フランス製の個人用ガイガーカウンターが発売される
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4月12日、東京電力福島第1原子力発電所の事故の国際評価が最も深刻な「レベル7」まで引き上げられたことに対する不安が広がっている。海外からの「日本産」「日本製」に向けられる視線も厳しく、実際に食品や工業品では輸出先が慎重姿勢を示すことも増えている。
こういった状況の中、フランスの大気中物質測定メーカー「ナノセンス」(本社:フランス。ブローニュ市 代表取締役社長・オリヴェイエ・マルティモール)が「放射線計測器 ガイガーカウンターREDEXRD1503 」の日本語版を発表するための記者会見を行った。
会見は4月11日 東京千代田区の商工会議所で行われた。
会見によると3月11日の福島第一原子力発電所の事故以来、フランスの同社にガイガーカウンターで身の回りの放射能を測定したいという要望が同社に多く寄せられ、生産を決定したという。ナノセンス社は、香港のネイチャーインターナショナル社、ロシアのクアルタラド社との共同で日本の状況に合わせた、日本語表示のガイガーカウンターの製作を急きょ決定した。この製品はフランスの公的認証団体LCLE(電気工業中央研究所)の認証をえたもので、大量生産により、約200ユーロ程度(消費税別)で販売予定だという。
以下はナノセンスの日本担当責任者セバスチャン・ソージロー・シャルロ氏による記者会見の様子をメモだ。さまざまな記者が質問したものを、記録して要約した私的なメモ書きで、記者会見の内容のテープ起こしではないことを承知の上お読みください。
●ナノセンス社ではいつ頃からガイガーカウンターを作っているのか?
●どのように使うものなのか?
手のひらサイズなので握って側面の計測部分を図りたいものにつけると、計測ができ、音がビービーとなる。食品でも衣類でも、水でも近づければ計測できる。ただ放射性物質のついたほこりなどが計測機に内側に入ってしまうと誤動作の可能性があるので、計測の際は薄手のポリ袋に本体をいれて行うことを推奨している。
●計測した放射能の測定は、累積ができるのか?
このガイガーカウンターはベータ線、ガンマー線の数値のみを図るもので、その場で対象物を測定できるが、それが累積するとどういう値になるのかなどの機能はついていない。
またそれがヨウ素、セシウムどちらからの放出なのかは分からない。
(右写真 製品の写真撮影を行う日本のメディア)
●どのくらいで危険と考えているか?
通常、0.15マイクロシーベルトが普通の値であるが、0.3マイクロシーベルトになるとフランスでもマスクを推奨している。放射能を遮断する特殊なマスクが必要だ。
●日本には放射能専用のマスクというのがないと思う。そういったものも特殊なマスクがあることを前提で話しているが、マスクも販売するのか?
いいえ、これまでマスクのことは考えていませんでしたが、必要と言うことであれば検討
したいです。
●放射能汚染についてどのように考えているか?
海水汚染は深刻な問題で海洋生物や海藻などの汚染が問題だ。土壌の汚染は牧畜類を囲ってしまえばできるが海洋汚染はコントロールが不能だからだ。食べ物のコントロールを自分の判断でできるようにしたいというニーズがあると思う。
●日本語表示ということだが。
機械の操作についての取扱説明書(下の写真)はもちろんだが、今回は操作方法にプラスして原子力事故が起こった場合の対処法について知識が得られる日本語のマニュアルを添付してある。実際に測定するだけでなく、その結果を見て自身の身を守るための情報もマニュアルに入れた。測定結果で危険と判断した場合には、その場所から移動すること、マスクをつけて体内への放射能取り込みを避けること、窓を閉め換気扇も止めたほうがよい。
●故障の場合などは日本で対応できるのか
コールセンターを作り日本国内で修理にも対応できる体制を作る。保障の範囲と故障の状態や理由によって、無料、有料修理があるし、新しい商品と交換と言う場合もある。そういった仕組みは、一般の電気製品などと同様のものである。
●実際にはどうやって入手できるのか。
現在日本政府と交渉中であり、同時に販売代理店とも話しをしているところなので、あと2〜3週間かかる予定である。恐怖をあおるような情報を流して、価格を釣りあげたりといっやことをせず、きちんと取り扱ってくれる企業を厳しく選定したいと考えている。
●販売する場合は誰が対象なのか?福島周辺ということか?どんな人に使ってほしいか?
誰にどのような販売方法で販売するのかは日本の代理店となった企業が決めることで、メーカーである我々はそこには関知しない。この製品を必要としている人は福島の人だけとは限らないはずだ。このことが心配な人は誰でも対象だ。ただ、自社の利益のためだけに不当な売り方で儲けを追求するような企業と提携するつもりはない。
●フランス語版なら日本人が直にフランスから買うことはできるのか?
仕組みとしてはできるが、実際には現在、在庫がないのでそれは無理だ。
●総販売台数とその予定を示してほしい。
現時点では言えない。販売店についても同じだ。現時点で確定していることしか言えないが、決まり次第もう一回会見を開くので、そこですべてを発表できることになると思う。
2〜3週間以内には発表し、早急に販売できると考えている。 |




こんにちわ
2011/4/19(火) 午後 6:16
発売されてなくない?
2011/7/15(金) 午前 8:22 [ 7月中旬ですが ]