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「機関車先生」

平成19年12月3日にBS2テレビで
「機関車先生」という映画を見た。

この映画、私の評価がかなり高かったので、
以下すこし感想を述べてみたい。

時代は昭和30年代。(テレビで「月光仮面・第一回」
を見る場面があったので昭和33年頃だろう)

この映画を見て、すぐに「二十四の瞳」という半世紀前の
映画を思い出した。

舞台は同じ瀬戸内の島。
新しい先生が赴任してきて、島の子ども達と交流し、
島の住人達といろいろあって、やがて島を離れていく。

そういう筋立てが「二十四の瞳」とそっくりなのだ。

ただ、「二十四の瞳」が女先生なのに対し
「機関車」は男先生(坂口憲二)、しかも口がきけない。

「口をきかん、大きな先生」だから「機関車先生」と呼ばれる。

島の子ども・住人は、先生に好意を持つもの、悪く言うもの、
それぞれ居て先生は悩む。

それが、クライマックスの剣道大会でで先生が優勝したことで、
一挙に皆の気持ちが軟化する。

最後は「ずっと島に残ってほしい」と頼む人々の声を背に
先生は一人島を去っていく。

そういう筋建てが、これまで日本映画の多くが持っていた
叙情映画の起承転結とよく一致している。

廣木隆一という監督がどんな人かよく知らないが、
ちゃんと映画つくりの基本を心得ている人だと思う。

役者は先生役の坂口憲二も良いが、
校長役の堺正章の抑えた演技が良い。

後半の剣道の試合あたりから涙が出てとまらなかった。

一緒に見ている愚妻はケロリとしていて
「お父さん、また泣いとるんネ」とあきれ顔をする。

だいたい私は涙もろいほうだが、
最近映画やドラマで特によく泣ける。
年齢と関係があるのかも知れない。

映画「ALWAYS・三丁目の夕日」でも泣けたし
、今の朝ドラ「ちりとてちん」でもしょっちゅう泣いている。

その度に家族に笑われるので、ぐっとこらえようとするが、
どうしても押さえられない。

笑われる度に「映画見て泣ける人は心のきれいな人なんだ」と
思うようにしている。

また、こういう映画にお目にかかりたい。
廣木監督の次回作が楽しみだ。

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機関車先生

機関車先生 スペシャル・エディション [DVD]/坂口憲二,堺正章,倍賞美津子 ¥3,990 Amazon.co.jp イギリスのソドー島。 鉄道局長のトップハム・ハット卿は 駅のホームに立って、線路の先を見つめている。 すると、ふたつの機関車の姿が現れた。 トーマ

2010/6/24(木) 午前 1:30 [ シネマと書店とライブハウス ]

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