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「何時か見た青い空」、フィリピンへの誘い
フィリピンも雨期に入りました。エルニーニョ被害の地域には恵みの季節です。 匿名書込み削除御免

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2008年のフィリピンへの訪問者数が観光省より発表された。

全体の訪問者数は前年より1.53%増加し、世界経済の縮小する中にあっては健闘した。

1、国別訪問者数:

上の表は上位12カ国の全体におけるシェア―と対前年比を表している。
2年連続トップの韓国は前年比マイナス6.4%と初めて減少に転じた。
しかし、ご承知のとおりのウォン安の中にあって、去年1年間で韓国ウォンはフィリピンペソに対しても20%切り下がった割には旅行者の数は依然と多く、韓国でのフィリピン人気の高さが持続していることがうかがえる。

今日もゴルフの帰りに、途中のサービスエリアのスターバックスでコーヒーを飲みながら「コリアンウオッチ」をしてきたが、大型バスの台数は最盛期より減ったとはいえ、相変わらず40代、50代の女性、さらには高校生、大学生グループがたくさん休憩のため立ち寄っていた。
女性、そして若い人の姿が目立つのが日本人観光客と大きく違うところである。

2位の米国はほぼ前年並みで、3位の日本は相変わらず1国だけ大きく数を減らしている。
やはり、日本も商用、親族訪問、そして女性の追っかけだけでは訪問者数は増えない。

今回の観光省のレポートで、従来は韓国、米国、そして日本を御三家と呼んでいたが、今年のレポートでは日本を除いた韓国、米国を2大トップマーケットと表現するようになったのは我々日本人にとっては寂しい限りである。

なお、中国、香港、そして台湾の3国からの訪問者の合計は全体の12.2%に達し、日本の11.4%を上回った。

その他の国ではオーストラリア、カナダ、英国の西欧人の増加が順調である。
なお、絶対的な訪問者数はまだまだ少ないが、ロシア人(対前年比+34.3%)、インド人(同、+13.9%)などが入国者数を増やしている。


2、訪問地:

日本からの来訪者の大半はマニラがフィリピンの玄関口となっているが、他の国からはセブをはじめとして、自由貿易港スービックへの経由地クラーク、現在人気ナンバーワンのビーチリゾート、ボラカイへの経由地カリボへの直接乗り入れやチャーター便も急増している。
それらの増加する観光客を吸収すべく、セブ島にはTower Palace Water Park Resort & Spa(616床)、Queen’s Island Resort(386床)、Crown Regency(280床)、そしてボラカイにはShangri-la Resort & Spa(219床)などのホテルが2009年には開業を予定している。


3、旅行目的別:

観光客の誘致に熱心なフィリピンだが、そのうちの幾つかを紹介しよう。

何といっても、人気なのはESL(English as Second Language) Programによる英語学校への短期留学である。
最低20日から最長100日までのコースがあり、5月、8月、そして12月が入学のピークとなる。
ちょっと意外だが、生徒数はバコロドが一番多く、その後にマニラ首都圏、セブ、バギオと続く。
これは韓国人が圧倒的に多い。

ちなみに、私のファンブロガーさんで以前バギオの英語学校に通い、現在はバンクーバーで勉強を続けている方がおられるが、バンクーバーでフィリピンで英語を勉強してから米国へ来たという多くの韓国人に出会ってビックリしたというお便りを頂いた。
まさに韓国の青年にとっては英語が公用語のフィリピンが欧米行きの1つの経由地となっているようである。
私の家の近所のインタナショナルスクールでも、去年から韓国人が国籍別生徒数No1になっている。

ダイビングは相変わらずフィリピンのもっとも重要な観光資源の1つだが、これもセブを中心に多くの観光客を集めている。
観光省の統計では、この分野では1位日本、2位韓国とのことである。

医療観光(Medical Tourism)にもフィリピン政府は力を注いでいるが、2008年度は1,071人の外国人がこの目的で訪問したそうである。
主な訪問者はグアム、パラオ、サイパンからで、その後に日本、韓国、米国と続くらしい。

この分野はまだ始まったばかりであるが、今年3月にはアジアで初の「国際医療観光会議」がフィリピンで開催されるようなので、これからの発展分野である。


私にとって最も気になるのはゴルフツアー客である。
とにかくここでも、将来のプロを目指すゴルフアカデミーの生徒やゴルフツアーの客が韓国から五万と押し寄せてくるのである。

身近な例をあげておこう。
私のホームコースではピークは2年ほど前に過ぎたようである。
それまでは韓国が冬場でゴルフができない11月から2月にかけては、連日、お昼ごろに大型バスが乗り付けていた。
朝の飛行機で韓国からやってきた人が、空港から比較的近いそのコースへ直行して、ホテルへチェックインする前に1ラウンドをプレーするのである。
でも、最近はバスを見かけなくなった。

ところが、先日、久しぶりに元ホームコース(72ホール)へ行こうと思って、知り合いのキャディーに最近の混み具合を尋ねた。
そしたら、何と今年は延べ500人の韓国人のゴルフ研修生が滞在しているらしい。

私の記憶では、韓国からのゴルフ研修生は5年前からその傾向が始まり、1年目は30人、2年目は70人、そして3年目は200人だった。
4年目の昨シーズンのことはわからないが、それが今年は何と500人!
彼らは2か月ほど滞在して、昼はゴルフ、夜は英語のレッスン、そして明日のタイガー・ウッズやパク・セリを目指すのである。

2007年の国連(UNWTO)統計によると、その年の韓国人の国民一人当たりの年間の海外旅行費用は431ドル、日本人の207ドルを大きく上回っている。
ちなみに韓国の国民1人当たりのGDPは日本の半分強に過ぎないのであるが・・・。



注:データーは私の経験以外は、フィリピン観光省及び国連世界観光機関(UNWTO)より。


訂正(2009年2月13日19:30)
バンクーバーは米国と書いてしまいましたが、カナダの誤りです。

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    Maggyさん、しばらく、ダイブショップで働くとか?
    そして、素晴らしいお仲間をたくさん日本から連れて来てくださいよ(笑)。

    Ming

    2009/2/6(金) 午後 6:47

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    ANNさん、韓国人にとてtフィリピンのイメージは少し前までの日本人にとってのグアムやサイパンのようなものだと聞いたことがあります。
    豊かになる中国人にとっても南の島が憧れなのかもしれません。

    Ming

    2009/2/6(金) 午後 6:48

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    Bongさん、まさに過熱状態ですね。
    日本でもこれほどまでのゴルフアカデミーブームは過去になかったと思います。
    もっとも、本当のプロになれるのは一握りでしょうから、残りの人はどうするのでしょうね。

    Ming

    2009/2/6(金) 午後 6:50

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    タバンさん、今晩は。
    はい、今年は是非ともゆっくりとしてください。

    Ming

    2009/2/6(金) 午後 6:51

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    Mintaさん、やはり経済力格差が少なくなってきたので、どこの国の人もエンジョイするのでしょうね。
    私が初めて来た頃のビーチリゾートは、欧米人6割、日本人2割、そしてその他がフィリピン人も入れて2割でした。
    隔世の感があります。

    Ming

    2009/2/6(金) 午後 6:53

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    レモン村さん、はい、時々このデータはアップしています。

    Ming

    2009/2/6(金) 午後 6:54

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    Keichanさん、きっとこのゴルフ場は韓国内で積極的に宣伝をしているのだと思います。
    ゴルフ場のそばには韓国人経営の民宿やアパートのようなもの、やがては語学校のようなものまで整備され条件が整っています。
    もともと、韓国の人は運動神経も良さそうですからね。

    Ming

    2009/2/6(金) 午後 6:57

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    Masaheroさん、確実に時代は変わっているんですよ(笑)。
    昔のようにマイクロバスで乗り付けるようなことはなくなりましたね。

    Ming

    2009/2/6(金) 午後 6:58

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    Oshigebaaさん、問題の根源はミンダナオ島での長引く宗教紛争にあるのです。
    それが解決すれば、もっともっとパッケージツアーも増えるはずです。

    Ming

    2009/2/6(金) 午後 6:59

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    あーちゃんさん、彼らの目的は違いますからね。

    Ming

    2009/2/6(金) 午後 7:00

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    2251919さん、早く堅実に稼いで、フィリピンへいらしてください。

    Ming

    2009/2/6(金) 午後 7:01

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    ミキさん、韓国でのフィリピンのイメージは日本でとは全然違うようです。
    とにかく老若男女、色々な人が来てリゾートを楽しんでいます。
    確かに欧米への最初のステップとしては条件が整っているのでしょうね。

    Ming

    2009/2/6(金) 午後 7:02

    返信する
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    Numakanさん、何で日本と韓国でフィリピンのイメージが違うのか分かりません。
    仰ること以外に、長引くミンダナオ紛争がどうしても外務省の海外渡航情報に影響を与えているのだと思います。
    それがなくなり、直行便も増え、旅行社が積極的に宣伝できるようになれば確実に日本からの旅行者は増えるはずです。

    Ming

    2009/2/6(金) 午後 7:05

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    fss*x*78 さん、おっしゃる通りだと思います。
    これで、フィリピン人の介護士、看護師が日本でも増えて、評判が上がると国のイメージも変わるでしょうね。
    とにかく韓国人は女性、若ものが多いです。

    Ming

    2009/2/6(金) 午後 7:07

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  • 私も若返って、研修生になってみたいものです!!

    tony

    2009/2/6(金) 午後 11:03

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    TONYさん、今日はマジなコメントですね。
    私も絶対そう思います。
    そしたら今頃TONYさんは全米オープン?(笑)

    Ming

    2009/2/7(土) 午前 0:09

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    圧倒的に多い韓国人に、オヤッと思いましたが、なるほど語学とゴルフ留学でしたか。
    私が良く韓国へ出張した1980年代は、何とかして米国を目指したものでしたが。
    韓国支社員が米国への転勤を狙った付け届けは目に余るものがありましたよ。多謝。

    トミー

    2009/2/7(土) 午前 9:34

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    トミーさん、はい、韓国人は老若男女、幅広い階層の人が旅行に訪れます。
    ひと昔前の日本人にとってのグアムやサイパンのようなイメージなのでしょうか。
    韓国の青年は米国を目指しますが、フィリピンがそこへの通過点なのかもしれません。
    米国へ行って市民権をとる人の数も多いのでしょうね。

    Ming

    2009/2/7(土) 午後 2:20

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    遅くなりました!!私の記事をちょこっと参考にされたそうで、わざわざご連絡ありがとうございます。
    ところで、書き込みにもありましたが、バンクーバーはカナダですが(笑)、訂正はしないのでしょうか??MINGさんのこだわりですか??ちょっと気になったもので・・・・お気に障ったら申し訳ないです><

    [ eriko ]

    2009/2/13(金) 午後 3:47

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    erikoさん、修正しようと思っていましたが、忘れてしまいました。
    ありがとうございます。

    Ming

    2009/2/13(金) 午後 7:22

    返信する

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