余り物
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嘆く言葉もそのままに 聞き耳を立て抉る目玉
思考破壊 この声は何処へ行くのだろう リボンすらかけ忘れたままの 狭く浅いこの世界の中で 一人独り 縋り喚く
呼んで欲しかったこの名前 それはもう色褪せた音階でしかなく 人だらけ 溢れかえった雑踏の中
見渡すそれは誰一人顔が無い 触れれば崩れる灰の山 うごめく影に流され続ける僕は まるでボロ雑巾のようだ 薄汚れた顔がお似合いさ お人形にすらなれないままで 流したのは涙じゃない
許したのはこの生じゃない 感情屠る刃 吐き出し続けた孤独を斬って
諦めきれず捨てられなかった希望を捨てた 決められたシナリオ通り 止める者は誰も居ない 『そう、これでいいんだ』
頷く頬を伝う偽物は 感覚を麻痺させた 歓声無き舞台で奏でる 青く冷え切った終焉の歌
それは願い 僕のエゴ 閉じた瞼に映る光 結末を告げる残酷なストーリー それは哀れみ 僕の存在 独り独りで 消え果てる 結末を迎えたこの体 それはもう失われた古い記憶でしかない |






