『被曝の森は今』
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先月、NHKで「チェルノブイリ原発事故」の跡地が、今どうなっているのかを
取材したドキュメンタリーが放送されました。
20年以上たった現在でも基準値の1000倍の放射線が検出され、
20キロ圏内は立ち入り禁止区域になっています。
私は、植物も動物も死に絶えた「死の町」になっていると思っていました。
ところが、現実は花が咲き、木が生い茂り、馬や牛が走り回る
自然の楽園になっていました。
「目からうろこ」とはこの事です。ビックリしました。調査するロシアの
科学者たちも、防護服を着て20キロ圏内に入っている訳ではありません。
普通のシャツにジーパンみたいな格好でネズミや植物を収集しています。
科学者達にも、まったく予想外の現象のようです。
人間が立ち入らない事で、自然は本来の営みを取り戻し、
さながら、ヨーロッパ最大の自然保護区の様相です。
自然のたくましさ、そして、自然にとって、いかに人間が害悪な存在なのかを
思い知らされました。
もちろん、事故発生当時は、現在の何万倍もの放射線が降り注ぎ、
全ての動植物が死に絶えたようです。
ですが、高濃度の放射線は半年程度で減少し、その後、基準値の
1000倍の状態が続いています。
私は、今は大丈夫でも、子孫に奇形が発生するのではないか?とも思いました。
ネズミは、20年前から計算すると43代目になるそうです。
しかしながら、ネズミに奇形はいっさい見られません。
生命には、放射線から障害を受けても、修復する能力がそなわっているそうです。
現在、日本政府は「基準値以下の放射線だから安心して下さい」などと
アナウンスしていますが、まったく説得力がありません。
私は、テレビの一時間放送枠を買い取って、全ての国民に、
この番組を見せるべきだと思いました。
そうすると放射能に対する考え方が変わるのではないでしょうか?
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