小鳥が丘団地救済協議会(土壌汚染被害)

岡山市で両備が販売した小鳥が丘団地の土壌汚染公害問題の解決に努力する住民達のブログです

全体表示

[ リスト ]

小鳥が丘土壌汚染第23回裁判!その24(再)

速報!で要点と結果は報告しましたが、今回裁判で提出された原告・被告の最終準備書面を掲載します。
<提出された準備書面内訳>
[1]平成22年12月13日付け、被告(両備)提出、最終準備書面。
[2]平成22年12月17日付け、原告(住民)提出、最終準備書面。
[3]平成22年12月20日付け、被告(両備)提出、追加準備書面。
2010年12月21日(火)10時00分から岡山地方裁判所( 202号法廷 )で住民訴訟第一次(3世帯)第23回口頭弁論(公開)が行われました。
裁判長は、原告の一人に対象物件が相続物件になっているための法的整理を指摘し、「裁判所は今日結審しようと思っていたが、次回期日で資料の整合性を取るためにもう一回弁論を入れます。」と発言があり、次回は、2011年2月8日(火)10時40分から第24回口頭弁論(公開)が予定されました。
 
[2]平成22年12月17日付け、原告(住民)提出、最終準備書面の続きです。
 
(第7,原告らの損害)
 
3, 原告らは、著しい土壌汚染のある宅地に長年のあいだ居住を強いられてきた。油に起因する異臭が住宅地を覆うこともあり、外部から訪問する人からは、この地域に油性の臭いがするとも言われてきた。
原告○○宅においては、平成14年ぐらいから台所に設置しているガス漏れ警報機が、ガス漏れの事実がないのに反応して警報が鳴ることがあった。裏庭では土壌のなかからガスが噴出した痕跡と見られるモグラが穴をほったような膨らみが生じる現象があった。
また、平成169月ごろ、黄色くなって泡がコンクリートの隙間からでていた箇所にマッチで火をつけると青い炎がでて燃えたこともあった。土壌の油分が揮発してガスとなってでていたと思われる。汚染が本件造成地全体に及んでいたことから、このガスがでていたという現象は他の原告宅でもおきていたと思われる。
健康に危険だとして、鉛管の使用が規制されていたにも関わらず、長年にわたって、鉛管を通じて飲料水を取水してきていた。平成167月に鉛管の腐食を見せられてからは、安心して水を飲むことができなくなり、飲料水を購入したり、わき出る名泉「雄町の水」を確保して使用するようになった。
 
4, 原告○○は、平成7年頃からアレルギー性鼻炎の診断を受けて治療をするようになった。平成711月には鼻中隔矯正術などを受け、その後もアレルギー症状を抑える薬を飲み続けている。同人の長女は平成7年頃から頭痛を訴えることが多くなり、アレルギー性の鼻炎症状を示すようになって平成8年にはアデノイド切除術を受け、その後も鼻づまり・鼻水などの鼻炎の症状は続いている。原告の妻は平成8年頃から発疹があちこちからでたり、背中が発赤してかゆみを覚えるなどのアレルギー性の皮膚炎に悩まされるようになった。
原告○○は、本件住宅地に住むようになってまもなくしてから湿疹などのアレルギー性皮膚炎に悩まされるようになり、長期にわたって現在もなお皮膚科の治療を続けている。現在同居している長男の子も同様の症状がでている。本件住宅に住み始めたころ同居していた長女の子もアレルギー性皮膚炎を発症していたが、平成11年に引っ越したところ、同人の症状は治まった。これらの呼吸器系の症状、アレルギー性皮膚炎などの疾患は、土壌の油分から揮発したガスなどの影響と考えられる。
 
5, 前記3,4の事情は、財産的損害の他に精神的損害の慰謝料として考慮されるべき事情である。
金銭的に評価するならば本件土壌汚染のある土地に居住1ヶ月あたり10万円を下ることのない慰謝料請求権が発生している。原告らの請求する慰謝料は、上記の計算による金額より低い金額である。
また、本件請求に関して被告は誠実な対応をせず、訴訟による請求しか手段がなく、各原告の請求額の10パーセント未満の金額である訴状、原告損害目録、弁護士費用欄記載の金額を損害として請求する。
 
 
平成22年12月17日付け、原告(住民)提出、最終準備書面は以上。
 
 
次回に続く
 
 
2004年7月に岡山市水道局工事で発覚した小鳥が丘団地住宅地の土壌汚染公害問題は、発覚後6年以上経過し団地住民と宅地造成販売した両備バス㈱の考えが平行線のままで裁判に発展しています。2007年8月に住民3世帯(第1次訴訟)が岡山地方裁判所に民事提訴したあと、住民18世帯(第2次訴訟)も続いて提訴し係争中です。
 
 
戸建住宅団地の敷地足下から真黒い土壌発覚!

閉じる コメント(0)

コメント投稿
名前パスワードブログ
投稿

閉じる トラックバック(2)

トラックバックされた記事

土壌汚染対策法8周年セミナ-  小鳥が丘・豊洲・汚染土地評価・活用ビジネスで勝ち抜く秘訣

   2010年は土壌汚染対策法が大幅に改正されると共に、減損会計基準に沿った土壌汚染対応も迫られています。また、各地で土壌汚染に関する裁判が争われました。 このような状況において、土壌汚染について特に関わられた話題の方々をお招きしてセミナーを開催します。  今後の土壌汚染を考える上で有意義だと考えますので、多くの方々の参加を頂きたくご案内いたします。   <日時>   2011年2月17日(木) 13:30〜17:15 &...

2011/2/1(火) 午後 8:10 [ 大阪のATCで水・土壌汚染ラーニング ]

神栖ヒ素問題 住民側、和解申し入れ 国側「検討するが、難しい」

神栖ヒ素問題 住民側、和解申し入れ 国側「検討するが、難しい」 2011年2月5日         審問の後、会見する住民と弁護団=東京都千代田区の環境省記者クラブで    神栖市の井戸水が有機ヒ素化合物「ジフェニルアルシン酸(DPAA)」に汚染された問題で、健康被害を受けた住民らが国と県に対し、責任裁定を申請している公害等調整委員会(公調委)の第十六回審問が四日、東京都内で開かれ...

2011/2/7(月) 午後 7:46 [ 日本の子孫のためにも環境の裁判で勝ちましょう ]

トラックバック先の記事

  • トラックバック先の記事がありません。

芸能人・有名人の新着記事

Yahoo Image
神山 まりあ
アメーバブログGirls Award
05月27日 17:14
Yahoo Image
idanbo
Twitteridanbo: iPa...
05月27日 17:08

.

小鳥が丘団地救済協議会
人気度

ヘルプ

Yahoo Image

検索 検索
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
  今日 全体
訪問者 7 16277
ブログリンク 0 41
コメント 2 641
トラックバック 0 458

ケータイで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

URLをケータイに送信
(Yahoo! JAPAN IDでのログインが必要です)

開設日: 2006/7/24(月)


プライバシーポリシー -  利用規約 -  ガイドライン -  順守事項 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2012 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.