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ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー東京特派員、高橋浩祐のオフィシャルブログ

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最近、ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリーに書いた記事

Jane's Defence Weeklyにもコンスタントに記事を書いています。
 
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慰安婦問題、心に残った友人の言葉

先日、アジアタイムズに慰安婦の問題を書いた時、英語の文献にも当たりました。
 
一つは昔、米国留学時代に使った“Legacies of the Comfort Women of World War II
もう一度読み返した。この本の中では、戦時中に米軍が従軍慰安婦の事実を把握しながら、東京裁判でこの問題を提起しなかった点も指摘されている。
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さらに、最近出版された本として、“Hearts of Pine"
慰安婦を支援するはずの韓国国内の支援体制の問題点なども指摘されており、割にバランスがとれていると思いました。
 
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さて、記事を書いて、友人とメッセージのやり取りをしていて、以下のようなメッセージがあり、心に残りました。参考までに紹介します。
 
僕が「記事、書く際にいろいろ読んだんですけど、下記のものが非常にショックでした」と言って、以下の二つのリンクを紹介すると、友人は次のように言っていました。
 
友人の言葉
「私は慰安婦も南京問題もレクチャーをしたことがあるので、色々な残酷な体験談いっぱい読みました。とくに元兵隊の手記にはよく出てきます。私には民族問題と同時にやはり男性社会の悪が見えて仕方ありません。国家同士の問題に据え置くことで、女性の迫害という点が最初から無視されているような気がします。今だにセクハラや痴漢、学生のレイプが日常茶飯事、電車広告にポルノが見え、会長や社長のような「◯長」のポジションに女性がほぼ絶対つかず、例外があればそれは「女性らしさを活かした」点に限られるような社会で、『慰安婦は国家の責任問題』って言ってるのがあほらしいくらいです。

脱線しましたが、社会部な私からの視線からは、慰安婦問題の解決って、もっともっと広範囲なことだと思ってます。」
 
う〜ん、確かに今の現状を鑑みると、非常に考えさせられてしまいます。 

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韓国、中国との軍事協定で波風を立てる

アジアタイムズに一本記事を書いた。
 
South Korea makes waves with China pacts
(韓国、中国との協定で波風を立てる)
 
A revelation that South Korea is forging military pacts with China days after ditching a deal with former colonial ruler Japan smacks more of an attempt to dodge political flak than to play a balancer's role in relations as North Korea provokes alarm. A deal with China, though it stands slim chance of success over Pyongyang's objections, also looks like a snub to American designs. - Kosuke Takahashi (May 25, '12)
 
韓国の延世大学の武貞秀士教授や韓国の外交官を取材した。武貞先生、いつもありがとうございます。
 
韓国は先週、日本との軍事協定の締結を先延ばしにするや否や、返す刀で今週初めには中国と軍事協定を交渉中であることを明らかにした。
 
韓国の野党が、日本との軍事協定の最終交渉に入っている李明博政権を攻撃。12月の大統領選を前に、すでにレイムダック(死に体)化し、求心力を失っている李大統領も、野党の要求に屈した形だ。
 
日本だけではなく、朝鮮戦争で戦った中国とも交渉していることを示すことで、韓国国内の批判を封じ込める狙いがあったよう。韓国では、1910年から1945年までの間、朝鮮半島を植民地支配した日本に対する潜在的な反感がある。特にこのところは慰安婦が日韓関係に影を落としている。
 
ただ、韓国の提案を受けて、中国が実際に韓国との軍事協定を締結することは難しい。中国と軍事同盟を結ぶ北朝鮮の反発が目に見えている。
 
韓国によって、中国は最大の貿易国。さらに、韓国の右の保守派にとっては、中国は北朝鮮をけん制するために必要。そして、韓国の左のリベラル派にとっても、中国は北との架け橋のために必要。いずれにせよ、対北政策を意識すると、韓国にとって中国は極めて重要で、韓国の中では着実に中国の存在感や必要性が高まっている。
  
その一方で、アメリカは、北朝鮮のロケット発射の発射の6日前の4月7日に平壌に秘密裏に密使を送っていたことが発覚。アメリカの単独行動に韓国も憤りを強めているよう。Reset KBSが最初に報道した。
以下はその時の報道。その後、朝鮮日報が詳しく報じている。
 
 

ミサイル:米高官、北朝鮮による発射前に極秘訪朝

 

 
米国の高官が、北朝鮮による長距離ミサイル発射の6日前に当たる4月7日、極秘に北朝鮮を訪問していたことが分かった。
 
 仁川の航空管制センター(ACC)ではこの日午前6時ごろ、国家間の航空運行情報を交換する国際航空固定通信網(AFTN)に米空軍所属機(ボーイング737)の飛行データが入ってきた。韓国西側の領空を通過する米軍航空機に対する福岡管制区管制所からの情報だ。
 
 航空当局の関係者は「この航空機の情報が韓国側に送信された後、仁川の管制センターが6時40分から7時40分まで管制を行い、平壌の管制センターに管制権を移管した。東海(日本海)航路ではなく、西海(黄海)航路を利用して北朝鮮に向かう米軍航空機について、南北が管制をやり取りするケースは非常に珍しい」と話した。西海航路は、故・金大中(キム・デジュン)元大統領が2000年6月に平壌を訪れた際に使ったルートだ。米軍航空機は韓国の西海岸に沿って飛行し、午前8時ごろ平壌国際空港に到着、同日午後に平壌を離れたという。
 
 この飛行機に乗っていたとされるジョセフ・デトラニ米国家情報長官室(ODNI)国家不拡散センター所長は、ブッシュ政権で朝鮮半島和平担当大使を務めた人物で、オバマ政権ではODNI北朝鮮担当官を務めた。2009年に米国の女性記者が北朝鮮に拘束された際には、北朝鮮と水面下で交渉し、解放を実現させたとされる。この飛行機に同乗していたとされるシドニー・サイラー国家安全保障会議(NSC)韓国担当補佐官は元中央情報局(CIA)の職員で、07年からODNIの北朝鮮担当副調整官を務めた後、昨年NSCに移動した。
 
 米高官の極秘訪朝について、韓国政府は直前に「通知」を受けたか、事前に知らされていなかったものとみられる。安保当局者は「米高官の訪朝について、確認には応じられない。米国と関連する事項のため、米国が解決すべきだ」と話している。政府内部では、米国高官の極秘訪朝を不快に感じる向きもあるという。
 
 米朝は2月29日、北朝鮮が長距離ミサイル発射と核実験の一時停止に応じる見返りに、米国が北朝鮮に栄養補助食品を支援する内容の「米朝合意」を交わした。だが、北朝鮮が3月16日に「衛星打ち上げ」と称して長距離ミサイルの発射計画を発表したことから、合意はわずか半月で紙くずになった。米国務省の主導で交わした米朝合意が破棄されたことから、NSCや情報当局がミサイル発射を阻止しようと訪朝したものの、失敗に終わったとの見方も出ている。
 
 北朝鮮は、米高官の訪朝から6日後の4月13日、計画通りにミサイル発射を実行した。このため、ソウルの外交関係者からは「オバマ政権がまたもや北朝鮮に面目を潰された」「北朝鮮から2月の合意を破棄されても、教訓を得られなかった」などと批判の声が出ている。米国は先月、ミサイル発射を前後し関係が行き詰まる中でも、北朝鮮との接触ルートを維持していたとされる。
 
 一方、北朝鮮外務省の報道官も22日「われわれは朝米合意の拘束から脱したが、実際の行動は自制していることを(米国側に)数週間前に通知している」と述べ、今後のミサイル発射や核実験に関する立場を米国側に伝えたことを示唆した。
李竜洙(イ・ヨンス)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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アジアタイムズに慰安婦問題について書きました

日本人の僕が慰安婦問題を書けば、海外からも国内からも、さらには、右翼からも左翼からも矢が飛んできそうですが、日韓の情報や認識のギャップを埋めるためにもあえて書かせてもらいました。
 
九州大学の小此木政夫特任教授、そして、コロンビア大学院のSIPA(国際関係)で一緒だった茶谷さやかさんにいろいろと教えていただきました。お忙しい中、みなさま、ありがとうございました。小此木先生のコメントのみ、使わせていただきました。
 
The intractable issue of compensation for women forced into sexual slavery during Japan's World War II occupation of South Korea looks likely to undermine the US-led united front against China's naval expansion and North Korea's nuclear ambitions. Stirred in part by nationalist pressure in the run-up to presidential elections in the South, the gap between the two sides' perceptions on the sensitive issue remains as wide as it ever was.
- Kosuke Takahashi
(May 21, '12)
 
実は小生、慶應大の学部生時代に、慰安婦問題をソウル大の学生と夏合宿で徹底議論しました。1992年当時は、慰安婦問題に加え、国連PKO問題と歴史教科書問題の3点セットで大変、熱い議論になったことが思い起こされます。当時、韓国のマスコミも、会場となったソウル大キャンパスに取材に来ました。
 
その時の記事がこちらにあります。
 
 
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上記の写真は、ソウル特別市麻浦区城山洞にある旧日本軍の従軍慰安婦たちが歩んできた苦難の歴史を紹介する「戦争と女性の人権博物館」の館内。すでに亡くなられた女性たちを顔写真と名前入りのプレートで飾っていました。今月5日に開館し、僕も14日に訪問しました。
 
館員スタッフによると、韓国政府の認定を受けた慰安婦被害者234人のうち、存命者は61人に減ってきているという。
 
「いま、彼女らが何を日本政府に要求しているのか?」
 
80代の高齢者が多く、余命幾ばくもないであろう元慰安婦の彼女らは日本政府に公式謝罪と賠償を求め続けています。
 
後世に過ちを二度と繰り返してもらわないよう、万が一、日本政府から勝ち得た賠償金(現状からすれば日本政府は1965年の国交正常化時に賠償問題が解決済みとしているため、払われる可能性は極めて低い)は全額、戦争のない世界や女性の人権を守るために寄付する意向を示しています。
 
正直、慰安婦問題の解決は見えていない。日韓双方の国内情勢をみれば、かなり難しくなってきている。。。その辺りの理由や背景をアジアタイムズへの記事で書きました。

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9年ぶりに日本語記事を日本雑誌に書きました

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アメリカにいる脱北者の記事を2003年6月に週刊文春に書いて以来、ほぼ9年ぶりに日本語の記事を書きました。^^
 
ぜひ『月刊日本』、読んでくださいませ。
 
I wrote an article in Japanese for the first time in 9 years!
Luckily, my Japanese writing has not become rusty yet.^^
 

『月刊日本』6月号の主なタイトルは以下の通りです。
 
【特集 今こそ対米自立外交を!】
奥山真司 米軍の全軍撤退を想定せよ
高橋浩祐 米国のATMと化す日本
宮脇磊介 第二の冷戦終結 米国一極支配の終焉!
東郷和彦 日本は台湾防衛のために命を懸けよ

【特集 小沢裁判を読み解く】
平野貞夫・山崎行太郎 小沢裁判は政治的謀略だ!
石川知裕 検察審査会の悪用を許すな

亀井亜紀子 財務省も認めた事実 日本は財政危機ではない
山浦嘉久 時は今

【永田町から 私の視点】
西田昌司 戦後政治そのものを見直せ(第3回)

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