鹿屋・笠野原土地改良区の調整池で、ブルーギル5600匹を捕獲とか、遺憾な事態である
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鹿屋・笠野原土地改良区の調整池で、ブルーギル5600匹を捕獲とか、遺憾な事態である
鹿屋市下高隈町の笠野原土地改良区などがこのほど、畑かん用の送水管を詰まらせる原因となる外来魚のブルーギルを駆除したところ、約2時間の作業で、約5600匹を捕獲したとのこと。驚くとともに、この異常な繁殖状況には震えが来た。
同土地改良区は「予想以上の多さ。被害防止のため調査と駆除を来年度も続けたい」と話しているようで、抜本的な駆除対策が必要になっているといわねばなるまい。
駆除したのは、同改良区事務所の背後地にある第1調整池(縦116メートル、横76メートル)。満水で2万トンの池を1週間かけて空にし、この日、土地改良区や県職員、農家ら約40人が柄のついた網で泥の中からすくい上げ、次々と土手に集めたもの。
体長は平均10センチで大きいものは15センチほど。体長36センチのブラックバスも1匹確認されたという。
農家から、スプリンクラーの水の出が悪いなどの指摘が数件あったが、送水管に水を送り出す役目をする調整池で、繁殖したブルーギルなどが送水管の中に入り込み、末端の細いパイプを詰まらせている恐れが高いとのことである。
また、「以前の調査ではフナや川エビを見たが、今日は確認できなかった」とのことでもあり、外来魚の繁殖力の強さが、固有種の衰退を引き起こしているのがうかがえるとか。
早期の撲滅作戦の実施をお願いしたい。
(二〇一二年二月一日) |