米寿の教え子

 あす6日の日曜日、世話をしている「お茶の間川柳会」メンバー、Mさんの米寿を祝う会が、午後12時半から開かれます。
 米寿のMさん、俳句もされているので俳句仲間も一緒に祝宴となりそうです。すこし耳が遠いだけで健康そのもの。
 句会ではともかく、終わっての酒席でも「先生、先生」と言われるのでいささか面映ゆく、
 「Mさん、先生はやめましょう。お茶やお花でもあるまいし、川柳に流派はありません。孤遊さんでいいですから」と言っても「それはそれ、先生 ま、一杯」とご機嫌。
 それで明日の祝宴で祝吟を披露させていただくことにしました。
 
  ひたむきに 挑んで米寿 染め上げる
 
 まだまだいろいろのものに挑んでいただきたいMさんです。
 
〔先生ってな〜に〕
 話は変わりますが川柳の吟社によってはベテランの人を○○先生とよんでいるところがあります。確かに川柳では先輩。道を極めてらっしゃるから「先生」なんでしょうが、句会の進め方について意見を出しても「○○先生がおっしゃってますから」でオワリなんてこともあるようで。「先生」が吟社を硬直化する場合だってありそうです。
 たかが川柳、されど川柳。どこの世界にもボスはいるもので。
 私が所属する吟社「番傘」では「先生」は禁止。先輩を「○○さん」と呼んでもイヤナ顔はされません。念のため。
 
 

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 お茶の間川柳会がついにデビューしました
 6月23日です。
 熊本銀行浄行寺支店の店内に10作品が飾られました。
 前回、紹介した句とは、幾分違うのもありますが、堂々と胸を張っています。
イメージ 1
 来店のお客さんが待っている間にウインドウサイドに貼りだされた
  作品を読んで いる姿も見られます。
  こんな催しで「川柳ファン」が一人でも増えてくれたら,
  うれしいかぎりです。
 
 第2回、3回と続けてまいります。応援をよろしく。
 
 さて、その10句を改めてご紹介しましょう。
 
    朝霧を踏んで昨日を捨てていく         信明
    潮干狩り入り混じり合う肌の色          竜甫
  
     ストレスに負けぬと喜寿の歯を磨く        理子
  
     老いの幸噛みしめている奥の歯で       美智子
  
     路地裏で似合うすててこクールビズ       信五
  
     雑草も咲かす花々赤や白             くにお
  
     柩から行ってきますと言ってやる         為岳
  
     争いの世界の天気まだ晴れぬ           公
  
      根子岳の眺めもいいよ南阿蘇           精二  
  
      じじじっとローソク消えてからの秘話       孤遊 
 

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ぐ〜んと伸びました

 3月からスタートした「お茶の間川柳会」。昨日6日。4回目が開かれました。
 川柳のイロハから始め、最初の作品は添削もできない、ヒドイものでしたが、昨日はそれぞれの句に目を通したとたん、おもわずニタリと笑みがこぼれました。字余り字足らずはあるにせよ、それなりに、なっていたのです。
 その作品、添削前のを紹介します。そして少し添削して、近くの銀行のロビーに色紙に清書されて飾られます。
 
   受かるかな資格試験に歯が痛む
  潮干狩り入り混じり合う肌の色
  喜寿祝い一足先に仲間入り
  卒寿まで八〇二〇保ちおり
  親不知一本抜歯卒寿まで
  歯が合わぬそれでも夫婦つづけてる
  人は皆歯車の一つと教えられ
  入学式児らより母が緊張する
  碁敵に負けて歯がみをする日暮れ
  歯ごたえの老いの幸い噛みしめる
  籠に入る五匹の子犬いとおしい
 
  宿題は「歯」「入る」でした。
  最後に、自分の句を、声を出して読んでみると、句のリズムがつかめることを話しておしまい。次回は7月4日。新加入の人もありそうで、ニコニコの時間でした。
 乞うご期待!

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父の日川柳

 熊本の鶴屋デパートが募集した「父の日川柳」の選考が26日行われました。結果は6月15日の発表までお楽しみ、にしなければなりませんが、選に当った一人として「いいな!」と思った句をご紹介しましょう。
 まずは高校生以下の部から。
 
 
の日を花まるのわでかざったよ
パパたんしん かえってきてすぐ ぼくをぎゅっ
気にするなテストも笑うパパが好き
このてもね そのてみたいになれるかな
白髪の父に小声でありがとう
 
 そして一般の部
 
おとうやん 2才間近の きみがよぶ
父の日の家までゆれる笑い声
あといつぴゃ よかねとコップ そっと出し
父よりも母がくつろぐ不思議な日
ちょい悪でちょっと子供でちょい紳士
 
 いかがでしょうか。
 
 

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夜市川柳

 大阪・堺市在住で前の川柳塔主幹、河内天笑さんが主宰する「夜市川柳」の課題と選者が決まりました。今回が33回目で6月から来年5月までの1年間、毎月ごとに課題、選者を変えてはがきで参加してもらう形式。
 
 天笑さんの代表句のひとつに
 
   バイキングゆっくり食べたことがない
 
 がありますが、この句を紹介した本の中に「ヴァイキング」としてあるのがあって残念です。
 
 「夜市川柳」の会費は年間3000円。
 〒593-8305 堺市西区堀上緑町2丁16-3 河内天笑さん宅へ現金か小為替で。投句は、はがきに3句を書いて河内天笑さん宅へ。締め切りは毎月20日。課題と選者は次の通りです。
 
 6月「無駄」稲村遊子
 
 7月「避ける」村上氷筆 
 
 8月「化ける」鴨谷瑠美子
 
 9月「転ぶ」矢澤和女
 
 10月「策」岩田明子
 
 11月「こだわる」三宅保州 
 
 12月「打つ」川上大輪 
  
  1月「傾く」日野 愿
  
  2月「吐く」碾鸛石 
  
  3月「勘」黒川孤遊  
  
  4月「横」田中新一 
  
  5月「狂う」小島蘭幸 
 
  「夜市川柳」は、堺大浜海岸で繰り広げられた夏の風物詩『堺大漁夜市』をしのんで名づけられたものです。
  
 
 
   
 

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