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佐賀県の筑後川でのウナギ稚魚放流に思う

佐賀県の筑後川でのウナギ稚魚放流に思う
 下筑後川漁協( 福岡県久留米市 )が、佐賀県三養基群みやき町江口の筑後川でウナギの稚魚約7000匹を放流する写真を拝見した。
 組合員が、船着き場からビニール袋に入れた20cmを超える稚魚を次々と水の中に放したと聞いた。この稚魚は、鹿児島県の養殖場で育てられたもので、元気に四方に散って行ったとか。成長が楽しみなことである。漁協では、この日、佐賀県・福岡県の7カ所で計約4万匹を放流したということで、順調に成長すれば、近年減少が激しいといわれる、ウナギの増加、ウナギの水揚げの増加も期待できようか。組合員の思いがかなえられることを祈りたい。
 ご他聞にもれず、筑後川でも、1975年ごろには年間約30トンのウナギの水揚げがあったということだが、汚水の増加、護岸工事、河川改修等で、ウナギの棲息環境が変化、悪化した等の影響で、近年は4〜14トンの水揚げしかなくなっているという。
 しばらくは、組合の地道な努力が必要なのであろうが、ウナギの棲みやすい環境、河川環境の整備が考えられる必要があるのではなかろうか。 
(二〇一〇年七月十四日)  
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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フランスでの、ブルカ禁止法の下院可決を悲しむ

フランスでの、ブルカ禁止法の下院可決を悲しむ
 仏国民議会(下院)で、ブルカやニカブなど全身を覆うイスラム教徒女性の衣装について、公共の場所での着用を禁じる法案が可決された。棄権を除けば、賛成335、反対1の圧倒的多数での可決。驚くとともに、残念で、悲しい。
 日本では、アラブ系、イスラム教信者が少ないので、黒衣で全身を覆った女性を見ることが少なく、違和感を感じないのかもしれないが、アラブ系移民が増大しているキリスト教国のフランスでは、フランス人の宗教心をくすぐり、やはり許しがたいのかもしれない。 法案は、上院に送られ、順調なら9月にも通過する見通しということだが、自由、平等の発祥の国の一つであるフランスでの、この法律の成立には違和感を持たざるを得ない。上院での否決を期待したいが、どこの国でも上院は保守的、多分可決されることになるのであろうが、まことに悔しくて、遺憾なことである。
 民族主義に凝り固まった国なら、いざしらず、良識ある国と思っていたフランスでのこの議決は、EU各国へと伝播する恐れもある気がする。欧州国内で、他民族問題の火が燃え上がらないことを祈るばかりである。
 採決では、右派与党のほか一部の左派議員が賛成したというから、やはり許せない国民が多いのであろうか。ただ、最大野党の社会党などは、ブルカの着用強制に反対する一方、法律による禁止は好ましくないとして棄権に回ったというのが、せめてもの救いか。
 同法案は、公道を含む公共の場所でブルカなどを着用した者は罰金150ユーロ(約1万7000円)とするほか、妻や娘などに着用を強制した場合は罰金3万ユーロと禁固1年を科すと規定している。どのように取り締まるのか、そのあたりは不明だが、それにしても、結構厳罰。民族間の対立の温床となる気がするだけに、心配である。

(二〇一〇年七月十四日)

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台湾プロ野球八百長事件で、中込前監督が起訴内容認めたことについて

台湾プロ野球八百長事件で、中込前監督が起訴内容認めたことについて
 台湾プロ野球界の八百長・賭博事件で、詐欺と賭博罪で起訴された兄弟エレファンツ前監督、元阪神投手の中込伸被告に対する公判で、中込前監督が、起訴内容を全面的に認めたと聞いた。まことに遺憾なことで、日本プロ野球人の信用を落とす愚行には、あきれ返るし、憤りを感じる。
 前監督は4月に行われた初公判で、起訴内容の一部を認めただけだったが、13日の公判ではすべての起訴内容を認めたという。執行猶予を狙っての方針変更のようであるが、潔さにかけるのではあるまいか。前監督は「日本にいる家族の面倒をみるため、一刻も早く帰国したい」と述べ、裁判長に対し、出境禁止措置の解除も求めたようであるが、果たしてどうなるか。台湾でも、人気もある野球を食い物にした罪は重かろう。執行猶予も、出国もままならないかもしれない。金が必要だったのかもしれないが、それにしても馬鹿なことをしたものである。
 起訴状によると、前監督は2008、09年のシーズン中に行われた5試合で、賭博集団から八百長の依頼を受けた投手を登板させ、わざと試合に負けるなどし、その見返りに計150万台湾ドル(約450万円)を受け取ったとの疑いとか。大金には相違あるまいが、かっての栄光を帳消しにするには余りに安すぎる金額ではないか。検察側は1年6月の懲役を求刑しているようであるが、犯した罪の重さを償うため、反省するためには、収監も必要であるかもしれない。
(二〇一〇年七月十四日)

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三洋電機のホームベーカリー器「ゴパン」の発売に期待

三洋電機のホームベーカリー器「ゴパン」の発売に期待
 政府が食料自給率を上げるため、コメの消費拡大に取り組むのにタイアップして、米粒からパンを作ることができるホームベーカリー(家庭用パン焼き器)が登場することになったという。三洋電機が10月8日に発売するホームベーカリーの新製品「GOPAN(ゴパン)」がそれ。同器の特徴は、米粒から、製パンするもので、従来あった、米粉でパンを作るものとは異なり、世界初の製品となるとか。
 仕組みは、米粒と水を投入すると、本体内でモーターを回転させてペースト状にし、砂糖やドライイーストなどを加えてパンを作るというもの。米約1合半(220グラム)で、1斤のパンが約4時間でできるという優れもの。市場想定価格は5万円前後と少々高めであるが、上手にパンが焼きあがり、おいしければ、売れるはず。
 期待したい。
 佐野精一郎社長も「新製品の販売では政府との連携を強化し、自給率向上に寄与したい。来年度は中国などアジアでも投入し、20万台規模の事業に育てる」と述べていたが、その意気込みを良しとしたい。
 パナソニックでは、昨年から米粉100%のパンを焼ける機種を既に展開しており、好調。それに習って、東芝や象印マホービンなども相次ぎ米粉パンコースを組み込んだ新機種を発売している。
 ただ、米粉自体が販売が少なく、入手しがたいケースもあるなどの問題があったが、三洋の新機種ではわざわざ米粉を買ってくる必要がなく、「家にあるコメを利用できる」のが便利で、うれしいところとか。爆発的な人気を博すかもしれない。
(二〇一〇年七月十四日)

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花咲ガニの解禁を喜ぶ

花咲ガニの解禁を喜ぶ
 根室半島沿岸の花咲ガニ漁が解禁され、12日に初水揚げされたがあったとか、道東に夏を告げる風物詩、大学時代の彼女の故郷を思い出し、感慨深いものがある。
  根室市花咲港 に水揚げされたのは、昨年の半分ほどしかなく6隻で計4トンと少なかったのが少々残念。「第15美沙緒丸」(4・9トン)の佐藤洋一船長は「水温が低くまだカニが動き出していないようだが、大きさはまあまあ。安くてうまいカニを届けたい」と話していたが、長い漁期の始まりの日の水揚げとしては、上々といえようか。
 ゆでると甲羅が真っ赤になることで、花咲ガニと呼ばれるようになると聞いているが、このカニは、夏から初秋にかけてが、旬ということで、今年は9月4、5日に「根室かに祭り」が開かれるとか。45年ぶりに彼女の故郷を訪ねるのも、一興と思っているが、果たしてどうなる。
 それはそれ、花咲ガニは、依然として往時の量には到底及ばぬほど少ないようで、14年連続で自主的な漁獲制限が行われるとか。
 漁は9月20日まで続けられるとのことだが、豊漁を期待したいものである。
(二〇一〇年七月十四日)

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