365日、花に会える。

春の花たちが、喜び歌うように咲き揃い始めました***

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虹の回廊。

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天と地の輝きを受けて、
風が花の色に染まる。
 
その鼓動は歌を描き、
手に届く虹を紡ぐ。
 

腕を広げる。
目を上げる。

ただ其処に、
希望という名の瞬間が、永遠を刻んでいた。
 
******************************************************************
 
このところ何やら忙しない日が続いており、
ゆっくりパソコンに向かう時間が充分にとれません。
週末に花に会う時間だけはしっかり確保できていますが、
どうしても写真を撮りすぎてしまうためか整理が追いつかず・・・
このブログに書き残しておきたい花たちがたくさんあるというのに。

ですが今日は、うまく時間を見つけることができたので、
半日前に出会えた美しい「虹の庭」を早速ご紹介。
 
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こちらは、栃木県足利市「あしかがフラワーパーク」。
わずか半月前までは秀麗絢爛の藤とつつじに彩られていた舞台は、
初夏の風に誘われて早くも次の季節へ。
現在はバラの花を主役にした「レインボーガーデン」と銘打った世界に様変わりしています。
 

今年の役目をひとたび終えた藤やつつじたちが鮮やかな新緑となり、
宝石の雫のように思い思いの彩を刻むバラたちを際立たせる、この園でしか見られない異空間。
この花園を訪れるたび、花は見頃を終え散り消えてもなお、
永遠のように生命の循環を描く存在なのだと感じずにはいられません。

 
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とりわけ目をひいたのは「ピエール・ド・ロンサール」という
美しいオールドローズをメインにしたドームとポール。
清涼の青空を仰ぎ咲くポールの花は美しいハートの弧を描き、
まさに愛や喜びに満ちた至福の姿。

本当に今日が最高の見頃ではないかと思うほどに、
花の色も香も、陽の光も空も風も、完璧な様相を備えて、
訪れた人のすべてを包み、歓迎してくれているように感じました。

 
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これほど美しい風景を湛えながらも、
藤の季節のようには道の渋滞や駐車場待ちもありません。
ゆったりと自分の呼吸する速度で眺め歩けるこの時期こそ、最高の季節かもしれません。
ぜひ、お近くにお越しになった方に楽しんでいただきたいなあと思います***
 
 
【余談】
地に広がる虹を心ゆくまで楽しんだ帰り道、なんと空には本物の虹が。
 
埼玉県加須市付近、ひとりハンドルを握りながらふと空を眺め、
『今日は本当に最高の日和、空の色も美しくやさしい青が広がって、ばら色の雲まで見える・・・』
とのんきなものでしたが不意に、『なぜこんな日中に雲がばら色なの??』と我に返ると、
どこも雨上がりという雰囲気ではないのに、確かに空に小さな虹。
 
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待ち時間がとても長い信号で、慌てて車中からシャッターを切りました。
(電線が入っていたりと、見栄えのよい写真ではありませんが・・・)
 

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谷津バラ園。

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夏の到来を掲ぐ陽光、
新緑をやどす風。
 
思い思いの至上の色彩を放ち、
相和する秀麗の宝石の舞。

花々の鼓動。
地をいだく香の協奏。
 
時に甘く、時にやわらかに。

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久しぶりに、全国的に天候が安定しよく晴れた土曜日、
こんなときは愛してやまない北関東めざして数時間走るのが定番ですが、
この時期だけは私宅から1時間たらずの別天地へ。
 
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千葉県習志野市「谷津バラ園」。
長い冬の影響で多くの処で花の目覚めが後ろ倒しになる傾向にありましたが、
こちらはほぼ例年どおり、5月の中旬に見頃を迎えました。
空の青に花灯りを掲げるアーチはほぼ満開。
 
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欧風庭園を思わせるテラス、直線と曲線を見事に調和させた花壇。
その造形美を、至高の姿で彩る秀麗の花。
どんな言葉を用いてもこの花園をうまく表現するに足りません。

園内を遠く広く見渡しても、一輪を頬が触れるほど間近に眺めても、
これほど美しく花開いたバラたちへ、感謝を寄せるほかに術がないのです。
 
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昭和32年に「谷津遊園」という遊園地内の一施設として開かれ、
遊園地の閉鎖とともに57年にいったん幕を下ろしましたが、
市民の方々の要望によって都市公園として63年に復活した、歴史も深いバラの名園。
 
恐らく訪れる人もほとんどなかったその6年の間も、
管理に携わった市や関係者の方、近隣の方に支えられ、大切に守られていなければ、
きっといまここに在る、奇跡のように美しい花園に出会えることなかったでしょう。
 
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私は天を見上げながら、この空を通して自分が、
世に在るすべての人や生命と繋がっているような感覚をおぼえることがよくあります。
 
ですがこのときは、半世紀以上もの時間の軸さえも越えて、
創始された方、守られてきた方たちから直接、宝物をいただいたような、
そんな気持ちになりました***
 

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金色の風。

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青空の天幕に架けられた、
香り高き御簾の花園に。

舞い踊る光の鼓動、
吹き抜ける風。

初夏の彩を地に渡す。

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先週に引き続き、昨日は栃木県足利市「あしかがフラワーパーク」へ。
花の生命の流れの移り変わりは本当に早いものです。

先日は深く艶やかな紫の藤とつつじの競演に心を酔わせましたが、
景色は一転して、「ふじのはな物語」の最終章へ向かう園内は、
清涼の風と初夏の陽の輝きを思わせる、白と金色、そして新緑の世界に。
 
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久しぶりに俄か雨の心配がない晴天と聞いて安堵していたのも束の間、
非常に風が強く、ややもすると目を開けていられないほど。
(大藤の花房が風を受けている様子、うまく伝わるでしょうか・・・)

それでも、絶え間なく煽られる藤の花が光と影を纏いながら、
たおやかな簾のように揺れ、舞うように花房を地に還す姿は格別の趣。
 
 
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600畳の大藤と並んで訪れる人が感嘆の声を上げる「白藤のトンネル」は満開。
透くような光の結晶が頭上を、眼前を包み込む風景は、
毎年のように眺めていながらもやはり圧巻です。
 
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そして、「きんぐさり(金の鎖)」とも呼ばれる「きばな藤」のアーチは7分咲きほどに。
自らが陽光を思わせる鮮やかな金色の光を放ち、
完璧な青をたたえた空と、目のさめるような色彩のコントラストを描きます。
 
年を追うごとに樹を幹を天に向かうように伸ばしているようで、
あと数年を経ると、白藤のトンネルのような壮大な黄金の幕を見られそうです。
 
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ハナビシソウ、ノカンゾウ、しゃくなげなど晩春の花も美しく咲き揃い、
瑞々しい生命の喜びに満ち溢れた園内。

エントランスの一角ではバラの花も目をさまし始め、
次の季節への序曲を響かせているようにも思えました。
恐らくこれまでに100回は足を運んでいる花の楽園。
それでもやはり、年間を通じて目を離すことができません***

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http://blogs.yahoo.co.jp/lavender1829blue/52701335.html
★白の藤の記事はこちら↓
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白の幻想。

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純白の幻燈。
呼吸を鎮めた風を染む香の響き。
 
 陽のうつろいをその身に宿し、
 
ただ祈る。

この瞬間の永遠を。
 
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・・・まさか、いきなり平日の仕事を飛ばして訪れたわけではありません。
こちらは5月5日に訪れた「あしかがフラワーパーク」。
前回の記事では紫の藤、つつじのあでやかな世界を中心にご紹介しましたが、
今日は白藤と、夕映えに浮かぶやわらかな園内の様子を書き残します。
 
 
華やぎや艶めきを一身に纏う紫の藤とは趣を好対照にする白の藤。
香りはとても強くあまやかでありながら、表情は清廉で近寄りがたいほどの気高さ。
真昼の陽光のもとでは、花そのものが光を放つ神々しさを、
そして、空の青によく映える荘厳さを湛えます。
 
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燃えるようなつつじの花色は、白藤を最も美しく見せる至上の共演者。
紅と白は、決して互いの色に溶け合わず、
それでいて、打ち勝とうともしてしない。
そんな潔ささえ感じさせる色彩美の集結。
 
そのひと幕は、私の心をとらえて決して離すことはありませんでした。
 
 
このあしかがフラワーパークでは、4月中旬からおよそひと月の間、
「ふじのはな物語」と銘打って、国内最大級の種類と数を擁する藤たちを演出しています。

咲き継がれる順は例年:
うすべに色の藤→紫の藤→白の藤→金色の藤・・・という具合で、
紫の藤から白の藤の見頃のときに、天然記念物の大藤も満開を迎えるようです。
 
ですが今年は、これも長い寒さの影響だったのか、
ややうすべにと紫の藤の開花が遅れ、4月上旬の甚外の暖かさで白の藤が早まったのか、
通常は2回に分けて訪れて見頃に立ち会えるはずの紫と白の藤を、
ほぼ時を同じくして最高の姿で臨むことができました。
 
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初夏を思わせる眩しい太陽の光が少しずつ優しさを帯び、
しずかな琥珀色にあたりを染め始める頃。
午後5時を過ぎると園内の表情は明らかに変わります。
 
うつろう陽の色を透かし漂う白藤の花房。
光と影をすべて受け入れる儚さと力強さ。
両極ともいえる空気感をその身一つで現せる奥行きの深さ。
この白藤ほどに、昼間と夕刻で面持ちを変える藤はないと感じます。

帰宅が22時を過ぎてしまうことには些か抵抗がありましたので、
かすかにライトアップが始まる大藤の幕間に感謝の言葉を寄せ、
18時30分をまわる前に園内をあとにすることに。
 
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ここに到着したのが13時すぎでしたので、あっという間の5時間。
それでもまだまだ足りない、永遠のように此処にいたい。
そう心から感じさせてくれる素晴らしい「物語」。
次の週末もきっと、此処へ***
 
★紫の藤の記事はこちら↓
http://blogs.yahoo.co.jp/lavender1829blue/52701335.html
 
【追記】
先日の紫の藤と今回の記事は、訪れた翌日、6日の朝に書き溜めていたものですが、
その直後に、茨城県、栃木県を突如として襲った竜巻のニュースを聞きました。
私が思いを寄せてやまない北関東の各所が、
このような痛みを受けてしまったことにただ、愕然としています。
 
自然は慈しみ深い恵みと、険しい牙を併せ持つ存在であること、
それを深く思い知るとともに、
被災された方々にこれ以上の大過が起きることがないよう、ただ祈るばかりです。

 
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艶舞。

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春の祝典。
 
香と彩が紡ぐ錦の花円舞。
 

真昼の光が灯す、
艶めく宴にいだかれて、
 
幾重の奇跡が時を織る。
 
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前回の「宝の庭」の続きを・・・と思っていましたがその前に、
あまりにも圧倒的な花景色に会うことができたので、今回はそのことを記事に残します。

やはり何をおいても、この光景に出会わなければ私のGWは無きに等しいもの。
こちらは栃木県足利市「あしかがフラワーパーク」。
 
曇りがちどころか、豪雨にも頻繁に見舞われたこの連休、
奇跡のように安定した晴天に恵まれて、昨日満を持して足を運びました。
(というのも、たいへんな賑わいのこの名園には、連休の狭間の平日にと毎年決めていましたが、
 5月1日、「宝の庭」のあとにたいへんな大雨に祟られて諦めざるを得ませんでした) 
 
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「世界が息を呑んだ美しさ」と謳われる豪華絢爛たる秀逸の花園。
総面積600畳といわれる天然記念物の大藤を初めとする、
艶やかな錦を雲海のごとく織り成した別天地。
圧巻と表すしかもうことばの術がありません。

もう10年以上、藤の季節だけでも少なくとも2回は訪れ、
決して色褪せることなく心を魅了しつづける奇跡のような花彩美。
ことばを失うほどの至福というものがこの世にあるのだと、
此処に立つたびに改めて感じます。
 
 
東北自動車道の佐野藤岡インターからさほど距離はないものの、
新幹線や空港なども含めた立地条件から考えると、
国内のみならず、海の外からも、一日に何千、何万もの方が足を運ぶというのは、
いかにこの百花繚乱の別天地が、人々の心をひきつけてやまない証明かもしれません。
 
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藤の美しさもさることながら、つつじもまさに最盛期。
陽光を受けて輝く新緑との競演に、あふれる深く強い生命の力。
そして、流麗な藤の木々たちの足元を、鮮やかに、ときにやわらかに彩る姿、
どれほどの宝石をこの地に積み上げたとしても、決して敵わないでしょう。
 
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連日の雨の影響もあり、昨日は天気の回復を待ちかねたかのように、
これまで見たこともないほどの、大勢の同志・お花見客の方々。
人ごみがかなり苦手な私には、少々きついかも、と一瞬不安がよぎりました。
 
それでも、この空間にいったん身を投じると、
どれほど人波があふれかえろうと、
ひとところに留まって花たちを眺めていられないほどの状況になろうとも、
何の苦にもならないのが、この花々の信じがたい力。
 
明日からはさすがに仕事に戻りますが、この長い休みの締めくくりに、
最高の宝物を天から、地から戴くことができました。
その至福と記憶が決して色褪せてしまわないように大切にして、
日々の生活の中でも心に留め置いておきたいと思います。
 

ますます花房を伸ばして壮麗な美しさを増す大藤に、
昨日見頃初めだった白藤と、藤の季節を締めくくる金色の「きばな藤」が競演し、
あしかがフラワーパークの花の宴はまだまだこれからです***
 

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開設日: 2006/3/27(月)


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