kumageraのブログ

長野県辰野町を重点に、各地のホタル移植問題を扱っています

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Q & A サイトに掲載された辰野のホタル移入問題

Q & A サイトに掲載された辰野のホタル移入問題と、その回答もご覧ください。
 
教えて!goo
長野県辰野町松尾峡における移入ゲンジボタル養殖に、なぜ町民は疑問を持たないの?
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/5579812.html
 
辰野町松尾峡の移入養殖ホタル、観光客は、どうでもいいと思っているの?
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/5635997.html
 
疑問が多い長野県辰野町のホタル保護条例: ゲンジボタル天然記念物生息地にもたらされた他地域ゲンジをめぐって
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/5534844.html
 
長野県辰野町のホタル養殖政策
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/5121619.html
 
Yahoo知恵袋
長野県辰野町松尾峡付近のホタルを無断捕獲で書類送検された男性は起訴猶予処分
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1235008237
 
長野県辰野町でホタルを無断で取った人が送検された問題、なぜ窃盗罪じゃないのか...
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1431200109
 
長野県辰野町松尾峡における移入ゲンジボタル養殖に、なぜ町民は疑問を持たないの?
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1035089390
 
 
生物多様性基本法(平成20年6月6日公布施行)は意味ないかも・・・
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1235246907

趣味人倶楽部Q & A
長野県辰野町で起きている移入ホタル問題
http://smcb.jp/ques/24684
 
以上の中で、特に、教えて!gooの「疑問が多い長野県辰野町のホタル保護条例」
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/5534844.html
の中で、辰野町には縁もゆかりもないが、役所に勤めているというnoname#102212さんのコメント:
大元の「環境基本条例の理念」に基づき制定されたホタル保護条例としてはおおざっぱすぎると言うか、目的がずれていますね。財政難の折、町として観光の目玉にしたい気持ちもよくわかりますが、本末転倒なことをしているように思います。
は、的を射たものだと思いました。

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辰野の移入ホタル問題へのコメント集 2

 
当ブログに対する感想、その2です。
時間的に前後するものあります。ご了承を。
ホタルと直接関連なくても、その保護に携わる人に関するものは載せました。
 
*********************************
 
 
平行四辺形さんのコメント(2010/1/13(水) 午後 9:07
一度自然破壊すると 元に戻すのにどんなに苦労するのかわかります。
がんばって下さい。
以前 今住んでいる所は 自然いっぱいでしたが 国道工事で一変してしまい 今はホタルも飛ぶことはありません。
http://blogs.yahoo.co.jp/kourakuen60/5576372.htm
 
tok**with*118 さんのコメント(2010/2/15(月) 午後 5:19
 
kumageraさま、こんばんはー。
トラバ感謝でございます。
短絡的に移入と言う手法はいただけないですね。
きちんと説明して、なぜ減っているか?観光客の皆さんにも
説明をして、自分達の生活も検証していただく機会にすれば、
決して観光客の数は減らないはず。

そうすれば、地元住民も目を覚まし、下水道の取り付けなどの
自助作用があると思うんです。
蛍を保護する=自分達の生活を少し見直す。
そんな活動をすすめて下さい。応援しています。
 
 
Shi​nya​  さんのコメント(2010/3/20(土) 午後 9:00
 
信濃毎日はニュースにしないのでしょうか
移入ゲンジが地元ゲンジの違いというものはどのようなものでしょうか。特有の特徴を消してしまっているなら問題は大きいでしょう。
しかし、60年代からであれば、既に移入とは言えないほどに生態系の一部となっているので、現状は現状で良いのでしょう。
しかし、県指定の天然記念物は降りる方がよいというか、県は調査して指定を取り消す方がよいでしょう。その程度のことでは観光資源としての問題は少ないでしょうが、地元民の蛍への意識は崩壊するでしょう、反動で環境を汚染する輩もでてくるかもしれませんね。
 
 
 tatunononono さんのコメント(2010/8/12(木) 午後 7:14 )
 
私も、僕も、町長になりたいな!
辰野町 町長(現職)
三期で換算
月給約79万円×12ヶ月×任期4年=約3800万円
ボーナス 不明
一期ごとの退職金
約1700万円
一期当り受け取り
総額約5500万円

5500万円×3期=総額約1億6500万円
一年当り約1375万円

サラリーマン平均年収約430万円
サラリーマン生涯賃金約2億円
そうすると
町長は12年間程度でサラリーマンの
生涯賃金の大体を稼ぎ出している計算になります。
私も、僕も、あたなも!?
町長になりたくない? 
 

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辰野町の移入ホタル問題をまとめています。

以下のページ順に、長野県辰野町における移入ホタル問題をまとめています
 
 
1.はじめに
2.移入ゲンジと在来ゲンジのどこが違うか
3.辰野町役場の対応
4.勝野重美氏と松尾峡のゲンジボタル
5.生物多様性基本法から見た辰野の移入ホタル養殖問題
6.ホタル移入(1960年代)以前の保護策
7.辰野のホタル見物有料化の過程
8.辰野町役場の移入ホタル問題への取り組みが、教育に悪影響を与えた例
 
 
 
9.辰野町議会のホタル移入問題に関する認識
10.第四次辰野町総合計画(平成13年度〜平成22年度)
11.辰野町松尾峡のホタルに関する誤解
12.ゲンジボタル養殖策のヘイケボタルへの影響
13.松尾峡ゲンジボタル盗難事件
 
 

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辰野の移入ホタル問題へのコメント集

 

当ブログに対する感想ありがとうございます。
ここに、いくつかをまとめて書きました。
辰野町松尾峡の移入ホタル問題を
初めて知った、とか、残念、とかいったコメントが多いようです。

やはり知られてない問題だな、というのが私の感想です。

*********************************
 
koz*co* さんのコメント(2009/7/11(土) 午前 11:17)
 
kumageraさん、TBありがとうございました。
松尾峡の蛍の問題、初めて詳細を知りました。
考えさせられる問題だと思いました。
 
 
ベルとチャイムの家さんのコメント(2009/7/11(土) 午前 11:17)

kumageraさん、TBありがとうございました。
地元ホタルが子孫を残せなくなっていたとは・・・・。
とっても悲しいですね。 
 
ubiquitous_buddaさんのコメント(2009/7/11(土) 午前 11:17)

トラックバック、ありがとうございました。こう云ったトラックバックを迷惑に思う方もいっらしゃるかも知れませんが、私のブログの方は、ぱっと見て判る通り、問題点は問題点として扱おうと云うブログですので、歓迎します。私の記事にトラックバックして存分に宣伝手段としてお使い下さい。私の方でも、書かれた内容を確認してみますが、学術論文の方は用語の問題もあり、理解出来るか、どうか(笑)。
ですが、役場の「調査拒否」と云うのは狭量な対応だろうと思います。現状では、拡散の心配は大きくはないので、「駆逐せよ」とはならないだろうと思いますし。但し、監視は必要でしょうけど。
他の場所で行われている「放虫」「幼虫の放流」てのも、善意で同様の事態を拡大してる危険もありますしね。
前回の記事 http://blogs.yahoo.co.jp/kumagera2009/3295154.html で取り上げられていた通り、信濃日日新聞は取り上げてますね。
 
 
ram**m2520さんのコメント(2009/7/31(金) 午前 8:56)
私のブログへのコメントありがとうございました。
真っ向から対立する問題ですね。
分かっているのは、みんなホタルが好きなんですけどね^^
どんなホタルが好きかが大事だと思うんですよ・
やはり、観光として 役に立ってもらおうと考える場合、
量に目が行くのですね。。。
トップが、自生や、地場産にこだわる方だったら、また 180度
変わるわけですね。
私は・・・・どうも、養殖はロボットみたいに見えて、、
辰野町、興味がないわけではありませんでしたので、ちょっと残念ですね。
 
 
ひろさんのコメント(2009/7/31(金) 午前 8:56)
子供たちを守りたいの管理者”ひろ”です。
私のブログにコメントいただきありがとうございました。
あなたのコメントはどこでも起こっている問題点だと思います。
行政は村おこし町おこしと際して、移入させているのです。
なぜ、行政はわかってくれないのでしょう?
外来種は海外からのものだけではありません。
沖縄の生物を青森に移入さても、れっきとした外来種だと私は思います。
そこで、あなたのコメントを記事にしたいと考えております。
掲載してもよろしいか?お尋ねいたします。
 
ecodeoyasaiさんのコメント(2009/9/16(水) 午後 9:38)

コメントいただきありごとうございました。
ホタルの種別が亜種にまで細分化されていなかったままに
ずいぶん長く経過していたことが問題を複雑化しているのが残念。
トキにしてもしかり、種の保存という曖昧な定義が混乱を来たしてます。内水面の魚を飼育しつつ、植物(野菜を含み)を様々に取り扱っていると、種の保存という定義、それを判断している価値観が殊更に分からなくなり、結論から言えば人間のエゴしか観えてこないのが情けない。
ホタルについて語るのは容易なのかもしれませんし
一つの事象として明白にすることで、多種にとっての好例とすることが可能なのであれば、是が否にも辰野町のゲンジボタルが白黒つけられることを期待する次第であります。
やや否定的な内容もコメントととして書かせていただきましたが
今後とも情報をいただきたいです。よろしくお願いします。
お気に入り登録させていただきます。
 
 
泉ヶ岳 さんのコメント(2009/11/3(火) 午後 11:57)
 
この役所も、隠さずに「在来種のホタルが何だってんだい。みんなが喜び、町に観光客がお金を落としていけばいいじゃないか」と、堂々と言えば、それはそれで潔いのですが、なんだか「自然を守っています」的な装いで、実は何も考えていないというところが「いやらしい」感じがしますね。
イワナなんかも、支流ごとに遺伝的形質が違うというくらい、固有だったものが、今は釣り人が軒並み放流したりして、そういう日本の山河特有の面白さが壊滅していますからね。
その土地の、その形質にあった適応でその特徴ある形の姿に至ったことを無視することは、その環境を大切に向き合っている姿とは言えないでしょうね。
もっとも、行政の基本は「人」でしょうから、ホタルがどうあれ、そこに住む人が最優先=経済的な利益優先という考えであっても、それほど驚きはしませんが、時代遅れ的な考えでもありますね。
 
 
 
mac*---009さんのコメント(2009/11/3(火) 午後 11:57)
ほたるのえさのカワニナもその土地の原種ではなくて他地域から持って来ると強い種類のカワニナが生命力を発揮して生態系を崩しますよね。最近は見た目そっくりですが、ものすごく繁殖力の強いカワニナが各地の河川に持ち運ばれて、それまでの土地に済む固有のカワニナがどんどん消滅しているようですね。生物多様性の原則が守れず、数だけいれば何でもいいというのは、自然保護とは言えないと思います。そういうことに無頓着だと日本中が強い単一の種がはびこってしまい、その土地特有の生物の生態系が破壊されてしまいますのにね、
わかってもらえないというのは情けないですね。
 
馬明さんのコメント(2010/1/17(日) 午前 8:06
kumageraさん、おはようございます。
ホタルの移入問題は遺伝子を他地域へ拡散させる意味から、大変な問題と思います。
ホタルで有名なご当地でもそのことがあったとは、初めて知りました。
このようなことは横浜でも聞いております。
今後のご活躍をお祈り申し上げます。
 
gak**aru* さんのコメント(2010/1/28(木) 午後 5:09)

同様の問題がある場所はたくさんあります。 静岡県・松崎町那賀川、藤枝市、掛川市、御前崎市、愛知県・小牧市、以上は確認してあります。未確認ですが静岡県焼津市、三島市、伊豆市もそのようです。神奈川県・南足柄市の個体群は在来型との交雑により、すでに安定していることがうかがえます。長野県は発光周期による分布が非常にわかりにくい地域のようです。辰野から南に行った場所では山梨・静岡中西部・愛知東部と共通する発光周期を観測しています。私のデータから推測すると渡戸や鴻の田はこのタイプでしょう。茅野・小淵沢周辺は未調査でわかりませんが塩尻は白馬や野沢周辺で見られるタイプに近いと考えます。松本北部は静岡県中西部と同一でしたので、塩尻はかなり疑問です。地元の方々にうかがうと、比較的最近飛び始めたということですから辰野の影響を受けている可能性が否定できません。微妙な地区ですからもっと詳細な調査をしないとわかりませんけれど。
 
an​dy.​com​ さんのコメント(2010/2/21(日) 午前 3:37 )
kumagera様ありがとうございます
日本の政治は徳川の時代から金持ちの企みと化し
お国の為と税金は集める物の全て政治化の私腹を
肥やす目的です
今の政治を根本から治さない事には日本はこれら
魑魅魍魎達に食い尽くされてしまいます。
悲しい現実ですね。
ご訪問コメントを頂きありがとうございます。
 
博多の弾丸ファイターさんのコメント(2010/4/15(木) 午後 5:56)
そんなに疑問視するならば共産党の地区委員会か長野県委員会に聞いたらいかがですか?電話でもいいですから。
 
ぴっかりちゃんのコメント(2010/4/21(水) 午後 0:40)
そんなに問題だと思うなら、たつの新聞に投稿するなりして町民にこの問題を知ってもらおうと思わないのですか?
それても身元がバレるのが怖くてできないですか?
匿名で他人を叩くのってそんなに楽しいですか?
それじゃあどこかの便所の落書きと大差ないですよ。
 
ディ​ライト さんのコメント(2010/4/27(火) 午後 6:52)
kumageraさん>いえいえ、古い記事でもコメント歓迎です。
僕もミドリガメやカミツキガメの問題について考えてますが、デリケートなので、違う種を持ってきたりしたらダメですよね。
匿名だから悪いということはないと思いますよ。
思想信条は自由なのに、突っかかってくる人間が多いのは呆れます。
 
ぴっかりちゃんのコメント(2010/5/28(金) 午後 7:35)
私が言いたいのは、批判するばかりで何もしようとしない人達が
今の状況を作ってしまったんだろうなということ。
批評家はいりません。行動する人こそが世の中を変えていくのです。
あなたが辰野町の住人ならなおさら残念です。
 
ぴっかりちゃんのコメント(2010/6/12(土) 午前 1:06)
専門家がいない辰野町役場では、問題を指摘するだけでは対応できないでしょう。
しかし、私が言っているのは、あなたこそこの問題を解決する意見を
何も述べていないことを「何もしない」と指摘しているのです。
いたずらに問題を煽っているだけに見えます。
2ちゃんねるという巨大掲示板であなたの評判をみかけました。
「ホタルよりもkumageraという奴がヤバい。
ホタル移入問題は全国であるのに、kumageraは辰野町しか叩いていない。
Wikipediaにもホタル関連項目に片っ端から辰野町叩きしている(現在退会済)。
こいつは本当にヤバい。キチガイ。」
正直、同様のことを思いました。その上で直接聞いてみようと思い
書き込んでいます。
コメントが500文字を越えたので2回に分けました。
 
ぴっかりちゃんのコメント(2010/6/12(土) 午前 1:08)
この問題の賛否と仰るが、素人である以上いい加減なことは言えない。
辰野固有のホタルが復活可能ならばそれを実現して欲しいとは思う。
かといって今の辰野町の取り組みが完全に間違っているとは思わない。
(ほたる祭りの在り方については大いに疑問ですが)
だけど、昔のように、町内どこでても「辰野のホタル」が見られるような
環境づくりはできないのだろうかと漠然に思っている。
松尾峡だけが辰野町ではない。そう思う。
 
通りすがりさんのコメント(2010/6/26(土) 午後 6:09)
twitterでの辰野町ネガティブキャンペーンご苦労さまです井口さん。
こういうやり方をしていては世間から相手にされなくなるのは当然ですね。
あなたの人間性に一番問題であることに気がつきましょう。
 
biotopegarden さんのコメント(2010/6/26(土) 午後 6:09)
 
以前僕のブログにリンクを貼っていってくださったのを辿って、ときどきこちらの記事を読ませていただいております。
ホタル問題全般が活性化するにつれてGoogleに引っかかってくる記事の件数も増え、先月には約1820000件にもなりました。
これらを資料に、僕がかかわっているある場所での放流を阻止することが出来ました。まだ予断は許せない状況ですが、ホタルに限らず遺伝子汚染に対する認識を深めてもらうには今年は良いチャンスだと考えています。
 
 

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辰野の外来(人為的移入)ゲンジボタル---まとめ2

9.辰野町議会のホタル移入問題に関する認識
 
辰野町議会公式ホームページ
http://www.town.tatsuno.nagano.jp/gikai/index.html
から、
平成21年第14回(12月)定例会会議録(最終日) ( PDF形式:262KB )
http://www.town.tatsuno.nagano.jp/gikai/minutes/20091200_14.pdf
を見てみよう。
 
ホタル保護条例が改正され,その主要点は,違反した場合,罰金も課すことができるという厳罰化
である(会議録,p.3)。
 
しかし、松尾峡での移入ホタル養殖の弊害は全く議題に上がらなかった。
 
この問題は、前述のとおり、朝日新聞,毎日新聞,読売新聞などでも取り上げられた。
それにも関わらず、移入ホタル問題の件は全く議題に上がらないのである。
 
逆に言えば、ホタル条例改正においても、在来ホタルをどのように保護するかという議論が全くなされていないのである。
 
矢ヶ崎克彦町長は、閉会の挨拶で(会議録,p.20)
ホタルの移動事態は自然の生物のホタル体系を崩すもとであるというようなことも大きな問題になってまいります
と述べた。
 
では、矢ケ崎氏は、松尾峡移入ホタルの悪影響をどう思っているのだろうか?
全く分かってない、と言わざるを得ない、トンチンカンな挨拶である。
 
 
10.第四次辰野町総合計画(平成13年度〜平成22年度)
 
計画の詳細は、
http://www.town.tatsuno.nagano.jp/tatsunosypher/www/info/detail.jsp?id=1304
を参考にしてほしい。
 
ここでは、基本計画 第1章 美しく豊かな自然環境
http://www.town.tatsuno.nagano.jp/tatsunosypher/open_imgs/info/0000000147_0000001609.pdf
について簡単に触れたい。
 
まず間違いから。
本町の貴重な財産となっているゲンジボタルは、長野県の天然記念物に指定されており (p1)
と書かれているが、これは正しくない。
 
以前ここで書いたように、「ホタル発生地」としての松尾峡が天然記念物なのである。生物種指定ではなく、生息地(環境)指定なのである。行政担当者の文章としては、不正確すぎる。
 
第4節 地球環境を守る
環境問題の影響は、不可逆的に進行するものであり将来世代に影響が及ぶものである (p.7)
 
まさに、移入ホタルの拡散が、この「影響」に当たるのである。
役場は理解してないのか、無視してるのか?
 
さらに、
環境施策の基本となる環境基本計画の理念を具体化 (p.7)
と書かれている点。
 
辰野町は、平成10年3月24日に条例第1号として「辰野町環境基本条例」
http://www.town.tatsuno.nagano.jp/reiki/reiki_honbun/ae74403491.html
を定め、それを基にして、平成15年3月17日 に条例第6号として「辰野町ホタル保護条例」
http://www.town.tatsuno.nagano.jp/reiki/reiki_honbun/ae74405011.html
が出来上がっている。
 
前者には、
「生態系の多様性の確保、野生生物の種の保存」(第7条(2))
と書いてある。
 
では、在来ホタルを移入ホタルの影響から、どうして守らないのか?
さらに、
環境に関する情報の把握、調査・研究と総合的活用を図ります (p.8)
と書かれているが、移入ホタルの影響について、役場は全く調査してないのである。
 
総合計画で、これほどまでに熱心に環境保護を訴えておきながら、移入ホタル問題となると、なぜ無視し隠そうとするのだろうか?理解できない。
 
 
11.辰野町松尾峡のホタルに関する誤解
 
辰野町松尾峡のホタルに関し,誤解されやすいこと3点をまとめた。
 
その1.
松尾峡のゲンジボタルそのものが天然記念物なのではない。
発生地が天然記念物
である。
種指定ではなく,地域(生息地)指定である。
長野県教育委員会で公表している文化財情報の県天然記念物
http://www.pref.nagano.jp/kenkyoi/jouhou/shougai/tennen.pdf
でも「辰野のホタル」ではなく,
「辰野のホタル発生地」が天然記念物
となっている。
 
2009年,ここでホタル盗難事件が起きた際に,天然記念物のホタルが盗まれたと書いている人(マスコミも)がいたが,誤解を招くので,地域(生息地)指定であることを明記するべきだ。
 
その2.
黄色い豚、麗(レイ)豚 @日立柏酒場裏
http://blogs.yahoo.co.jp/ubiquitous_budda/MYBLOG/yblog.html?fid=0&m=lc&sk=0&sv=%C3%A4%CC%EE
から転載させて頂いた松尾峡のyahoo航空写真。
イメージ 1


この赤線内,つまり,
観光客が来るホタル発生地(養殖地)は,天然記念物指定区域のである
 
養殖場所だから,当然といえば当然だが,勘違いして,ここが天然記念物区域と思っている人も多い。
 
この図でいくと,赤と青区域の間,つまり
ほぼ天竜川沿いが,天然記念物指定区域
になる。

上記の,ホタルを盗んだ男性も,正確に言えば,指定区域近くの養殖地(区域外の赤線内)でホタルを取ったようである。そして,ここなら,簡単に素手で取れる。

指定区域は天竜川沿いで,網を振らないと多くの蛍を取れないから,取る前にバレる。

したがって,ホタル盗難事件が起きた場所も誤解した記事がある。
例えば,
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20090903074.html
>「辰野のホタル発生地」で
となっていますが,これでは区域内になってしまう。

正確には,
http://www.choix.jp/getpost/6377799
のように,
>「辰野のホタル発生地」付近で
ということになる。

後者の文,注意してほしい。
ホタルがいるのが,発生地,じゃなくて,発生地付近,とは変に感じるかもしれない。
これは,つまり,天然記念物指定区域の近くで,という意味である。

その3.
ここ松尾峡には,天然記念物に再指定される時(1960年)まで,まさに天然(自然の,在来の)ゲンジが住んでた。
しかし,この指定後(1960年代)に,数を増やすため,町の一部の人たちの(役場関係者と勝野重美氏)の判断で,町外の専門家にも町民全体にも相談することなく,県外業者から移入した。

文化財保護法では、移入種を天然記念物に指定することも可能だ。
 
しかし,辰野町松尾峡の場合は、自然(在来)のゲンジボタル生息地として県天然記念物の指定後に,そのすぐ近くに町役場が他県からゲンジボタルを移入したという点で,問題があった。
 
 
12.ゲンジボタル養殖策のヘイケボタルへの影響
 
松尾峡のゲンジボタル養殖地(上図赤線内)では、ヘイケボタルも7月に発生する。
 
しかし,黄色線内も、かつては水田で、その用水路を含め、最盛期で30−50匹のヘイケボタルが見られた。
 
その後、町役場は、ここをつぶし、今は「さら地(荒地?)」になっている。
ちなみに、ホタル祭りは、6月のゲンジ発生期です。7月のヘイケ発生期には、祭りもなく観光客も来ない。
 
町役場は,
観光に役立たないヘイケボタルの保護には熱心ではない,
というのが現状である。
 
13.松尾峡ゲンジボタル盗難事件
 
2009年6月21日に、長野県天然記念物「松尾峡」付近で、無断でホタルを捕獲し、書類送検された男性を、地検伊那支部は同年12月28日、起訴猶予処分とした。
同支部は処分理由を明らかにしていない。
 
この事件、ホタルを盗んだ窃盗罪でなく、天然記念物生息地に影響するから、という県文化財保護条例違反。
 
しかも、実際には、ホタルを採ったという以外、土地や川や飼育地を荒らしてはいない。
ホタルを捕った場所も、天然記念物指定地外らしい。だから、信濃毎日新聞記事も、「辰野のホタル発生地」内ではなく、付近となっていることに注意してほしい。
 
窃盗罪というなら分かる。
お金や人手をかけて移入養殖してきたのだから,窃盗罪なら理解できる。
しかし,人為的に移入したゲンジボタルを大量養殖し,そのため生じた生態改変は不問で,それを取ると「天然記念物の保存に影響」とするのは,なんとも不合理だ。
 
役場自身がやっていることと、この男性がしたこと、どちらが生態的問題だろうか?
この男性の件では,10万匹の松尾峡移入ホタルから91匹増加させることが現状回復にあたる。
一方,役場の場合,松尾峡移入ホタル10万匹とその下流に広がった多数の移入ホタルを在来ホタルに戻すことが,天然記念物指定当時の自然回復に当たる。
 
どちらが困難かといえば、後者が困難なことは言うまでもない。
 
今回の件も法的には妥当な事例なのだろう。
しかし、生態的影響を考慮すれば,役場のやってることのほうが大問題なのだ。
身内に甘く他人に厳しい、そんな役場の姿勢が透けて見える気がする。
 

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