空堀ことば日記

ルドルフ・シュタイナーのアントロポゾフィーを学びながら大阪は空堀で教育芸術の実践に取り組んでいます。
この8月2日〜6日の四泊五日、三重県伊賀市高尾で自然学校を開きました。空堀ことば塾が主催して京都の美山町で開いてから八回目。主催は、一般社団法人空堀アントロコミュを経て、今年は、上高尾地域づくり協議会となりました。この協議会は、アントロコミュ、ふるさとづくり上高尾の会、京都大学小田研究室、伊賀市観光課の四者からなり、限界集落、上高尾を中心として伊賀地域が都市との交流を通じて発展することを願って結ばれた会です。

今年のテーマは、「上高尾で遊びぃな、上高尾で語りぃな」。開催地の上高尾のみなさん、東北からの保養の参加者、そして、関西、伊賀の参加者どうしが、上高尾の自然の中に遊び、そして、ひとりひとりがかけがえのない存在として語り合うことを大切にしました。午前中は上高尾のみなさんからの聞き書き、午後は水遊びとスローフード、夕食後は演奏会と大人の集い、そして「居酒屋上高尾」。こどもたちの安全を第一に過ごした五日間は、あっという間に過ぎていきました。

現時点では、今回の経験をなかなかうまく落とし込み整理することができないのですが、これから9月にかけて、スタッフ間でのふりかえりや、協議会での報告会を経て、11月には、福島の保養者の交流会であるほよ〜ん会議に参加し、このか細い流れを大きな流れにするべく、思いを深めていこうと思っています。

まずは、東北からの3家族、関西からの7家族の参加者のみなさん、大きなお心で受け入れて手助けを厭わなかった山口さん、谷浦さんはじめ上高尾のみなさん、経済的な支援をいただいた協議会の伊藤さん、そして、厳しい状況を常にポジティブに乗り越えてくれたスタッフ・ボランティアのみなさんに感謝いたします。

ありがとうございました。そして、来年、また会いましょう!

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大学時代の畏友にして、スタードームの考案者である竹川大介さん(北九州市立大学)のお招きに応じて、来週月曜、小倉を訪ねることになりました。大学生向けの特別講義「ことばと教育〜大阪でのシュタイナー寺子屋の実践」を行ったあと、旦過市場にある大學堂で、「耳なし芳一」を語らせていただきます。

特別講義の準備に際して、2006年に空堀ことば塾を立ち上げてから今に至るまでの人智学に基づいた教育実践を振り返りつつ、その活動が、不惑前まで取り組んでいた人類学の研究とどのように関わるのか、について思いを巡らしています。「耳なし芳一」は、先日、玉造の百年長屋で語らせていただいたばかりですが、再演させていただきます。公演の後には、人類学者である竹川さんとの対談。最後に、参加者のみなさんととご一緒にことばのワークショップに取り組んでみたいと思います。

今回、北九州大を訪問するに先立ち、「耳なし芳一」の舞台である下関にある赤間宮を詣で、平家の墓参と芳一像へのお参りをしようと思っています。こちらは、娘たちがまだ小さいころ、島根県松江市のハーンの旧家を訪ねたあとに立ち寄ったところ。語りの前に、改めて、壇ノ浦を望み、潮騒を聴き、思いを深めたいと思います。

大学生への講義は久しぶり。それでも、第三・七年期を終えようとする若者たちに出会えるのは、なんとも楽しみです。あと少し、これだけは伝えたいことを、心の中に探ってみよう。

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