本日も天真爛漫

向日葵婆の、あっち行ってちょんちょん。こっち行ってちょん。

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そして、わたしは

1995年の阪神淡路大震災の時は、大阪天満橋の自宅でした。
生まれて初めての衝撃に恐怖を感じながら、すぐ歩いて出勤しました。
大阪のホテルは無事で、エレベーターも早くに復旧したため
宿泊客の受け入れも早くからできました。
私は当時販促広報の責任者でしたが、ロビーに出て、お客様対応の毎日でした。

西宮・神戸在住のスタッフも多かったですが、彼らの大多数は数日のうちに出勤してきました。
電車は途中までしか動いていませんでしたが、みんな線路の上を歩いて大阪へ来ました。
当時私は夜間大学に通っていましたが、神戸から船で通学した人も居ました。
彼らは一様に、川をひとつ越えるたびに変わる風景に驚き、
電気がつき、飲食店が普通に開いていて、ハイヒールを履いている女性が居る大阪に
どうしようもない怒りを感じる、と話しました。

3年後、転勤で神戸に赴任した折、とある神戸市の女性幹部さんから
「地震の時どこにいらしたの?」と聞かれ「大阪です」と答えた時のことが忘れられません。
「あの地震の時、大阪に居て、神戸を知らないあなたに、この職が務まるのかしらね」
と、言葉ではおっしゃいませんでしたが、明らかにそういう反応でした。

ひとつの大きな地震ですが、
その人の居た場所・環境・状況が少しでも違うと、その受ける被害は違う。
その人の家族・気持ち・体調・普段からの考え方が少しでも違うと、その受ける影響は違う
と、身をもって知ったのは、あの時です。

今回の大地震で、一番役に立ったのはこれだったかもしれません。
立場上、即断即決指示出しの連続は、常に緊張を強いられ、さすがに疲れました。
ただ、それぞれの身の振り方・意見の違いに、ある意味「寛容」でいられたのは
地震で受ける被害と影響は、ひとりひとり違うんだと、知っていたからだと思います。

そんなことおかしい!と、叫ぶ人も大勢居ます。
たとえば、買い占めと呼ばれる行為。たとえば、イベントの中止。たとえば、家があるのに避難する人。

同じような「報道バラエティ」を連日家にこもって見ている人と、多少でも外に出て会社に行こうとしている人と
雇われている立場の人と、会社の責任者とが、同じ気持ちで行動するとは考えられません。
同じ震度3でも、激しい損壊を招いた場所と、地盤強固な場所では、感じ方が違います。
交通規制ひとつとっても、首都圏の交通網の範囲の広さを思えば、ちょっとの運休がオオゴトにもなるのです。

こうしてありがたいことに連休をもらえて、自宅に居ても、仕事のキャンセルの報がメールで入ってきます。
これから、ひょっとしたら関東を脱出するために会社を辞めるスタッフが出てくるかもしれません。

ひとりひとりのストレスは違う、そして、こういう災害の場合
それに対して他人が、何らかの強制をし、非難することは避けなければなりません。

私自身は日ごろ、集中力と瞬発力だけで生きぬいているような人間ですが、今回はちょっとしんどかった。
ひょっとしたら「しんどい」と言えない状況が、いちばんキツかったかもしれません。
そんなこと、被災された方々と比べれば何でもないことなのですが、でもやっぱりキツかった。


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3月16日夜、渋谷で、彼女は彼女自身の行動と歌声で

「しんどい時はしんどいって言っていいんだよ、泣きたい時は泣いていいんだよ」

って、言ってくれたような気がしました。ありがたかった。


しばらくこのブログ、お休みするかもしれません。
facebookで、新しい情報を得るのは(私の動かし方のせいもあって)難しいですが、続けます。
今回、正しい情報も誤報も、いい意見もゴミみたいな考え方も
すべてひっくるめて役に立ったのは、twitterでした。
twitterをしている人と、していない人の情報の差に、愕然とした場面もありました。

期末を迎えて、商売上は本当に厳しい局面です。
役員として、なんとか支えて行かねばなりませんが、私らしく「天真爛漫」にがんばります。

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その時わたしは

地震後、たくさんの方から携帯・PCメールで「大丈夫?」とご連絡をいただきました。
でも本当に傲岸不遜ながら、一件一件のメールにお返事するのは、結構たいへんで
一斉返信できんもんかいのう・・と、たくさんの着信をスクロールしながら思っております。
ごめんなさい、無事です。

3月10日のお休みが、ちょいとナンギな案件で飛び、3月11日が急きょ代休になりました。
3月7日に休んでいたのですが、その次の休みが17日の予定でしたので
ここらで一日休んでおかないと、また連勤になってしまう。
さらにちょっと疲労が抜けきらず、ここらでしゃきーんとせねばならぬと思っていたのと
3月12日に、名古屋から高校卒業以来という同級生が上京するのに合わせ、同窓会を計画
何故か、出席者に「美女率」が高く(・・・)私とて多少はきちんとせにゃなーと
3月11日のお休みの予定は、
まず、表参道の「プリプリ(Pleats Please)」に行って
その近くにある「酸素カプセル」に入りに行って、そこでエナジーチャージとかいうのもして
その後、渋谷のエステに行って、最後は六本木ヒルズでノーベル賞の根岸先生の講演会に行く
という、ぎちぎちのスケジュールでした。

で!
その時わたしの居た場所は・・・
イメージ 1

そうです、酸素カプセルの中でした。
わが北海道日本ハムファイターズのダルちゃんやら佑ちゃんやらも、利用しているという
(同じ店舗のじゃないですが、あ、八木投手はこの店らしい)あの、酸素カプセルです。

カプセルの中は結構広くて、圧迫感はありません。
気圧を上げて、カプセルの中の酸素濃度を上げて行き(だから「鼻抜き」できなきゃだめ)
1時間くらいその中に居て、最後の数秒(か、1〜2分?)で、圧を元に戻します。
元気になるっちゅうんで、前に買っていたクーポンで、初体験に行った訳です。
退屈〜と思っているうちに寝てしまい、ふと目を覚ますとカプセル内の数値がどんどん減ってきていたので
ああ、減圧始まってるからもう終わりだな、っと思ったその時
カプセルが揺れ始めました。

まるでジェットコースターか、ボブスレー(乗ったことないけど)みたいな揺れで
も〜減圧する時揺れるなんて聞いてないしー!と、中で一人ごちていました。
減圧の揺れにしては凄過ぎるんちゃうん?と思いましたが、頑強なカプセルの中で
あれあれ〜と転がっていると(たぶんその間数十秒)タイマーが切れ、それとほぼ同時に揺れもなくなりました。
だから、私は「揺れ=減圧のせい」以外に、何の可能性も考え及ばず
オーナーが蓋をあけに来て「すっごい地震でした」と言った時も、「へ・・・?」。

その後建物の外へ誘導され、
カプセルの中の方が安全なくらいだし、終わるところだったから開けなかったと言われ、
なんとなく釈然としない気もしながら、自分の間抜けぶりに恥ずかしいやら。
「もうおさまったでしょう」と戻って、今度は活性酸素除去装置を「鼻に突っ込む」というものに取り掛かりましたが
またぐらぐら揺れ始めたので、さすがにもういいです、と止めてもらって
とにかく会社に向けて歩いて行くことにしました。

表参道から赤坂見附までは、メトロ銀座線で3駅ですが、これまでにも何度か歩いています。
しかし、246沿いの歩道はビルから避難してきた人々でいっぱい。
メトロは止まっているので、その分の人も外に居て、それこそかきわけかきわけ進みます。
ドコモ、SBとも電話もメールも繋がりません。唯一情報が入ってきたのはtwitterでした。
歩いている間も道がぐらぐら揺れ、周囲の建物がゆらりゆらりと揺れています。
遠くでは黒煙も見えましたが、とにかく必死で歩き、寒い日でしたがコートを脱ぐほど汗をかきました。

会社にようやく着くと、かなりの人が外に避難しており、その中にタワー美容室のスタッフが居ました。
オフィスへ外から直接入れるエレベーターが動いていたので、ほっとし
上がると、とりあえずフォトスタジオの設備に異常がないのがわかり、避難から戻ったスタッフも確認。
衣裳室とメイン美容室へ走り、お客様とスタッフ、施設・備品に異常がないことを確認。
卒業式のためのお支度途中だったお客様への施術再開を指示して、早いうちに撮影を終えるよう指示。

スタッフ(80人出社していました)全員に、会社の固定電話から
家族へ無事であること、今日は電車が動かない場合会社に泊まることを伝えるように指示
今のうちに夜の食料を確保するように指示(この時点でこの指示が出せたことが、後々役に立ちました)
歩いて帰宅できる人は、明るいうちに、出来れば複数でと指示。
お客様スペースにテレビ設置を指示

その間もずっとtwitterで状況確認しながら、ustreamでNHKが見られると分かり
PCで見られるセクションはustreamに接続と指示
うちのような接客業では、ひとりにひとつのデスクすらありませんから、PCも共用なのです。
電車の運行状況を逐次各セクションに連絡して、帰宅できるかどうかの判断は自己責任で。
というのも、普通の会社は翌土曜日はお休みでしょうが、うちは365日営業です。
ましてや予定では14件のご婚礼があり、翌日も朝から出勤しなくてはならないのです。
帰ったはいいが、明日来られないというのでは困る、さらにtwitterには
人が殺到してキケンだと各駅の状況が入ってくると、責任者としては本当は帰ってもらいたくありません。

ホテル全体の状況は、この時点ではわかりませんでした。
本館エレベーターは止まっていました。
しばらくして、一応客室の様子を確認したところまだ混乱していたので、
他ホテルへ何軒か電話をかけましたが、どこも表向き「満室」です。
安全性が確認できない以上、客室販売ができないのでしょう。
せめて貸蒲団が手配できないかと思いましたが、これも断念。
美容室のスタッフは着付け室(絨毯)で、衣裳室のスタッフは和装試着室(畳)で
フォトスタジオのスタッフはスタジオの床(リノリウム)で
毛布もなく各自のコートにくるまって(冬場で良かった)眠ることが決定しました。

夜になっても、なかなか誰もお弁当を食べません。
とにかく食べられるうちに食べなさい!と励まし、
じっとしていても仕方ないから複数で外の様子を散歩がてら見て来なさい!と励ましました。

美容室では、じっとしているよりは、とスタッフ同士でシャンプーが始まっていました。
その輪を衣裳室やフォトスタジオのスタッフにも広げ、みんな髪を洗ってもらって気分転換できたようでした。

ビデオのスタッフ3人が、この日は慶應湘南キャンパスまで撮影に行っていたのですが
とりあえず無事は確認、だが渋滞でなかなか戻ってきません。
私は(ぐっと我慢して)お酒は飲まず、シャンプーも遠慮していましたが
ようやく当社は落ち着いてきたので、ホテル館内を確認に歩きました。
1階2階ともロビーにはたくさんの椅子・毛布・バスローブ・水・ビスケットなどが用意され
大勢のお客様が休息を取っていらっしゃいました。
絨毯の床に直接座っている、外国のお客様も大勢いらっしゃいましたが、混乱は見られませんでした。
恐らくスタッフは手分けして、館内すべての安全確認に走り回っていたと思います。

夜が更けてひとりまたひとりと眠って行きましたが、責任者として私だけは眠ってはいけないと
twitterとustreamで情報を得ながら、帰ってこないビデオスタッフを待ちながら
結局朝まで一睡もしませんでした。

3月12日朝7時に、ホテルの宴会担当責任者と打ち合わせ、当日予定のご婚礼の状況を確認。
5件が延期になったところで動きが止まったので、あとは現場に任せて昼過ぎに帰宅しました。

自宅はエレベーターが止まっているため、オートロックが機能せず
家の中は、姿見が倒れ、予備の布団やら毛布やらが落ち、スタンドが倒れたので植木鉢が落ちて土が散乱
棚の上の雑誌類もすべて飛び落ちていました。食器棚の中でいくつか食器が倒れながらも、扉が開かずセーフ。
阪神大震災の時より酷く、家に居なくてよかったと思う状況でした。
しばらくしてインタフォンが鳴り「隣の者ですが、ガスとか大丈夫ですか」ともごもご言うので
変だな〜と思いつつ、もちろんドアは開けずに切ったのですが
その後、twitterで同じような不審者があちらこちらに出没したと聞きました。

翌13日は、ウエディングフェアが予定を縮小して行われるので
いつもより早く出勤するために、お風呂に入ろうとしたところで、ガスが止まっていることを知りました。
(なにせ前日帰宅時には、お湯も沸かさずだったので)
何を勘違いしたのか、ベランダにある給湯器のカバーを時間をかけてこじ開けて、ノーリツに電話したところで
あ、メーターだった!とわかる始末。こんどはガスメーターがどこにあるのかわからずうろうろして
ようやく入浴できた時の嬉しさ。
被災地では、電気も水もガスも止まってる状況に思いをはせながら、ありがたいと思いました。

ウエディングフェアは残念ながら、お客様は少なかったですが、それでも来て下さる方がいらっしゃる。
私たちは、電気も水もガスもたくさん使う仕事ですが、閉める訳にはいきません。
twitterでは、節電を呼び掛ける【ヤシマ作戦】がもうスタートしていました。
阪神の時の経験から、まずできることは募金とわかっていましたので
まず社内およびお客様ご利用のお手洗い用に10か所ポスターを貼り、
四つの店のフロントに手作り募金箱を置きました。
イメージ 2
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翌14日は(たまたま)月に一度の、役員部課長は全員7時出勤です。
早く寝ないと〜と思いながら、気になってなかなか寝付かれずにいたら、深夜12時になって
14日から計画停電と各地のスケジュールが報道されました。
その後午前1時半にかけて、首都圏私鉄の運休が次々と報道されます。
私は一人暮らしの宵っ張りで、しかも土日も会社に出ていましたから、気持ちは持続していますが
一般企業の人は金曜の地震の後、自宅でずっと悲惨な映像を見せられ続け、
でも家族を励まし、月曜日の朝の出勤に不安を抱いて、きっとほとんどの方が早めに就寝されたはずです。
交通機関のことを考えて多少は普段より早く起きられるでしょうが、起きてこのニュースを知るという
そんなめちゃくちゃなこと!と、ひとりで怒りを抑えきれずにいました。

案の定、首都圏は大混乱しました。
各部署長がスタッフの出勤可否対応にあたり、この日1件あったご婚礼は無事にお手伝いできました。
帰路を考え、早く帰宅させ、また予約のない店は早じまいを指示。
翌朝も早朝の卒業式があったため、5人ほどの宿泊場所を確保するのにネットと電話を駆使して何とか確保。
さすがに疲れきって、この日は地震以来たいへんだった3人と、元気付けよう!と中華料理を食べに。

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15日。出勤できるスタッフ、迂回して出勤するスタッフ、自転車で出勤するスタッフ
でも、仕事はどうしてもキャンセル・延期が相次ぎ、会社に来ても忙しくはありません。
少しずつ元気と笑顔が無くなってきましたので、私にできるのはこれくらいかと・・・

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魔法のように笑顔が戻りました。

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更新

こんな時でも、私の更新しないブログを見に来てくださって
ありがとうございます。

そもそもずぼらで、2月25日以降は自分用のメモを非公開で残してきたのですが
追記して公開する間もなく、このたびの震災でそれどころじゃなくなってしまいました。

ようやく昨日今日とお休みできました。
昨日は、茨城で被災し、子供たち3人を連れて京都へ避難したWちゃんが
春休み+三連休で明日以降の宿泊先が見つからず、そのお手伝いをした以外は、
なんとなくぼけーっと、とにかく体と神経の休息にあてました。

今日も、花粉症が病気レベルですが
あちゃーな状況の荷物部屋の片づけやら、ちょっとこのブログの整理やらして
また明日から元気に仕事に行けるようにしたいと思います。

という訳で、感想までは書けなさそうですが、いつもの記録。

2月27日に観た映画:【英国王のスピーチ】
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アカデミー賞の発表前に絶対見よう、という、まあ私らしい発想でしたが、やはり獲りましたね。
「ラジオの時代」と副題をつけてもいいくらいの、あの時代に直面した王、という存在の面白さがありました。

3月4日に観たお芝居:【わが町】
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土居裕子さん主演。白いシャツ+グレーのスカート/ズボンという、真面目なお芝居でした。

3月8日に行ったお店:銀座【こなから】
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「労働基準法改正セミナー」の後、Y部長とおでんに熱燗でほっこりしました。

この間に読んだ本たち。
有川浩【シアター2】・・・○         瀬尾まいこ【おしまいのデート】・・・◎
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道尾秀介【カササギたちの四季】・・・◎    江國香織【抱擁、あるいはライスに塩を】・・・○
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宮部みゆき【ばんば憑】・・・○        西加奈子【円卓】・・・◎
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瞳みのる【ロング・グッバイのあとで】・・・△ 桐野夏生【優しいおとな】・・・○
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このなかでは、やはり「ピー」の本について一言かいておかねばなりませんね。
「ザ・タイガース」解散以来、一度も公の場に出なかった彼が
メンバーとの37年ぶりの再会を経て、再活動に向けて動き出しているようです。
私は「ピー」が好きでしたので、大変楽しみに読んだのですが
如何に学校の(元)漢文教師とはいえ「人が読んで面白い本」を書くのは難しいんだなあ
というのが正直な感想です。
一部、いったい何が書きたいのか、これのどこがどれの何と繋がるの?な文章があったり
そんなことも書くの?といった、流れの中では瑣末な出来事が詳細に書かれていたり
そういう意味では、ちょっとがっかりしました。
でも、この本を読んだきっかけで、彼のHPが立ち上がっていることも知りましたので、載っけておきます。
http://www.hitomiminoru.com/

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吉田日出子

大森博史さんら、元自由劇場の役者さん達が「自由劇場オリジナルバンド」として
吉田日出子さんとともに、吉祥寺スターパインズカフェでライブをやっている
と知ったのは、同じく元自由劇場の笹野高史さんのtwitterだ。
しかも「切符が売れてないらしいので是非」という内容、となれば行かねばなるまいて。

吉田日出子と自由劇場オリジナルバンド
【マイブルーヘブンコンサートNo.2】・・・ん?No.2?てことは、1があったのね。

イメージ 1

どう?あの大女優が出るのに、この手書き看板。。。
で、ポスターはこれね。1からの使い回しっぽいです。
イメージ 2

当日会場はほぼ満員で、昔っからのDEEPなファンらしき人、関係者らしい人も居るけど
やはり、上海バンスキングファンな熱気が。
でまた、親切なことに手元のカードにセットリストが書かれてあったため、ゆったり楽しみました。

1.シングシングシング
2.私の青空
3.スローボートtoチャイナ
4.素敵な貴方
5.つのだたかしさんの演奏
   「つのだ☆ひろ」さんではありません。本人ではありませんが、実のお兄さんらしい。
    ケルン音楽大学のリュート科を出た、というリュート奏者さんで
    舞台(【十二夜】とか)の音楽もされている方、だそうです。
6.パルレモアダムール
7.暗い日曜日
8.ワルトラワラ
9.マリーAの思い出
10. セントルイスブルース
11. サムタイム・アイムハッピー
12. 君待てど
13. ダイナ
14. シュッドアイ
15. 貴方とならば
uc ウエルカム上海

合間合間に小芝居が挟まれるのだが、私は役者さんがコントみたいのをやるのは、正直言って、大嫌い。
今回も、チリの炭鉱絡みものとか(クイズで商品の「チリカマボコ」あたっちゃったけど)
戦場カメラマンものとか、要らないよう。
役者さんって、そういうの、やってみたかったりするのかしらん。

で、演奏の皆さんには申し訳ないけれども、やはり吉田日出子さんの、
ネイティブかと思うような、英語とフランス語の詩の発音
曲ごとに変わる徹底した発声と歌唱力には、圧倒されまくった。

一方、出だしが分からなくて大森さんにキュー出ししてもらったり
出オチしたり、どこ歌ってるのかわからなくなったり・・・という不思議な
幼女のようなところにも、凡人にはない不思議なオーラがありまくりなのだった。

1944年生まれ。
吉田日出子の前に吉田日出子なく、吉田日出子の後に吉田日出子なし。

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映像と舞台の相性や、いかに。

池上永一【テンペスト】は

『 850ページ読んできて、琉球の文化と色の美、のみ心に残る。』

と2年前にここで書いているから、お気に召さなかったのであるが
そんじゃあなんで舞台を見に行くことにしたか、というと
堤幸彦演出だったからである。

「堤」とくれば「監督」と続くように、映像の人という印象だが
舞台演出もこれが初めて、という訳ではない。

【琉球ロマネスク〜テンペスト】
イメージ 1

主演に沖縄出身の仲間由紀恵、女性である聞得大君に生瀬勝久という【トリック】メンバーを据え
亀治郎の会への客演で注目を得た福士誠治、舞台で実績を積む山本耕史、TEAM NUCSのヤスケンこと安田顕
ベテランの西岡徳馬がひとり5役で脇を固める。
その美しさで有名になった、長野剛の本の扉絵で行くと

イメージ 2

上の二役は仲間由紀恵で
下は左から、生瀬勝久・山本耕史・福士誠治・西岡徳馬、です。・・・。

さて、舞台は映像を駆使し、野際陽子のナレーションまで入って
はてさて私は今何を見ているのだろうか、と。

たしかに舞台ではあるのだが、なんだか映画ともいえない、
大きな会場でたくさんの人と一緒に、まさしくテレビドラマを見ているようだった。
それは必ずしも不快ではなくて、不快でないことに、ちょっと不思議な感じがした。

しかし、これだけ舞台に映像が多用されるようになってくると、大道具さんの仕事が減ってしまう。
確かに舞台転換の間を繋ぐこともできれば、話を補うこともできる
だが、人間の想像力をどんどん退化させそうで・・・
映像の背景もおもしろいね
くらいで、終わってもらいたいものだ。

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開設日: 2006/8/12(土)


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