より仕事が早かったり、丁寧だったりします。 4)心優しい 心が優しいのは100%そうだといえます。感受性が強く、他のひとの苦労や苦しさに敏感です。自分をなげうっても助けたい気持ちを持ちます。 5)豊かで個性的な感性を持っている 音楽や絵画など芸術の分野で、個性的な感性を発揮する人が多いです。芸術ではなく、数学や物理や化学という理系分野で活躍できる人もいます。学生時代には、得意分野でめざましい成績を上げた人も多いです。 6)ゆっくり理解すれば大変面白いお付き合いができる 個性的で、発想が飛躍したり、極端から極端へ移ったり、弱気だったり無鉄砲だったりと、はらはらドキドキの人生を歩んでいる方が多いです。話を聞いてみると本当におもしろい人生を選んで、深い経験を持っている方が多いです。閉鎖病棟の経験も、健常者にはあり得ない特別な経験のひとつでしょう。 7)常識を越える発想 健常者を10人集めて意見を出しても、集まらないような独特な世界観を持っている人がいます。繊細な神経で、安らぎを求める工夫を常にしている障碍者は、「安らぎの達人」であることが多いです。その発想は常識を越えるような自由な発想です。 もっといろいろなプラス面があります。 さらに、統合失調症と発達障碍者の雇用マニュアルを見ると、「統合失調症は、一人で考えすぎてしまいます。発達障碍は、他人の話を聞けません。」と端的に示されています。その具体例は障碍者に限らず、ストレスに弱い現代人の共通の望ましい職場・働きたい会社像が示されています。 1)体力がないので適度に休みをください。 すぐ疲れる体質です。急に欠勤や早退するのも体力がないせいです。 一年で160時間の遅刻、早退や欠勤を認めてほしいです。 週30時間勤務も認めてほしいです。 2)聴覚過敏なので静かな職場にしてください 人の声、音などに過敏であることが多いです。コミュニケーションが苦手です。一人でそっとしておいて欲しいことが多いです。周りの人の声が自分への悪口に聞こえます。会話がうるさい職場は良くないです。会話も職場では、疲れる原因です。 3)職場の仲間に入れてください。 コミュニケーションは苦手ですが、無視され、放置されている感じもイヤです。仕事の前後にゆっくり一日の気持ちや出来事を話す時間を作って欲しいです。それもパスしたい時があります。自由な会話ではついていけません。 4)優しく丁寧な指導をしてください。 大きな声で叱責されることに極端に弱いです。優しく丁寧な指導を願います。指示は具体的な指示をしてください。気持ちや精神論やイメージでは伝わりません。もっと上をめざせとか、自分で考えろ、的な指示では困ります。 5)キーパーソンを決めてください。 上司以外の先輩などから仕事を頼まれると混乱します。優先順位がつけられないからです。ひとつの仕事に集中して、片づけてから次の仕事を指示してください。 6)メモをとる余裕をください。 記憶力が弱いです。簡単なこと、途中経過のことでもメモをとる時間をください。指示する側もメモを取っておいてください。受けた指示が分からなくなってまた、聞くことも許してください。 7)忙しくさせないでください。 職場が忙しい時は、来客や電話応対もしてもらうという約束はできかねます。残業も車の運転も苦手です。残業・運転はさせないでください。 ここで、精神障碍とはなにか?を概説すると、 1)統合失調症、躁鬱病、うつ病、てんかん、その他 2)発達障碍、学習障碍 に大きく分類されます。 それらは 3)コミュニケーションの障碍 4)服薬による意欲の障碍 という大きな特徴を持ちます。その課題と問題点は 5)社会の均質化の反動・・・先進国で多い 6)社会的孤立・・・偏見 が挙げられます。 第3節 障碍者積極採用企業 前節までに明らかにした精神障碍者の働く意識と働いた時の良さは必ずしもすべての職場で容易に実現できるわけではありません。優れた雇用マニュアルに則って設計された職場環境でのみ、障碍者は生き生きと活躍できることを指摘します。筆者らは、極めて先行した障碍者雇用企業事例を2010年に調査しています。その障碍者を積極的に雇用する姿勢は、精神障碍者を雇用する企業において今でも模範となっていると言えます。その調査を紹介します。   障碍者を積極的に雇用する企業でのインタビューです。 ◆障碍者雇用のきっかけは? G 私たちは社会の公器として企業をとらえています。社会に貢献するためにできることと考えて、障碍者雇用を進めています。また、実際には法定雇用率を達成しないと納付金が必要になるという行政からの動機づけもあります。 ◆障碍者雇用にご理解をありがとうございます。 G 障碍うんぬんにこだわらない考えです。われわれは靴の小売店なので店に立っていただける販売員の方を求めています。荷受やバックヤードには人を極力減らす流れです。そうした裏方の仕事もすべて販売のための前作業と捉えています。障碍枠の求人をかけるとハローワークから数十人単位で紹介があります。事前に職業体験訓練をされた方や医師・ジョブコーチが同行される例もあります。 ◆障碍者はどんな働き方ですか? G 短時間雇用の場合が多いです。週20時間をすこし越えるぐらいです。朝の清掃から始まってお客様がみえたら挨拶することなどを教育しています。女性で事務職の人もいます。 ◆障碍者の体調の管理については? G 主治医やジョブコーチからも状況を聞くようにしています。クスリで症状を抑えている方も多いのでどんなクスリをどのような飲み方をしているかまでお聞きします。また通院についても配慮しますので、通院の頻度についても聞きます。 ◆求人者にひとこと。 G 本当のことを言っていただきたい。障碍をオープンにしてほしいということです。お互いの気持ちを知ることが大事です。店長にも申し送りしますし、クローズ(非開示)で応募される方は困ります。 ◆ブランクについては? G ブランクなどは気にしません。重要なのはご自身が抱えている障碍への認識度合いです。自分の障碍をなんとか克服してコントロールできる方が望ましいですね。人間誰しも怪我をすることがあります。障碍はそんな怪我と同じようなものだと思います。障碍と向き合える人が強いですね。 一方、「障碍でたいへんです」としか言えない人には「たいへんですね。それでは勤められないですね」とお断りしています。障碍があっても残された能力でなんとか努力されている方を採用します。喩えるなら、片目しか見えない人だったら残された目でなんとか見ようと一生懸命努力しているような人です。 ◆休みを取りたい場合は? G 誰でも疲れたときは休みたいし、体調がわるい時には休みたいと早めに申し出てくれるほうがいいです。しかし、一店舗5、6人の店では一人が長期に休むと業務がまわっていきません。過去に一ヶ月入院された例もありましたが、その後、体調が回復せずに退職された方もいます。 ◆障碍者雇用の現場の工夫は? G 大規模店から始めています。2人を同期採用して一緒に教えることで、同期意識が芽生えますし、教えるほうも時間を短縮できます。 ◆ノウハウ  「障碍のある方も障碍があるから・・・とすぐに諦めるのではなく、障碍を治す(克服する)よう努力をして頑張って欲しい。」と同社の部長さんはおっしゃいました。 その後、障碍者の雇用で現場に近い担当者が話してくれたノウハウは、さらに工夫されていました。まず、挨拶を仕事の基本として指導します。同期採用も指導上のメリットもあります。短時間勤務は疲れやすい精神障碍者では特に必要な条件です。これらは障碍者雇用が進んだ他社でも取り入れていると報告されています。さらに先進的な取り組みとして、以下の2点が挙げられます。 ・時間割的なルーチンワーク表 ルーチンワーク表とは、小学校の時間割のようなものをイメージしています。効果として、一つには障碍者が働きやすく、指示を待たなくても黙々と作業が進められる状況を作り、仕事に迷わなくて済むメリットがあります。もう一つは店長や正社員がやるべき仕事などのうち、本当に店長がやるべき仕事かどうかを見直して、障碍者に任せられるものは任せられる効果があります。 ・仲介者効果 障碍者と店長の間に必ず一人仲介をいれて、店長と仲が悪くならないように気をつけています。さらに障碍者の声を聞く試みも進んでいて、店長にも言いづらいことは、本社から人事担当者が愚痴の吸い上げに各店舗に出張しているそうです。直接会って話しづらい場合には、人事に手紙を書く時間も勤務内に設けてあります。手紙を書く時間にも給料がでます。 ここで、「こうした障碍者の雇用はなぜ必要なのでしょうか?どうやって企業の成長に結びつけられるでしょうか?」という疑問を考察しました。まず、パートタイム雇用など、障碍者に配慮した雇用をして、障碍者なりの仕事をまかせることで、企業としてもメリットとして、 1、健常者が本業に専念できる 2、法定雇用率を達成して補助金や助成金を受けることができる 3、障碍者が自立できる が挙げられます 特に、「健常者が本業に専念できる」というメリットについて例をあげて説明します。靴の小売店ではお客さまに応対することが本業です。精神障碍者である従業員にも当然、お客様への接客は求められますが、障碍者には得手不得手が大きく、一般に接客が苦手で、好印象をもたれない場合があります。そんな場合でも「少々お待ちください。今、担当とお呼びいたします。」などと健常者の正社員へつなぐことが出来れば、接客の一部を担当できます。障碍者には、店内外の清掃、靴を箱から出すといった裏方の仕事もあります。健常者はそのおかげで「お客様に気持ちよく買っていただく」という本業に専念できるのです。 第4節 住友グループにおける障碍者雇用調査 住友グループにおける障碍者採用のインターネットページの記述を調査しました。 住友生命保険相互会社. 自分を信じてチャレンジするすべての人に未来への扉は開いています。仕事に障害はありません。住友生命では、実際に、たくさんの方が様々な分野で活躍しています。経験の有無は問いません。積極的なご応募をお待ちしています。 三井住友海上火災保険株式会社 三井住友海上では、さまざまなキャリアを持った方々が各職場で活き活きと活躍できるよう、環境づくりに取り組んでいます。人と向き合い、仕事と向き合う。そんな働き方がここにはあります。 すみでんフレンド株式会社 すみでんフレンドは、住友電工グループ社会貢献 基本理念の考えのもと、より一層社会に貢献していきたいという思いから設立された住友電工の特例子会社です。(中略)住友電工グループの応援を頂きながら、自分たちの持っている力を発揮し、それぞれの持ち場で明るくやりがいのある職場づくりを目指し、日々頑張っています。 以上のように住友グループでも障碍者雇用に非常に積極的に取り組み、障害にあった職場環境を整備していることが分かります。 第3章 まとめ 「真にグローバルな企業とは」−こんな会社で働きたい−というテーマに対して、障碍者雇用の視点から永続的に社会貢献できる「働きたい」企業像を探りました。まず、社会の役に立つという意識をもった就労者が多いことに注目しました。就労市場に登場した精神障碍者の意識調査を行いました。その結果、障碍者は社会の役に立つという意識が一般より強いことを明らかにしました。働きやすい会社像を障碍者積極雇用企業における工夫に見出すことができました。現代社会では、女性・高齢者・障碍者を含めたダイバーシティー(多様性)を実現して、経済活動を通じ社会に貢献する企業が望まれています。ダイバーシティー(多様性)の実現は企業の経済成長にもプラスの効果があることを明確にしました。女性・高齢者、特に障碍者を積極的に雇用できる企業文化こそが真のグローバル企業として働きたいと思われる会社の必須条件だと結論します。


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