モコモコ雲を探しに♪

プロフ画を宇野亜喜良氏に描いて頂いちゃいました♫な〜んちゃって(≧∇≦)

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映画「告白」の試写会に行って来ちゃいました♪
【題名】      「告白」
 
【出演者】 
松たか子岡田将生木村佳乃芦田愛菜
【監督・脚本】 中島哲也
【原作】 湊かなえ
【あらすじ】とある中学校の1年B組、終業式後の雑然としたホームルームで、教壇に立つ担任の森口悠子(松たか子)が静かに語り出す。「わたしの娘が死にました。警察は事故死と判断しましたが、娘は事故で死んだのではなくこのクラスの生徒に殺されたのです」教室内は一瞬にして静まりかえり、この衝撃的な告白から物語は始まっていく……。(シネマトゥデイ)
 
ベストセラーである湊かなえさんの「告白」(記事はこちらから→http://blogs.yahoo.co.jp/konpeitou_06/48407865.html)が、あの中島監督によって映画化されたと聞き、あれほどまでに悪趣味で後味の悪い原作をどう料理したのか、怖いもの見たさで試写会に応募。
 
そんな私も、悪趣味
 
 
原作は、今更私が書くまでもないのですが、2009年の本屋大賞受賞作で、大ベストセラー作品。
 
文壇界だけで決められてしまう閉塞感漂う様々な賞より、一般人の感覚に近い本屋大賞だけは、一目置いていますが、本書の受賞と騒ぎ振りには疑問を抱いていました。
 
私が原作に批判的なのは、少年に対して復讐を宣告しながら、結局制裁を受けたのは、彼らをこの世に生み出した母親で、少年に対しても母親に対しても罪を自覚させたり、反省させないまま、終わっている点です。
 
これでは、愛娘を殺された母親のヒステリーにも思え、説得性に欠け、共感できませんでした。
 
しかし、不幸で悲惨な転落人生を描いた、山田宗樹さんの「嫌われ松子の一生」(記事はこちらから→http://blogs.yahoo.co.jp/konpeitou_06/47778268.html)を、
中嶋監督は、ポップな画面と歌とダンスで、鑑賞に堪える映像作品として大変上手く撮っていらしたので、「告白」も同じように変身させてくれるのではと期待したのです。
 
 
私は原作は、森口悠子の告白である第一章の「聖職者」だけで充分だと思いました。
「聖職者」は、小説推理新人賞を受賞した作者のデビュー作だから、単独で完結している見事な作品だからです。
 
しかし、単行本化にあたり書かれた後の章は、続けば続くほど、胸焼け感漂う、悪趣味の上塗りといった趣。
 
その原作の構成を生かし、あまり胸焼けさせずに編集がされていて、ウマイと思いました。
 
でも、森口の衝撃的で重い重い告白から始まり、それが終わると、スクリーンが真っ暗になり、クレジットが流れたので(これがエンディングクレジットでありますように…)と、仄かな期待を…、つい…。
 
しかし、そうは問屋が卸さない。
原作同様、第二章が始まってしまい、(やっぱり、終わらないか…)と、最後まで見る胆を決めました。
 
映画は上映時間が限られているために、省かれた章もありましたが違和感はありませんでした。
ただ、下村直樹の姉・聖美の章が省かれたため、直輝の母がつけていた日記が生かされていなかったのが、少し残念でした。
 
今までの中島作品の印象とは違った抑えた色調と、ミュージカル風の演出が少ないのが意外でした。
 
救いようのない内容だけに、それらで演出し、もっと中島色で彩って欲しかったのに…
 
救いは、松たか子さんと、木村佳乃さんの熱演。
 
特に、狂気に転じていく様を演じた木村さんの鬼気迫る演技は、「おろち」(http://blogs.yahoo.co.jp/konpeitou_06/44224179.html)を彷彿とさせました。
 
好青年ばかり演じてきた岡田将さんも、本作で演技派の仲間入りをされた感じがしました。
 
また、渡辺修哉役の西井幸人君も、下村 直樹役の清水尚弥君も、とてもお上手で感心しました。
 
原作自体に好感を持っていなかったので、中島監督が魔法をかけてくれることを期待したのですが、原作の灰汁が強すぎて中和するのがやっとといった印象。
やはり、好きにはなれません…。
 
湊さんの「少女」(記事はこちらから→http://blogs.yahoo.co.jp/konpeitou_06/47101301.html)と「贖罪」(記事はこちらから→http://blogs.yahoo.co.jp/konpeitou_06/49016518.html)を読み、湊作品と私の相性が悪いことは承知済みだったので、しかたない。
 
 
原作物の映画化は、監督するにおいて制約が多いし、難しいのだろうと、改めて思いました。
(作品には関係ないアイドルグループの登場とか…
 
何故、中島監督が本作の映画化をお引け受けになられたのか、それがとても知りたいと思いました。
 
                なーんてねっ
 
 
 
映画の公式サイトは、こちらから→http://kokuhaku-shimasu.jp/index.html
映画の公開は、2010年6月5日公開予定
 
 
 
 
 
 
 

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閉じる コメント(40)

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中島哲也の映像、これもすばらしかった。モノトーン調がその怖さを表現してました。

2010/6/5(土) 午後 10:41 mossan 返信する

もっさんさん。モノトーンとくるとは、意外でしたね。でも、私はいつものポップな色調のほうがより怖さを演出するのではと期待していたので、ちょっと肩透かしを食ってしまいました。
トラバありがとうございました。

2010/6/7(月) 午前 8:44 金平糖 返信する

masalaさん。トラバありがとうございました♪
ヤフー以外のブログへのコメやトラバに疎いため、ここにレスする失礼をお許し下さい。
私の記事のほうが、よっぽど「辛口」になってしまっていますね…(>_<;)

2010/6/7(月) 午前 10:26 金平糖 返信する

「MAGI☆の日記」さん。トラバありがとうございました♪
↑のもので、コメを残さず申し訳ありませんm(_ _m)
原作を読んでいなかったら、私ももっと先入観なく楽しめたのかな?残念です(T_T)

2010/6/7(月) 午後 4:40 金平糖 返信する

試写会・・・いつもながら、羨ましいです。
少年Bの刑務所で妄想に走る場面も省かれていたように思います。
星野君の描きも全然でした。トラバお願いします!

2010/6/7(月) 午後 7:42 くるみ 返信する

くるみさん。お嬢様がエキストラ参加のほうが羨ましいです(*・∀-)☆
二時間の枠にはめる削る作業は難しいのでしょうね。原作物の映画化は、本当に制約が多いのだろうと思ってしまいました。
トラバありがとうございました。

2010/6/8(火) 午前 7:39 金平糖 返信する

soramoveさん、はじめまして♪
ヤフー以外のブログへのコメやトラバに疎いため、ここにレスをする失礼をお許し下さい。
好意的なレビューが多い中、批判的な記事で肩身が狭く思っています。

2010/6/10(木) 午前 9:47 金平糖 返信する

yanajunさん。トラバありがとうございます。
今回の松さんの絵もさすが似ていました(*^^*)
ええ、『色々な意味ですごい作品でした』ね(*・∀-)☆

2010/6/11(金) 午前 7:27 金平糖 返信する

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内容が内容ですし、共感出来る人物は、一人も出てきませんので、後味が悪く思われる方も、たくさんいらっしゃると思います。
しかし、僕的には、中島監督の映像テクニックや音楽の使い方は、さすがだと思いました。僕は不思議と後味が悪く感じられなかったのです。
これはおそらくベストテン入りすることと思われます。

2010/6/13(日) 午後 4:35 出木杉のびた 返信する

のびたさん。本作は、一気に1位に躍り出ましたものね。人気作ですね。先入観なしに見ることが出来たら、私も中島ワールドに耽溺することが出来たのかもしれませんが…(T_T)
本作は、見てから読むほうがいいのかもしれません。
トラバ返しありがとうございました♪

2010/6/14(月) 午前 8:26 金平糖 返信する

「京の昼寝〜♪」さん。辛口記事にトラバをいただき、恐縮です。
松さんと、木村さんの演技は、素晴らしかったですよね。
ありがとうございましたm(_ _m)

2010/6/21(月) 午後 4:53 金平糖 返信する

「シネマ親父の“日々是妄言”」さん、トラバありがとうございましたm(_ _m)
私も、このような作品がベストセラーになり、すぐに映画化される今の日本は病んでいると思います。また、原作者が教育現場に身をおいていたということも、なんともいえない嫌な気分です。

2010/6/22(火) 午前 6:03 金平糖 返信する

Nakajiさん。トラバありがとうございました。ヤフーブログ意外へのコメやトラバが不得手なため、トラバ返しができているか、とっても不安です。レスも、ここにする失礼をお許し下さい。
見ている最中も、見終わった後も、皆さんがドヨーンとしている感じがすごく伝わってきた、観客の背中がものを言う感じの作品でした。

2010/6/24(木) 午後 1:57 金平糖 返信する

あるきりおんさん、トラバありがとうございました。
観にいかれた動機に、( ̄ー ̄)ニヤリとさせられました。

2010/7/6(火) 午前 11:47 金平糖 返信する

クマネズミさん、トラバありがとうございます。
原作に好感を持っていなかったので、中島監督に期待したのですが、原作に忠実で毒だしはなされておらず、ちよっと肩透かしを食らってしまいました。少年法や、母親の子育てに筋違いな意見が集中するさまに危機感を感じています。

2010/7/18(日) 午前 8:48 金平糖 返信する

itchy1976さん。トラバありがとうございます♪お返しを三度試みたのですが、できませんでした(T_T)何故でしょう…(>_<;)
原作と作者との相性が悪い私は、中島監督に過度の期待をしてしまったようです…。いくら綺麗に仕上げてあっても、嫌いなものは嫌いのままなんだなぁ…って、思いました。

2010/7/31(土) 午前 6:07 金平糖 返信する

よしなしごとさん。トラバありがとうございました。
お返しを試みたのですが、できませんでした(T_T)

2010/8/2(月) 午後 5:34 金平糖 返信する

黒虎さん、はじめまして♪トラバありがとうございました(*^^*)
『明るい作品と二本立てで見る』に同感です。

2010/8/10(火) 午前 7:23 金平糖 返信する

原作も映画もショッキングな内容でしたが、見ごたえありました!
下妻、松子、パコと同じ中島哲也監督でしたが、
今回も、(私は)期待に違わない映像演出だと思いましたけど…

2011/11/26(土) 午前 7:01 やっくん 返信する

やっくんさん。試写会場を毒でドヨ〜ンさせてしまった威力は、すさまじいものがありました。中島さんの手腕なのでしょうね。
ただ、どうしても好きになれない作品なので、点が辛くなってしまいました^^;
トラバありがとうございました(*^^*)

2011/11/26(土) 午前 10:33 金平糖 返信する

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