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2006年9月9日(重陽の節句)
今日の晩酌の清酒も「安芸虎」である。アメリカ帰国後に家の晩酌で登場した清酒はこれのみで、私としては少々珍しいと思われる方もおられるかもしれない。というのも現在開栓している清酒はこの一本のみであり、意図的にこれを選択している。というのも、来週日曜日より再び日本を離れて二週間の欧州訪問が控えており、清酒開栓後の経日変化を一つの楽しみとしている私としてはこれ以上の一升瓶の清酒を開栓することは避けたい故である。
といっても無理に呑んでいるということは全く無い。今日の様な夏日には丁度良い。開栓して何日も経過しているのに今も炭酸を含んでいる。酵母の元気な証拠か、味乗りでまろやかになりつつも荒さ・強さを伴い、シャンパンを連想させる部分もあって晩酌のはじめに呑むのに丁度良い。最初に冷やで呑んで落ち着いた後に、一合はぬる燗につける。ぬる燗にした際のまろやかさ・甘味の出方は特筆すべきものであり、抵抗の無いトロトロとした飲み口はとても心地良い。活性的な濁りの生原酒の燗が見事にハマる好例だろう。
ちなみに、これを呑んでいる最中は何となくTVで阪神の試合を見ていたりした。まぁ因果関係など特にないが、阪神は快勝したので晩酌に花を添えて頂いた感があった。ところで、この「安芸虎」を醸す有光酒造は生産量が200石ほどとかなり少なく、販売店も当然少ないのだが、今日の帰りに阪神百貨店に立ち寄ると三種ほど置いていたりした。阪神としては自身の店舗でよほど売りたいだろうなぁと思いながら帰宅したりした。
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