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電柱に激突した小原車両
更に警察は、「被害者は小原容疑者の車内で殺害された」と殺害場所を断定しておきながら、小原容疑者が起こした自損事故現場に偶然行き合わせ、車のドアを開け車内に指紋を残した男性から一度も事情聴取しないまま、「車内から被害者の毛髪と履物が発見された」というわずかな理由だけで小原勝幸を佐藤梢B殺害の容疑者として全国に指名手配したのだ。
そもそも被害者は小原容疑者に誘い出されて車に乗ったのだから車内から毛髪が出ても不思議ではない。被害者の履物が出たからといって小原容疑者が被害者を殺害した証拠にはならないのである。いったいこの捜査のどこが緻密なのか。
だが岩手県警の無軌道な捜査はそれだけではなかった。信じられない事に宮古署捜査本部は、被害者の身元が判明する約12時間前の7月2日午前5時頃、「梢B事件」と関係ないはずの梢Aの自宅に電話をかけ、「お嬢さんは生きてますか?」と父親に安否を確認したのである。梢Aの自宅連絡先を知っていたのは「梢B事件」を捜査する宮古署ではなく、小原容疑者と一緒に被害届を提出しに行った久慈署なのだ。
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