amazing grace
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今日は、素晴らしい音楽と人物をご紹介したいと思います。
「Amazing Grace」は大変有名な歌ですが、日本では故本田美奈子さんの歌がよく知られています。
また、今では世界的歌姫となったヘイリー・ウェステンラが、2003年のドラマ「白い巨塔」の主題歌としてこの曲を歌ったことで、ヘイリーの名前は日本でも広く知られることになりました。
ヘイリー・ウェステンラの「Amazing grace」
この歌が生まれた背景には、一人の男性の人生における深い後悔の念が刻まれています。
ジョン・ニュートン(1725-1807)はイギリスに生まれ、敬虔なクリスチャンだった母親に育てられますが、
母親とは7歳のときに死別してしまいます。成長したジョンは父の仕事を継いで船乗りとなりますが、やがて
奴隷貿易に手を染め、若くして巨万の富を得るようになります。
当時、黒人への扱いは家畜以下で、輸送船の衛生環境は劣悪、そのため、輸送中に絶命する黒人も多くいました。そのような仕事に手を染めながら、全く良心の呵責を感じていなかったジョンですが、22歳のときに船長として任された船が嵐に遭い、今にも海に呑みこまれそうな船の中で、生まれて初めて救いを求めて必死に神に祈ります。船は奇跡的に嵐を脱し難を逃れることができました。そして、彼はこの日を自らの第二の誕生日と決めたのです。
30歳で船を下り、その後、牧師となったジョンは、1772年に、黒人奴隷貿易に関わったことに対する深い悔恨と、それにも関わらず赦しを与えてくれた神の愛に対する深い感謝をこめて、詩を書きました。
アイルランドかスコットランドの民謡として伝承されていたメロディーに、彼の詩を付けたものが、「アメイジング・グレース」と言う讃美歌として生まれ変わり、やがて世界中で愛されるようになったのです。(情報・・Wikipediaより)
Amazing grace(歌詞) 作詞・・・ジョン・ニュートン
英語の詩 日本語訳
Amazing grace how sweet the sound アメージンググレース 何と美しい日々であろうか
That saved a wretch like me 私のような者でも救ってくださる
I once was lost but now am found. 道を踏み外しさまよっていた私を神は救い上げてくださり
Was blind but now I see. 今まで見えなかった神の恵みを今は見出すことができる
'Twas grace that taught my heart to fear 神の恵みこそが 私の恐れる心を諭し
And grace my fears received. その恐れから心を解き放ち給う
How precious did that grace appear, 信じる事を始めたその時の
The hour I first believed. 神の恵みのなんと尊いことか
Though many dangers, toils and snares これまで数多くの危機や苦しみ、
I have already come. 誘惑があったが
'Tis grace hath brought me safe thus far, 私を救い導きたもうたのは
And grace will lead me home. 他でもない神の恵みであった
The Lord has promised good to me, 主は私に約束された
His Word my hope secures; 主の御言葉は私の望みとなり
He will my shield and portion be 主は私の盾となり 私の一部となった
As long as life endures. 命の続く限り
Yes, when this heart and flesh shall fail, そうだ この心と体が朽ち果て
And mortal life shall cease, そして限りある命が止むとき
I shall possess within the vail, 私はベールに包まれ
A life of joy and peace. 喜びと安らぎの時を手に入れるのだ
The earth shall soon dissolve like snow, やがて大地が雪のように解け
The sun forbear to shine; 太陽が輝くのをやめても
But God, Who called me here below, 私を召された主は
Will be forever mine. 永遠に私のものだ
When we've been there ten thousand years, 何万年経とうとも
Bright shining as the sun, 太陽のように輝き
We've no less days to sing God's praise 最初に歌い始めたとき以上に
Than when we'd first begun. 神の恵みを歌い讃え続けることだろう
歌詞転載・・世界の民謡・童謡より 私が今日、紹介したい人物は、詩を書いたジョン・ニュートンではなくて、こちらの方です。
ウィリアム・ウィルバーフォース(1759年ー1833年)
イギリスの政治家、博愛主義者、奴隷廃止主義者。 奴隷貿易に反対する議会の運動のリーダを務め、
奴隷制廃止に生涯をかけた政治家。
「1785年、ウィルバーフォースは、宗教的転換をもたらす経験と彼が表現する霊的な感得を経た。
彼は残りの人生をかけて、神のために奉仕することに専念することを誓った。彼が助言を受けた
ひとりは、福音主義的運動の主導的な立場にあった英国国教会の聖職者であるジョン・ニュートン
彼の生涯が、映画化されているようですので、予告編をご紹介します。
『アメイジング・グレイス』予告編(故・本田美奈子.さんが歌う楽曲入)Wikipediaには彼の最後についてこう書かれています。
「1833年7月26日、彼は奴隷制廃止法案がようやく庶民院の第3読会を通過したことを聞いて大変喜んだ。その翌日、彼はさらに衰弱し、7月29日早朝死亡した。1か月後、グレイ伯の政権下で議会は英帝国にいる全ての奴隷に自由を与える奴隷制廃止法を成立させた。」
良心に沿った信念を貫くとき、神のアメージング・グレース(驚くべき恩寵)が与えられるのではないかと私は信じています。今、日本に求められているのは、ウィリアム・ウィルバーフォースのような政治家だと思います。 |
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