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岩村暢子氏(アサツー・ディ・ケイ200xファミリーデザイン室)の
現代の食を描いた本の第4弾です。
これまでの本は、この☆食☆カテの中に入っています。
「家族の勝手でしょ!〜写真274枚で見る食卓の喜劇」
(新潮社2010)
これまでも、家庭の食事風景が昔とはどんどんかわっていることを見てきたが、今回の本はさらに進化(退化?)しています。
象徴的な言葉をピックアップ・・
「素ラーメン・素パスタ・素焼きそば」
ひと手間加えない、麺のみの調理ということ。昔は、おもに入れるのは「野菜」でしたが・・・ということです。
私は、普通の生めんでは、野菜入れますが、唯一、たま〜に食べたくなってつくるインスタントラーメンは何も入れないのが好きなのです。これはただのし好の問題ですが、化学調味料の味に野菜を入れたくないという時点でアウトといえます。あ〜でも1年に2回か3回の話です。
「単一素材料理」
お皿には、サラダならレタスだけ、肉なら肉だけ・・・という「ばっかり」素材ということ。これまでは、一皿にポークソテーと何種類かの野菜を混ぜたサラダなどを付け合わせにのせていた。
「焦げつく揚げ物、水没する煮物」
これは主婦の料理が下手になったということですね・・揚げ物は、油を多く使わないことが大きい理由だと思う。私は油は酸化するので、ほぼ、1回で揚げきるようにしているので、たっぷりの油でカラッというようにはいかない。これはトンでも健康情報に振り回されているのかもしれないが・・・。
水没する煮物は、「小さく切って強火で煮るから」とあるが、面取りや下ゆで、ゆで順番などの細かい料理の掟を嫌がる人が増えたからではないかなと、何となく感じる。「子供は煮物が嫌い」というのは、お母さんの腕が落ちたからではないかなと・・・。
「消える味噌汁」
味噌汁がないとどうにも。。。な私で、夜、朝、出してますが、子供たちはいまいちのようです。それは、これまでの理由と同様「お母さんの腕」なのかな〜という気がします。でも、こんぶと腹頭とったにぼしでだしをとっており、私はうまいんですが・・長男に言わせると「味が薄すぎる」というのです。それと長男がキノコ嫌いなため、いれないので、作る側としては不満が募ります。味噌汁でなく澄まし汁とか、薄しょうゆ汁は子供は大好きなので、どこに原因があるか日々、試行錯誤中です。
朝は、夜の作り置きの味噌汁と、ごはんと、つけもの、納豆ぐらいでいいというのが、「粗食のすすめ」の幕内秀夫先生の弁で、私もそう思います。それまでは、毎回卵料理とかウインナとか、いためてました。でも、そういう油料理を毎朝出すのはいまいちかなとと思うようになりました。油まみれの料理が子供にいいはずないなと。。。けれど、子供は、双子は納豆嫌いだし、卵やウインナ料理だと喜ぶ。ですので、焼き魚メインでいってます。だからともすると、野菜なしになってしまうので、味噌汁は絶対飲んでってもらいたいんです。
「食器化する調理器具たち」
これはすいません、なべの取っ手が取れて食卓に出せる「ティファール」が出たときに「おお!」と思った口の私です・・・(購入していませんが)
「おでんは鍋ごと」・・・だしてます・・・だってあの鍋より大きい食器がない。「オーブン料理は天板ごと」・・・だってあったかいままだし・・。
「男の料理はハイレベル」
確かに言えます。このごろは忙しくて夫は全然料理しません。でもへんなところで抜けてます。「塩コショウ」好きとか・・。(あんな添加物の塊!!)煮物に使う里芋は、もう切って水につかっている中国産のだったり・・。
本当に男女の区別がなくなってきています。というより、料理のできない男はこれから生きづらいかもしれません。もう、昔のように懇切丁寧こむずかしい日本料理を再現するなんて女はだいぶへっており「お嫁さんがほしい!」というキャリア女性がふえるなら・・・
この本を読むと、子供の荒廃は食卓から・・・としみじみ感じます。「お父さんがいないときの献立」なんか、図星です。(お父さんが飲み会だと、手抜き夕食になる)
まあ、うちは毎日いないから・・・あんまりかわんないけど。
加工食品があまりにも簡単に手に入る世の中になって、大変だと思っていたけれど本当に大変です。
「給食で栄養補給」という手があったと思っている人も多いと思いますが、今、給食も油まみれ、砂糖まみれで大変なことに。そちらは幕内先生の本をトラバしておきますのでご覧ください。
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