ほほう・・・・・

自分の身の回りで眼についた物事、気に入ってるものなどを写真に撮ってUPします。

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ハリー・ジェイムスとキティ・カレン


以前、本欄にUPしたトランペット吹きで自楽団も持ったハリー・ジェイムス。

ベニー・グッドマンの楽団で名を上げた後、1939年からは自分の楽団を結成して

人気を博しました。

スラリとした容姿と艶やかな音のおかげで女性ファンもかなり多かったとか。

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専属シンガーとしてフランク・シナトラやヘレン・フォレストを擁し、その後、

1940年代中頃に在籍したのがこのキティ・カレンです。

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あまり歴史に残るほどの個性もない彼女でしたが、このI'M BEGINNING TO SEE THE LIGHTは

IT'S BEEN A LONG,LONG TIMEとともに彼女の代表的歌唱といえるよい出来だと思います。

また、ここではふだんほとんど表に出ることのないビッグバンドのリズムギタリストとして

稀代の名手アラン・リュースが短いながら実に粋なソロを随所で披露していて、華を添えています。



ところでI'M BEGINNING TO SEE THE LIGHTはというタイトル、「明かりが見えた」という邦題が

一般的ですが、昔の日本コロムビアがつけたこのレーベルタイトルには

『脈がありさうね』 という、意訳の極みのような邦題が載っています。


イメージ 3




担当者の方がよほどの文芸センスを持っていたか、単なる珍訳か、、、微妙なところですね。

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この頃のハリー・ジェイムス楽団の演奏には素晴らしいものが沢山ありますね。このI'm Beginning To See The Lightでは、可憐なキティ・カレンのヴォーカルは言うまでもなく、ご指摘の通りアラン・リュースのギターが実に良く聞こえ、サウンド全体の豊かさに貢献していると思います。

さて、この頃、日本コロムビアでL盤の企画を担当していたのは石原康行氏でした(ちなみにM盤の当時の担当はアルバイトの瀬川昌久氏)。石原氏は、その後ラジオ東京(現TBS)で数々のジャズ番組を手がけたほか、70年代には「アトラス」レーベルで西海岸のジャズ・ミュージシャンのレコーディンクに携わっています。鈴木章治、ピーナッツ・ハッコーによるオリジナルの「鈴懸の径」の仕掛人でもあります。

氏は80代半ばですが、まだまだお元気で、時折お目にかかる機会もあるので、上記の日本語タイトルの件、聞いてみます。

De(G)

2008/10/9(木) 午前 8:58 [ dja20****** ]

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「脈がありさうね」…良いですね。こちらの邦題の方がグッと惹かれます。
昔の邦題には粋なものがありましたね。

2008/10/9(木) 午後 1:34 アノニマ

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>>De(G)さん
そうですか、石原さんは元々はコロムビアの方だったんですね。

ぜひ、そのころのエピソード、伺いたいものです。
いま、私の手元にはありませんが、日本コロムビアのL盤(多分)では アンドレ・コステラネッツの演奏で「ビギンを始めませう」「眼に這入つた煙」という邦題があったのを記憶しています。
この印象深い邦題も石原さんの手になるものだったのでしょうかね。

2008/10/9(木) 午後 9:37 kon*d*lfine

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>>アノニマさん
これから以降はこのような粋な邦題は出てこないかもしれませんね。
みんな英語は流暢になった科も知れませんが、肝心の日本語の遣いかたが下手になってきましたからね。

原語のニュアンスの密度までしか日本語にトランスできなくなってきてるような気がします。

2008/10/9(木) 午後 9:42 kon*d*lfine

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ハリー・ジェイムス楽団演奏曲の和訳だと
「バラのいのち」(La Vie En Rose)(L-38)
「君を想いて」(The Very Thought Of You)(L-42)
「しのび泣き」(Moanin' Low)(L-68)
なんてのもありますね。

アンドレ・コステラネッツ楽団の「Begin The Beguine / Smoke Gets In Your Eyes」(M-1)は、昭和20年12月、戦後初めてコロムビアより発売された洋楽盤のひとつですね。

うろ覚えですが、石原氏がコロムビアに入社したのは昭和23年頃と記憶していますので、恐らく、上記M-1には関わっていないのではないかと思います。ちなみに石原氏は昭和26年の開局とともにラジオ東京に移っています。L盤の制作に携わったのはL−1から50枚程度だったと聞いています。

De(G)

2008/10/10(金) 午後 0:02 [ jaz*_*n_th*_r*aring*tw*nti*s ]

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>>De(G)さん
コステラネッツのレコードはL盤ではなかったのですね。私もうろ覚えだったので、ちょっと自信がありませんでした。

こうやって次々にポップスを吹き込む当時のハリー・ジェイムス楽団はコロムビアにおけるハウスバンド的な活躍ぶりですね。
また制作を担当された石原さんやレコード各社の方たちはご苦労と共にやりがいもまた大きかったのではないでしょうか。

2008/10/11(土) 午後 1:55 kon*d*lfine

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この音源持ってましたが、ハリー・ジェームスかな?とは思いましたが誰が演っているのか分かりませんでした。
koniさんとDe(G)さんのやり取り、とても面白く読ませてもらいました。
「I'm Beginning To See The Light」の「脈がありそうね」というのは確かに出色の邦題ですね。

2008/10/12(日) 午後 2:10 non*ig3

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そう言えばKITTYのLPが有ったな・・・。
久しぶりに聴いてみます!

2008/10/12(日) 午後 4:06 air5sports

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>>nonkiさん
ハリー・ジェームス楽団にしてはリーダー本人のソロが4小節だけなのでちょっと判別しにくいかもしれませんね。

De(G)さんには専門家ならではの貴重な情報をいただけるのでとても助かっているんですよ。資料の体系的な収集・整理が苦手な私にとっては初めて知る史実が次々に提供されるのでとてもありがたいです。

2008/10/13(月) 午前 10:57 kon*d*lfine

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>>airさん
彼女のLP、お持ちだったんですか。RCAやデッカなどからいろいろ出ていたようですが、不幸にして私は1枚も持っていません。
本欄にUPしたデッカのLPジャケット写真は借り物です(笑)

airさんの守備範囲の広さの広さは存じてましたが、彼女のLPを見つけてくる鼻の良さもすごいですね!

2008/10/13(月) 午前 11:05 kon*d*lfine

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「ぴゅ ぅぱぅ ぷぅーうぅぱっぅうー」、ハリー・ジェイムスかっこえー!また色んなの聴かせてください。

2009/2/25(水) 午後 9:37 [ bb_tpking ]

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