BT63(池井戸 潤、朝日新聞社)
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2011.06.14
同作者の企業小説は、すでに何冊か読んだが、この小説は少し趣を異にしたサスペンス小説である。サスペンスといっても、現代の青年が自分の父親の若いころの出来事を追求してゆく物語である。時代は戦後、高度成長期の前の戦後の色が濃く残った頃に、悪戦苦闘しながらも、人間として悩みながら生き抜いてきた父親の姿が、いわばタイムトリップ的手法で描かれている。全体を流れるモノトーンで戦後の無秩序的な匂い、その中で
生きる様々な人間の姿が、現代とフラッシュオーバーされるように描かれており、良くできた小説である。
秀作の一つではないだろうか。 |








こんばんわ。
いまBT63を拝読しているので、ふらっと寄らせてもらいました。
アノミーという社会学で教わった言葉を思い出しました。
では、では。
2011/7/19(火) 午後 9:21 [ Perakichi ]