京都、先斗町・祇園
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かにかくに 祇園はこひし 寝(ぬ)るときも 枕の下を水のながるる (吉井勇)
花なれや 花見小路の 茶屋店は 百年舞い床( ゆか) 舞妓ゆかしき (詠み人知らず)
(ある楼の二階廊下の一部は、百年前から舞をする厚い床になつている)
何と言つても京都である。深くて長い伝統を持つている。先日4人で先斗町加茂川沿いの、とある茶屋店に行つた。4人が帰る頃から係りのお女中が、寒い隣の部屋でじつと我々のオーバーを用意している気配を、襖越しに一人が気付いた。さすが先斗町・祇園と、この伝統のゆかしさに、大いに感動したものである。(北斗記) |

