日記
カポーティ
カポーティの遠い声、遠い部屋を読んだ 前にも読んだことがあったのだが これほど幻想的で哀しみあふれる小説だとは思わなかった 再読してみなくちゃわからないものがあるなと感じた
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フライ
2012/3/25(日) 午前 9:47
木の葉が落ちた
目の周り
渦巻状に昇っていく
朝日のなかに
涙のしずくが落ちてくる
じっとりと土に還る
光は一瞬のきらめき
そして強い
固い木の実が鳴く
響きは中心に集まってくる
煙が立ちのぼる
君のかすかな意識
僕らは坂道を登る
命の呼吸音を聴きなが
...
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無題
2012/3/3(土) 午前 10:07
心が離れちまった
夜の底へ
どこまでも続く回廊に
割れた風船は空を飛ばない
地面を這う
だけど空は
永遠のようで
赤い色が良く似合う
涙の痕が垂れていて
僕らは酒場でふざけあう
遠いため息に
浮かぶ木漏れ日は
ただ穏やかで
静かに糸引く
カエルの卵
錆びついた琥珀が
...
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深紅
2012/2/4(土) 午前 10:52
乱れて
乱れて
咲き乱れて
花の弁
狂おしいまでの糸のもつれ
つる草が伸びて
水を滴らせる
浮かんだ顔
百の声
甘い甘い無花果の味
きれいごとは片付いた
境目なしに僕らは昇る
夢のあとへ
白い世界へ
意味のない絶頂へ
呆けた荒野が続く
...
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