ハリー・ジェイムスとキティ・カレン
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以前、本欄にUPしたトランペット吹きで自楽団も持ったハリー・ジェイムス。 ベニー・グッドマンの楽団で名を上げた後、1939年からは自分の楽団を結成して 人気を博しました。 スラリとした容姿と艶やかな音のおかげで女性ファンもかなり多かったとか。 専属シンガーとしてフランク・シナトラやヘレン・フォレストを擁し、その後、 1940年代中頃に在籍したのがこのキティ・カレンです。 あまり歴史に残るほどの個性もない彼女でしたが、このI'M BEGINNING TO SEE THE LIGHTは IT'S BEEN A LONG,LONG TIMEとともに彼女の代表的歌唱といえるよい出来だと思います。 また、ここではふだんほとんど表に出ることのないビッグバンドのリズムギタリストとして 稀代の名手アラン・リュースが短いながら実に粋なソロを随所で披露していて、華を添えています。 ところでI'M BEGINNING TO SEE THE LIGHTはというタイトル、「明かりが見えた」という邦題が 一般的ですが、昔の日本コロムビアがつけたこのレーベルタイトルには 『脈がありさうね』 という、意訳の極みのような邦題が載っています。 担当者の方がよほどの文芸センスを持っていたか、単なる珍訳か、、、微妙なところですね。
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