いまさら紹介(苦笑) ユリイカ4月号 特集「RPGの冒険」
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世間的にはもう既に、クリント・イーストウッド特集号の5月号に切り替わっているものの、 自分的にはまだ、 てっきり、紹介文くらいはブログに上げたと思ってそんなこと全然無かった4月号のまま。 特集は記事タイトルにも「RPGの冒険」とある通り、 RPGと、その物語性についての考察と対談その他。 『ユリイカ』とゆう雑誌自体は、それこそ物心付いた頃から……は言い過ぎにしても、 本を読めるようになって、本屋にも出入りするようになった頃から、 遅くとも小学校低学年くらいからはその存在だけは知っていたし、 詳しい内容までは知らなくとも、なにやら文学雑誌らしいことは理解していた。 しかし最近は、改めて説明するほどでも無いでしょうが、 臨時増刊号ではあるものの「初音ミク」まで特集して、サブカル色がどんどん濃くなっている様子。 いや、ただ単に、広く薄く、受けのいいネタを持ってきているだけか? 時代が変わってきて、そうしなければ生き残れない事情もあるのだろうけれど、 それならば、本来の「詩と批評」の記事は、どこで、どの雑誌に掲載すればいいのか? Amazonのレビューでもつっこまれてますよ? だからと言って、以前のものも、最近のものも、特に読みたいと思ったものはなかったけれど、 「RPG」と言われては黙っちゃおれぬ。 書店店頭に見つけた瞬間即買い……たかったけれど、 さすがに定価1300円ともなると、還元されるポイントもデカいし(笑) いつものごとく、ネットで注文して数日後に受け取り。 通常の『ユリイカ』、あるいは文学誌扱いでなく、 あるいはそれと同時に、ゲーム関連書籍・ムックとゆう扱いなのか、 5月号発売後(4月27日)でも、書店店頭にあるところにはあるようで、 それもゲーム関連の雑誌や書籍の売り場においてあることも多い。 ちなみに、『ユリイカ』自体が雑誌でなく、ISBN付きの書籍とゆう扱いだそうだが、 月刊誌の通常の販売期間にとらわれずに、 読みたいと思った人の目に留まった時に、購入して貰えるようにとゆう配慮からか? また、店頭になくてもネット書店でもまだ充分に在庫はあるようなので、 興味を持った方は是非どうぞ……と勧めるには、1300円はちょっと高いか? くどいようですが、今月号ではなく、先月号 2009年4月号なので間違いなきよう。 蛇足ながら、昔は『ユリイカ』も図書館に置かれていたような記憶があるのだが、 最近の号は特集がサブカルよりになったからか、 高いから図書館で読んで済まそうと思って探してみても、置いてないっぽい。 で、肝心の内容の方はと言うと……勧めておいてこう言うのも何だけれど、 先のレビューにもある通り、いまいち。 結局、ゲーム・サブカル系の批評家やライターが一通り顔を揃えて、 どこかの雑誌やネット上で言っていたようなことを繰り返しているに過ぎない。 一部目新しいものも無いことはないものの、それとてたまたま僕が知らなかっただけかも知れないし、 概ね、その筋に詳しい人ならだいたい知っている、聞いたことのある話ばかりだろう。 それでもさすがに、誌面の4分の3のページを使っているだけあって、 拾うべきところは大方拾っていて、現在の論壇の傾向を知るにはうってつけ。 ただ、これもレビューにある通りだが、 大半がベースを『ドラクエ』おいていて、そこからの論の発展は異なるものの、 紋切り型の展開で、海外産RPGやオンラインRPG等の繋げていくばかり。 もっと『ドラクエ』以外の作品を取り上げて欲しいところであり、 親切にも、主要作品レビュー/年表で多くの作品をリストアップしているだけに、 その残念さがより際立ってしまうのが皮肉か。 また、興味の無い人が読んで面白いものかどうかと言えば、おそらくそうでもない。 内容がざっくり過ぎて、詳しくない人には何のことか分かりづらいだろう。 とりあえず、RPGにはそれほど興味が無く、 中原中也賞など本来の『ユリイカ』らしい記事を目的に買った人には、 一律で1000円くらい返金した方が良いのでは? そもそも、あらゆる作品を「知っている」ことを前提に話をしているが、 そこそこゲームをしている人でも、知らない作品は結構あるもの。 いくら実質的に取り上げられている作品が限られているとは言え、 『ドラクエ』かそれ以前からゲーム/RPGをやっていて、 なおかつ今でも続けていて、しかも海外産RPGをやっていなければ、完全に理解するのは不可能。 むろん、海外産RPG、とゆうか洋ゲーをやらない自分も同じ立場だが。 そうゆう意味では、『ドラクエ』以外の作品も紹介、分析して、 論に幅を持たせ、深みを与えると同時に、 RPGに詳しくない人達が読んでも理解できるように、 ここの作品の、そこそこ詳しい内容紹介やレビューも、同時に掲載して欲しかった。 先にも書いたが、『ユリイカ』自体を廃刊にさせないためにいろいろやっているのだろうけれど、 ここまで極端な誌面構成をしてしまっては、 『ユリイカ』であること自体に意味があるのかどうか疑問に思えてくる。 そもそもこの4月号も、本来は中原中也賞を中心に据えるのが通例の筈なのに、 ひさしを貸す暇さえなく、母屋をRPGに強奪されたような状態は、 詩・文学ファンにとっても、ゲームファンにとっても、あまり幸せな状態ではない。 刊行ペースを変えるとか、ページ数を減らす等、別の方向からの工夫をして、 もうちょっと本来の役割を果たせるようにした方が良いのではないだろうか? まあ、これ以上は僕がどうこう言える問題ではないのだが。 さて、内容の方にもちょくちょくツッコミを入れていきたいのだが、
先の通り、ほぼ1冊まるごとにツッコミを入れるような状態なので、 時間も掛かれば、文字数も相当な量になるので、 今後の不定期連載のような形で小分けにして記事を上げていくことにする。 ……て、FEもオウガもそんな状態のまま停滞しているのに、大丈夫だろうか^^;
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